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9話

「疲れたな」


オイラはチワワだもん


あまり、頭はよくないんだよ


「ごめんね。一気に詰め込んじゃって」


いいさ


「でも、色々なことが分かって、本当に良かったと思ってます。結希さん、本当にありがとう」


オイラはお礼を言う


チワワだって、それぐらいできるさ


「はにゃー、そう言われるとテレます。これで授業は終わりじゃないので、もっと一緒にお勉強しましょう」


うん


レネゲイドビーイングってヤツも気になるし


「気分転換もかねて、これを食べて」


そう言って、銀色の皿を差し出してきた


中に茶色くて小さいな丸っぽいものが入ってる


「これは……」


「ドッグフードよ。イヌの食べ物。見たことなかった?」


今まで、人間のゴミをあさったりしていたからな


「おいしいと思うから、食べてみてよ」


「分かったよ」


オイラは恐る恐る、皿に口を近づける


ガリ


固い感触がして、オイラの牙がそれを砕いた


「どう?」


そんなにおいしくない


でも、そう言ったら結希さんが傷つきそうだからなあ


「とってもおいしいよ」


オイラは作り笑顔で、そう言った


「喜んでもらえてよかった」

冗談抜きで、Aオーヴァードが何を食べてるか気になります


FHのセルに所属してるヤツだっているでしょうし


食べ物が悪かったら、それで縁が切れそうな気もしますしね

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