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ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待って。は?何?
僕はかなりテンパりながら走って家に引き返した。
ドアを乱暴に開ける。
「おい、ばあちゃん!なんで今日は僕の見た目に文句言わんかった?!」
「はぁ?だっていつもと同じじゃない…あ、あんたカツラとったらいかんでしょ?先生に怒られるじゃないの?」
僕はそれを聞いて安心した。
「あぁだよな。制服も気に入らんだろ?」
ばあちゃんは意味不明そうな顔をしている。
「そりゃあ気に入らんよ。でも言っても治らんじゃない。どうしたの急に。」
僕は今日から液体鏡で、そこに写った自分が普通で、急いで戻ってきたことを説明する文言を考えて、やっぱりやめて
「なんもないわ。」
と言って、また玄関を出た。
「いってらっしゃい」
というばあちゃんの声がした。




