21層・歓迎の宴
≪暴食の塔:第21階層≫
第21階層へ足を踏み入れたその瞬間、私は第20階層までの道のりが、いかに生温いチュートリアルに過ぎなかったのかを肌身をもって思い知らされることになった。
明らかに、空間を満たす空気の密度が違っていた。
噎せ返るような甘ったるい匂いは相変わらず鼻腔をくすぐり、壁には精巧な菓子や肉、果実を模した色鮮やかな装飾がこれ見よがしに並んでいる。足元の床も、どこかふかふかとしたビスケットを思わせる柔らかそうな色合いをしているというのに、そこに漂う殺気めいた気配だけが、先ほどまでとは明確に異質なものへと変貌していたのだ。
第10階層までの敵は、ただ本能のままにこちらへ向かってくるだけの、言わば力任せの獣たちだった。
そして第20階層までの敵も、奇妙な演出や嫌らしい癖を持つ魔物こそ混じっていたが、それでも事前に調べた攻略情報の範囲内にきっちりと収まる動きしか見せなかった。
だが、ここから先は根本的な何かが違う。
「――来ます☆」
ミルキーが鋭い警告を発して、利き手である右手の盾を構えたその瞬間、私たちの頭上から、シャンデリアの一部だった巨大な飴細工の槍が音もなく降ってきた。
その鋭利な切っ先が狙っていたのは、ヘイトを集めているはずの前衛の私でも、盾役として前線に立つミルキーでもなく、あろうことか後衛で魔法の準備をしていたミーナだったのだ。
「っ、狙いは私ですか!」
ミーナが咄嗟の判断で真横へと跳躍して躱すと、ビスケットの床に深々と突き刺さった飴の槍が、ガラスが割れるような甲高い音を立てて粉々に砕け散った。
ただ砕けただけではない。無数に散らばったその鋭い破片が、細かな散弾のように四方八方へと弾け飛んだのだ。
「骨兵、ミーナの盾に!」
私が声を張り上げるよりも早く、あらかじめ待機させていた骨兵たちが自らの意思を持つかのようにミーナの盾として飛び出していた。
無数の飴の破片が骨の盾へと容赦なく叩きつけられ、耐えきれなくなった数体の骨兵がその場でガラガラと崩れ落ち、光の粒子となって消えていく。
彼らはあくまでゲーム上の召喚体であり、MPさえあれば再召喚できる。
それは頭では十分に分かっているはずなのに、ミーナを庇って健気に散っていく骨兵たちの姿を見るたび、私の胸の奥にはチクリとした小さな引っかかりが残ってしまう。
「リエラさんありがとう、すぐに態勢を立て直します!」
ミーナが素早く立ち上がり、杖を力強く振り上げて反撃の炎弾を放つ。
だが、周囲を取り囲んでいた菓子兵の群れは、まるでその魔法が来るタイミングを秒単位で知っていたかのように、一糸乱れぬ動きで左右へ散開した。
「完全に読まれています☆」
ミルキーの焦燥を含んだ声が飛ぶ。
直撃を免れた炎弾は菓子兵の群れを掠めただけで、致命打には至らない。それどころか、魔法を撃ち終えたミーナの硬直を狙うように、今度は床下からドロリとしたクリーム状の腕が不気味に伸び、彼女の足元を絡め取ろうと迫ってきた。
「トビー・トミー! 出番!」
私の呼びかけに応じ、影の中から小柄なゴブリンが勢いよく飛び出した。
ネームド・ゴブリン、トビー・トミー。
こういう時に限って妙に得意げな顔をしているのが腹立たしいが、その動き自体は頼もしい。
トビー・トミーはクリームの腕へ飛びつくと、手にした短剣を大げさなくらい振り回し、ベタつく腕を必死に切り裂いていく。
「そこだそこだー! 俺様に絡みつこうなんざ100年早いぜ!」
「絡まれてるのミーナだからね!?」
緊迫した戦場に似つかわしくないやり取りが一瞬だけ挟まる。
――そして、その一瞬。
それまでこちらの行動へ寸分違わず対処していた菓子兵たちが、僅かに判断を迷ったように動きを止めた。
敵の対応が、明らかに遅れた。
当然だ。
トビー・トミーは、第20階層のリトグラとの戦闘では使っていない。
あいつが直接観察したデータの中には、まだ存在していない手札だった。
その僅かな隙を突いてネネがミーナの腕を引いて安全圏へと引っ張り出し、さらに追撃として飛来した飴弾の雨を、ミルキーが右手の盾の角度を細かく変えながら正確に弾き落とした。
4人の連携そのものは、決して崩れていない。
むしろ、これまで通り一瞬の迷いもなく正確に動けているとさえ言える。
それでも、敵の攻撃は明らかにこちらの嫌がるポイントを、針の穴を通すような正確さで突いてきていた。
「……いくらなんでも、ミーナ狙いが露骨すぎる」
私は骨剣を強く握り直しながら、忌々しげに呟いた。
「私たちの火力の起点であるミーナさんを、最優先で潰しに来ていますね☆」
「それだけではありません」
ミルキーの冷静な分析に、ミーナが床のクリームを杖の残り火で焼き払いながら、悔しそうに唇を噛んで言葉を続ける。
「私が魔法を撃つタイミング、リエラさんが骨兵を盾に出すタイミング、ネネさんが回避行動で横へ抜ける癖、そしてミルキーさんが敵の攻撃を受け流した後に踏み込む角度。その全部を、向こうは完全に把握した上で少しずつ潰しに来ています」
「やっぱり、あの第20階層のボスだったリトグラの仕業か」
ネネが心底嫌そうに、チッと舌打ちするように言った。
第20階層守護者、リトルグラトニー。
あの少女は、最初から私たちを倒そうとしてなどいなかったのだ。
ただじっと見て、私たちの限界を測り、戦術と癖を覚えていた。そして、その戦闘データは間違いなくこの『上の階層』へと送られている。
まるで、この塔に巣食う魔物全体に、リトグラの冷たい観察眼が神経網のように張り巡らされているかのようだった。
◇
第22階層。第23階層。第24階層。
上へ進めば進むほど、戦闘は真綿で首を絞められるように少しずつ厳しさを増していった。
決して、私たちに勝てないわけではないのだ。
こちらには、攻防一体のヴァルキリースタイルを極めたミルキーがいて、神速の斥候であるネネがいて、規格外の火力を持つミーナがいる。そして、前線と召喚を自在に操る私もいる。
4人の連携は依然として崩れていないし、戦力としてはこれ以上ないほど十分に揃っている。
だが、敵は初めから『自分が負けること』を前提としたような、ひどく嫌らしい動きを徹底してきた。
例えば、こちらの骨兵の数を削ることだけを目的に、自爆覚悟で突っ込んでくる無数の菓子兵。
例えば、ミーナの大魔法の詠唱を一拍だけ遅らせるためだけに、物陰から顔を出しては引っ込むゼリー型の魔物。
例えば、ネネが機動力を活かして抜けようとするルートを、ほんの一瞬だけ塞ぐために自壊して壁を作るキャンディ。
その1つ1つの妨害は大した脅威ではない。
けれど、それが何十、何百と積み重なっていく。
彼らが削りに来ているのは、私たちのHPといった目に見える体力ではない。プレイヤー自身の集中力や、召喚に必要なリソース、そしてコンマ数秒の判断力を、泥沼のように少しずつ鈍らせようとしているのだ。
「ゴブリン部隊、右の通路を塞いで! トビー・トミー、指揮お願い!」
「任されたぁ! 野郎ども、リエラ様にカッコいいところ見せるぞー!」
私の指示を受け、トビー・トミーを先頭にゴブリン部隊が敵の増援を食い止めるため通路の脇へ走る。
しかし、彼らが配置についたまさにその瞬間、足元のビスケットの模様が淡い魔法の光を放った。
「まずいリエラちゃん、そこ罠だよ!」
ネネが鋭く叫んだ次の瞬間、床から一気に伸びた強固な飴細工の檻がゴブリン部隊を閉じ込めた。
「へっ?」
トビー・トミーが間の抜けた声を上げる。
直後、頭上から巨大なチョコレートの塊が落下した。
「ちょ、ちょっと待――!」
ズンッ、と重い衝撃音。
光が弾け、ゴブリン部隊の姿が一斉に消える。
「トビー・トミィィィィ!?」
思わず叫んでしまったが、ネームド召喚獣だ。MPさえあれば再召喚できる。
分かっている。
分かっているのだが、最後の声があまりにも間抜けだったので別の意味で胸が痛い。
「……私の召喚のタイミングまで、完全に読んでくるってわけ」
笑っている場合ではない。
自らの判断を完全に逆手に取られた苛立ちが混ざり、私の声は自分でも驚くほど低く沈んでいた。
「いえ、違います」
ミーナが、息を弾ませながらも即座に否定する。
「第21階層で初めてトビー・トミーさんを出した時、敵の対応は明らかに遅れていました。リトグラは、彼の戦い方を知らなかったはずです」
「……じゃあ、今のこれは?」
「塔は、リトグラから受け取ったデータだけで動いているわけではありませんね」
ミーナが険しい目で周囲を見渡す。
「私たちがこの階層を進んでいる今この瞬間も、戦い方を観察して、情報を追加しているんです」
ぞわり、と背筋が冷たくなる。
リトグラがしたのは、完成した攻略本を上の階層へ渡すことではない。
あれは、最初のページを作っただけなのだ。
その後も塔そのものが私達を観察し、新しい手札を切れば覚え、対処法を見つけ、次の戦闘へ反映している。
だから、第21階層では通用したトビー・トミーが、第24階層ではもう罠にはめられる。
「趣味悪すぎない……?」
「学習型の自動生成ダンジョン……という説明だけなら聞こえはいいですけどね」
ネネも珍しく笑っていなかった。
「実際に相手にすると、最悪だよ。こっちが工夫すればするほど、その工夫そのものが次から使えなくなる」
「リエラさん、被害を抑えるために無理に召喚数を増やさないでください」
ミーナが短く進言する。
「分かってる。でも、敵がミーナばかりを狙ってくるなら、壁の数を増やすしかないじゃない!」
「私のことは大丈夫です!」
「全然大丈夫じゃないから、ずっと執拗に狙われてるんでしょう!」
私がきつく言い返すと、ミーナは反論を飲み込むように一瞬だけ口を真一文字に結んだ。
しかし、そんな私たちの僅かな言い争いの隙すらも、塔は見逃してはくれない。
天井の死角から、新たな菓子兵の群れが雨のように降ってくる。
ネネが即座に走り込んで陣形を整え、ミルキーが右手の盾で攻撃を受け流し、私が新たな骨兵を強引に割り込ませて、ミーナが最小限の魔力消費に抑えた魔法でそれらを焼き払う。
勝ってはいるのだ。
だが、あの第20階層までのような、流れるような無双状態では決してない。
塔が、こちらを完全に理解し始めている。
いや、違う。
塔は『知っている』上に、今も『学び続けている』のだ。
リトグラが見たものを土台にして。
私達が新しい困難に対してどのように戦い、どのように足掻くのかを、一戦ごとに取り込んでいる。
◇
長かった第29階層をようやく抜けた時、私たちの間では誰1人としていつものような軽口を叩く余裕はなくなっていた。
HPもMPも、ステータス上はまだ十分に保たれている。
ポーションなどの回復アイテムも温存できているし、パーティに致命的な大きな損害もない。
それでも、私達を包む空気は鉛のように重かった。
敵の個々のステータスが飛躍的に強くなったというより、私たちの持っている強みを、1つずつ巧妙に使いづらくされているという閉塞感がひどく気持ち悪いのだ。
塔が攻撃してきているのは、アバターの身体だけではない。
トッププレイヤー同士の連携そのもの。
そして、互いを信じ合う信頼そのもの。
私達が長い時間をかけて積み上げてきた戦い方の隙間に、見えない甘い毒をじわじわと流し込まれているような、そんな悍ましい感覚だった。
「――第30階層です☆」
巨大な石扉の前で、ミルキーが静かに足を止めた。
振り返った彼女の声には、これまでの消耗を感じさせない、プロの攻略班としての落ち着きが完全に戻っていた。
「ここから先のボス戦は、第20階層までのチュートリアルとは完全に別物と考えた方がいいでしょう☆」
「大賛成。さすがにここからは、遊びなしのガチモードだね」
ネネが両手の短剣をくるりと回してしっかりと握り直し、鋭い眼光で扉を見据える。
「ミーナ」
私は後ろを振り返り、相棒の名を呼んだ。
「あまり無理しないでね」
「リエラさんこそ、無理しないでくださいね」
即座に返ってきた強気な言葉に、私は思わず肩の力を抜いて少しだけ笑ってしまった。
そうだ。今さら『無理をするな』と言い聞かせたところで、ここにいる面子は必要とあらば、全員が迷わず限界を超えて動くような連中なのだ。
なら、私がやるべきことはたった1つ。
たとえ全員が限界を超えて無理をしたとしても、決して崩れない強固な陣形と形を作ること。
そして、もう1つ。
ここまで意図的に温存してきた、『塔がまだ戦い方を知らない手札』を切ることだ。
ベルナデッタ。
エルーサ。
リトグラ戦では呼ばなかった。
第21階層以降も、塔に学習されることを警戒して1度も召喚していない。
この2人だけは、まだ敵に戦闘データを渡していない。
「……2人には、扉を開けてから出てもらう」
私が呟くと、ミーナが意図を察して小さく頷いた。
「戦う姿を見せる時間を、可能な限り短くするんですね」
「うん。どこまで意味があるか分からないけど、少なくとも過去の戦闘データから対策されることはない」
「いいと思うよ」
ネネも賛同し、ミルキーが右手の盾を構え直す。
「切り札は、最後まで見せない方が強いですからね☆」
私は深く息を吐き出した。
重厚な扉が、地鳴りのような音を立てて開かれた。
≪暴食の塔:第30階層≫
姿を現した第30階層の巨大な闘技場は、これまでの甘くメルヘンチックな菓子細工の世界とは、まるで次元の違う光景だった。
そこにあったのは、巨大な『肉の宴』を思わせる荒々しい空間。
剥き出しの壁には巨大な獣の焼き骨がこれ見よがしに飾られ、床には深い赤を基調とした重厚な絨毯が敷き詰められている。
そして闘技場の中央には、荒々しく削り出された巨大な木製の玉座が鎮座していた。
その玉座から、ズシリと重い音を立てて、途方もない巨体がゆっくりと立ち上がる。
オーク系統の魔物。
だが、そこらの雑兵とは明らかに格が違う。
5メートルを超える全身を傷だらけの分厚い重装鎧で覆い尽くし、右手には大木を思わせる巨大な戦斧、左手には人間の身長ほどもある鋼鉄の盾を持った、強大なオークジェネラルだった。
その圧倒的な威容を見た瞬間、私の胸の奥底に、かつて味わった感覚がフラッシュバックした。
レアルタ卒業の壁として挑んだ、あのオークダンジョン。
レベル50台だった頃の私が、軍勢を相手に必死で戦い、その最奥で対峙したオークジェネラル。
まだ今ほどスキルも眷属も揃っておらず、ただ必死に泥臭く喰らいつきながら突破した、あの頃の生々しい感覚。
目の前に立つ存在は、かつて戦ったオークジェネラルをそのまま何段階も上の存在へと鍛え上げ、今の私達を倒すためだけに再構築したような姿をしていた。
≪第30階層守護者:暴食の将軍オルグラン≫
空間に赤黒いシステムメッセージが浮かび上がる。
オークジェネラル――オルグランは、小さな羽虫でも見るかのようにこちらを見下ろしながら、その巨大な戦斧をゆっくりと頭上へ持ち上げた。
その爛々と輝く双眸に、あの第20階層のリトグラが見せていたような無邪気で気味の悪い余裕は一切ない。
そこにあるのは、ひたすらに純粋で圧倒的な『戦意』のみ。
こちらの持つ戦術と連携をリトグラから伝えられ、その後の階層でも学習を重ねた上で、その全てを力で捻じ伏せ、完全に踏み潰してやろうという明確な敵意だった。
「――来ます☆」
ミルキーが低く腰を落とし、利き手である右手の盾を構える。
ネネが両手の短剣を逆手に持ち、いつでも飛び出せるように姿勢を深く沈み込ませる。
ミーナが掲げた杖の先端に、今までで最も熱く激しい炎が灯る。
私はその瞬間を待っていた。
オルグランの視線が、私達4人の配置を確認する。
知っている。
そう言わんばかりの目。
リエラは前へ出て召喚を展開する。
ミーナは後方から火力を叩き込む。
ネネは死角へ回り込む。
ミルキーは右手の盾で攻撃を受け流し、左手の剣へ繋ぐ。
トビー・トミーを含めたゴブリン召喚の使い方も、すでに第21階層以降で学習されている。
おそらく、ここまでの手札はすべて読まれている。
だからこそ。
「出番だよ――ベルナデッタ」
真紅の光が、私の足元から一気に噴き上がった。
オルグランの目が、初めて僅かに動く。
「頼むわ――エルーサ」
続けて、泥濘を思わせる深い影と淡い聖光が重なり合う。
2つの光の中から、ゆっくりと頼もしい眷属たちの輪郭が形を取っていった。
身の丈ほどもある大剣を軽々と肩に担ぎ、深紅の鎧を纏った『真紅の騎士』ベルナデッタ。
そして、大人の胸元にも届かないほど小柄な身体に、戦場の泥を思わせる修道服を纏い、古びた杖を両手で静かに抱えた『泥濘の聖女』エルーサ。
2人は、召喚されるなり迷うことなく持ち場へ動いた。
ベルナデッタはミーナを守る位置へ。
エルーサは私達全員を支援できる後方へ。
何度も共に戦ってきた、いつもの配置。
だが、塔にとっては初めて見る陣形だ。
ベルナデッタが大剣の切っ先を火花を散らしながら床へ滑らせる。
エルーサが古びた杖を胸元に掲げると、慈愛に満ちた祈りが淡く温かな光となって私たちの身体を包み込み、回復と支援の術式が展開された。
「主の往く道、私が切り開きましょう」
「皆様の回復と浄化は、すべてこの私にお任せください」
その言葉が、どれほど頼もしいことか。
オルグランが、初めて私達を値踏みするように視線を動かした。
リトグラから渡された情報にもない。
第21階層から第29階層までの観察記録にもない。
真紅の騎士と、泥濘の聖女。
少なくとも今この瞬間だけは、塔の攻略情報の外側にいる2人だ。
「みんな、最初から一切の出し惜しみなし! 本気で行くよ!」
私の号令と同時、オルグランの巨大な戦斧が空気を裂いて振り下ろされる。
闘技場の床が爆発したかのように砕け散る凄まじい衝撃音と共に、私たちの限界を試す第30階層の死闘の火蓋が、ついに切られた。




