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【3話:頑張った成果】

ちょっと体調崩してました。自由です。これから2章完結まで毎日23時に更新します。

見てる人いてくれるかわからないけど、一応宣言しますw

怒られたら、当初の宣言通りですが、報告はします。

ヒナのバースデーイベント当日、店内は開店早々から賑わいを見せ、席はあっという間に埋まっていった。ヒナのアイデアで飾り付けられた華やかな装飾が、まるで魔法のようにお客様を引き寄せた。

「こんなに早く席が埋まるなんて…!」

カノンはSNSでの告知を積極的に行っていたが、開始前から反響の大きさに驚いていた。お客様たちは次々と店に足を運び、ヒナのイベントに期待の声を上げていた。

「すごいね、ヒナ!こんなに多くの人が集まるなんて!」

ミユが興奮してヒナに声をかける。ヒナはにっこり笑いながらも、まだ気を引き締めていた。

「でも、これからだよ。最後の歌で、もっと盛り上げなきゃ!」

ヒナは自分の得意な歌をイベントの目玉として披露することにしていた。それが本当の挑戦であり、完璧に歌い上げることで、このイベントの成功が決まると彼女は信じていた。

そして、ついにその瞬間が訪れた。ヒナはステージに立ち、マイクを手にした瞬間、会場は静まり返り、全員が彼女に注目した。

「今日は本当にありがとう!最後に、私の歌をみんなに届けたいと思います!」

ヒナがそう言って、マイクを握りしめると、歌い始めた。その歌声は、過去に配信で披露したものとは全く違い、ライブならではの力強さと感情が込められていた。ヒナの歌は、会場の空気を一気に変え、聴衆を引き込んでいった。

お客様たちはその歌に心を打たれ、誰も席を立つことなく、最後までヒナの歌声に耳を傾けた。ヒナが歌い終わると、会場から大きな拍手が湧き上がり、熱気が一気に広がった。

その光景を見守るレナは、最初こそヒナの成長をどうしても認めたくない気持ちがあったが、今はその考えが完全に変わっていた。売上は昨年を2割ほど上回り、客数は1.5倍、過去最高の来客数を記録した。

「…やってくれたな。」

レナは心の中で呟いた。ヒナの努力と情熱が実を結び、これまでの自分の嫌悪感が消え去っていくのを感じた。ヒナの成長に対する苛立ちも、どんどんと薄れていった。

「…結果出せる子って、やっぱ必要だわ。」

レナは、静かに心の中で思った。もう敵意を持つことはなくなった。むしろ、ヒナに対して、「来年は、もっと。」と願う気持ちが湧いてきた。そして、ヒナに対して感謝の気持ちがあふれる。

イベントが終わり、ヒナがレナに近づいてきた。

「レナさん、ありがとう!協力してくれて。いいイベントができた!」

ヒナは笑顔で言った。その言葉を受けて、レナは少しだけ苦笑しながらも、しっかりと答える。

「ありがとう、ヒナ。あなたの頑張りの成果だよ。これからはヒナがみんなの目標になる。来年は、もっとすごいの期待してるよ。」

その言葉を聞いたヒナは、目を輝かせて言った。

「私、頑張る!レナさん、来年もよろしくね!」

二人は互いに微笑み合い、心からの感謝と誓いを交わすことができた。ヒナの成長を見守ることで、レナは自分のプライドより、仲間として共に未来を切り開く決意を固めた。そして、二人の間には確かな絆が生まれ、今後の店舗の成長に向けて一緒に歩んでいくことを誓った。


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