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シルバーフェニックス戦記 ~護るべきものは~  作者: 夏八木 瀬莉乃
第九章 大陸の秘密
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8-2 メッセージ

 

『姉さん!』「水の貴族」トップのジェシーが立ち上がる。


『シンシアじゃないか! なんてことだ!』驚きを隠せず、困惑する「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵。『人間の世界にいるというのに、なぜみんな元の姿でいるんだ? 危険じゃないか!』


『これはCGか? AIか? いずれにしても現実ではないだろう?』困惑する「土の貴族」サードのタンデルチェスト子爵。


『エミア。本当にシンシアが映っているのか?』「風の貴族」トップのファルークが聞くと『ええ。彼女よ』


「すげえ。本物のシルバーフェニックスの女性だ……」目を丸くするオルト。「初めて見た……」 


 映像のシンシアが歩きなが説明を始める。


『私はこの大陸のある場所で救出され、この施設に来ました。そして体力が回復した後、この施設の責任者として救出されてきた仲間のケアをしてほしいと、組織の責任者であるアディに依頼され、今に至ります』


『ショウが姉さんを助けてくれたんですよね?』

「みんなで助けたんだ」


『それでは、これから施設内をご案内します。その前に、撮影してくれているのは、「ルーチス レイト(鏡の精霊)」のミランドです。彼女が「イータル ヴェンティ(風の精霊)」たちと一緒に私を迎えに来てくれて、一緒にこの施設まで来てくれただけでなく、ずっと傍にいてくれたので、ここまで回復することができました。ミランド、手を振ってあげて』


 すると、彼女の左手が出てきて手を振る。


 その後、シンシアの案内で、各部屋で治療を受けている救出者の映像が続いていく。


 救出されてきたばかりのときは一名ごとに担当が付き、付きっきりで体調を見ている部屋が映り、その後、部屋が変わるごとに養生している彼らが元気になっていく様子が映しだされる。


 最後に、体力が回復し、今度この大陸から脱出することが決まって、準備を進めている彼らがいる部屋が映る。


『彼らはこの大陸から脱出した後、組織の支部の保護施設へ移動し、その後、グループの保護施設へ移動します』


『グループの保護施設に?』「水の貴族」トップのジェシーが呟くと『私たちのグループも各所に拠点を作ってるので、そこへ移動してもらってるんだよ』グループのボスであるキルシュが説明する。


『それでは、最終的に、グループへ移動するルートが確立されているんですね?』「風の貴族」トップのファルークが確認するので『そうだ』グループのボスのキルシュが答える。『ショウ君たちが送り出してくれた第一陣は、全員、グループの施設に移動してきたよ』


「そうですか。それは良かった」


「とりあえず、この大陸から渡った先は問題ないね」とラルが言うので『大陸内では何か問題が起きてるのかね?』心配する「風の貴族」セカンドのホッフマイスター侯爵。


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