39話 赤竜 序章
とある廃墟の床に突如として光り輝く魔法陣が現れた。
瞬く間に一人、また一人とそこから人が現れる。
人間族、精霊族のエルフ、ドワーフ、獣人族の兎人、龍人そして、我らがリーダーにして白虎。
ミキ・シラサギが率いるPT。《アハト・フリューゲル(八翼)》
ここは前回にも使ったサンシャインから少し離れた廃墟である。
魔導具:自由世界【アーティファクト】を人気があるところの使用は現段階、無理である。
早く堂々と使える日が来ることを祈るばかりである。
全員の装備のメンテンナンスもオラクルのおかげで無事終わり、今回のサウスマリンでの戦闘のメインディッシュであろう魔物。
オラクルのクエストの手伝いの最大の敵であり、レーバテインを造るのに欠かせない素材の持ち主。
レッドドラゴンとの戦闘にやって来たのである。
「オラクル、レッドドラゴンの住処までの道案内はお願いね」
「OKだ。レッドドラゴンは【火山-ボルケーノ】を住処にしているのは知ってるな。標高は7777m。その4000mくらいの所に奴はいる。2000mくらいにはグリフォンがいる。そして、頂上には世界に4つしか存在しない【A】ランクダンジョンの1つ、【焔龍の社】の入り口がある。つまり、今回は標高4000mまで行くことになる。空気も地上の80%くらいになるから気を付けないと酸欠になりかねないから注意しろよ!」
登山は人生初体験であるが、今の私たちのステータスなら特に問題はないだろう。酸素濃度だけはどうしようもないのでそこだけが留意点である。途中でグリフォンとも戦闘になりそうなので、その時にあれの使用も考えておこう。
まずは何より、火山-ボルケーノまで移動である。馬をサンシャインで人数分見繕い、早々に出立した。
それ以外のものは、王都で揃えて来たから問題なし。
「オラクル殿、ボルケーノまでここからどれくらいなのだ?」
「そうだなぁ~。馬で休み休み、野宿もしながらで、約10日ってとこだな。距離でいうと、1000kmってとこだ!」
案外遠かったw
馬も1日に100kmも走るとさすがに疲れるので仕方ない。それに、今いるのは夏の大陸。昼間の気温が半端ない。
今日も、予定距離を馬も頑張って走ってくれたとこで、時間も夕暮れと良い時間である。周りを見渡し、野宿に適したところを探す。少し先に、少し木々が生えている所を発見した。俗にいう、オアシスですね。小さいながら、池の様な湖もある。
そこに私たちは、土魔法を駆使して簡易的な1軒屋を建てた。あと、いつも通りお風呂も作りましたとも。
これと同じことを10日繰り返しつつ、たまに遭遇した魔物も狩りつつ、目的地の入り口。火山-ボルケーノの麓の街、【マグナリア】に到着である。
次回投稿:未定(6月中には・・・・




