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転生してケモミミ娘魔法剣士になりました~双刀乱舞~  作者: けもみみフサフサ
第二章 クルスタリア武闘大会編
18/44

16話 武闘大会中の日常

16話目です。


予選を無事通過し、本選へと駒を進めた私。

今は会場を後にし、冒険者ギルドに向かっている。メンバーと合流するためだ。

ギルドの扉を開けると・・・


「お姉さま、決勝トーナメント出場おめでとうございます」バフッ!


セナが抱き着いてきた。ハイネとメルルも、その後ろで手を振っている。


「ありがとう、みんな」(ニッコリ


仲間に笑顔で答えてあげる。


「それにしても、まさか《氷槍ひょうそう》のヴァイスさんを倒すとは、思ってもみませんでした。


「 ? 。ハイネ、何その氷槍って?」


「強者に与えられる二つ名ですよ。ヴァイスさんは、水魔法を得意とし、それを槍に纏わせて闘う戦闘スタイルです。それに槍も魔槍レベルですし。第118回武闘大会に優勝した時に、国王さまから二つ名を与えられたそうです」

「そんな人にミキさん、勝っちゃったんですよ。驚くのも当然でしょう」


「ははっ、結構危なかったけどね」

「んっ、ちょっとセナくすぐったい。脇を撫でないで!こら、やめなさい。」


セナは通常運転の様だw

しかし、明日からが大変である。ヴァイスとの交換条件を果たすために。

それもみんなに、言っておかないといけないな!


「ねぇ、みんなに聞いてほしい事があるんだけど!?」


「「「何ですか?」」」


「実は、PTメンバーにヴァイスさんを誘ってて!加入条件として、私が大会に『優勝しろ』って言われてるんだけど・・・・みんなは、いいかな?」


「「「・・・・・マジ!」」」


みんな、ヴァイスがメンバーになるかも!っと言うことに、口が開っきぱなしである。


そのあと、時間もまだ余裕があるのでダンジョンに向かことにした。

———————————————————————————————————

討伐クエスト

・ランク【C】PTクエスト

・依頼内容:ミノタウロス討伐

・報酬:1体につき5,000リル

・数量:制限なし

・備考:王都【放牧の迷宮】の7~9層に出現する。

    素材は【買い取りカウンター】で売却可能。

    破損がひどいものは買い取り不可。

———————————————————————————————————

今日は【放牧の迷宮】第7階層から潜ることになっている。

この1か月の間は、4~6階層をずっとループして狩っていたので、今日初めて7層に潜る。話によると、ミノタウロスから一気に難易度が上がるらしい。


「シャドームーブ」


7階層の入口の影はマーキング済み、ササッと目的地へジャンプ。

テレビとかでよくある、場所から場所へ移動する際の動画編集の如くww


―ステータス―


名称:ミノタウロス

Lv :45

種族:魔物


HP:8,300/8,300

MP:1,000/1,000


ATK:2,000(+2,400)

DEF:2,500

INT:100

SPD:1,000


~スキル~

・我流斧術:中級


3体と出くわした。いきなりレベル跳ね上がったなぁ~。

武器はアダマンタインの斧だ。防具はないのに、この防御力。

毛に覆われた表皮が硬いのだろう。ハイネの守りが重要だな。


「ハイネ、とりあえず1体だけ残す。それ相手に訓練して。これからも強い魔物と闘うのに、此奴から守りきれないと話にならない」


「了解した!」


「メルルはいつも通り、ハイネに治癒魔法を重視。セナは私が闘うサポートを」


「オッケー!」「はい、お姉さま」


ハイネが1体引き付けた所で、私とセナの連携で2体のミノタウロスを翻弄し、頭を胴体から斬り離す。そのあとは、ハイネが倒すまで周囲の警戒だ。


私が戦闘時、みんなをカバーできない時が必ず来る。

ハイネには、セナやメルルを守ってもらわないといけない。そこにもう一人の攻撃役として、ヴァイスを誘ったのである。欲を言うと守護騎士も、もう一人ほしいのだがな・・・・


今後のPTメンバーの人員の構想をしていたら、残りのミノタウロスも倒れた。

どうやら上手く捌けたようだ。解体と回収をみんなに任せ、警戒続行。

今日の夕方まで、ひたすらミノタウロス祭りで終わった。


買い物から宿に戻る途中、道端で見知った背中が見えた。


「ヴァイスさぁ~ん」


「んっ?おぉ~、ミキ殿ではないか!某に何か用か?」


「身体はもういいんですか?その・・・かなりあれだったはずなんですが!」


「君が治癒魔法で、ほとんど回復させてくれていたのでな。すぐに動けたよ」


「そうですか、よかったです。実はですね!」

「これからメンバーと夕食なんですけど、一緒にどうですか?メニューはBBQです」


「某は特に用事もないので構わんが、良いのか?」


「では、行きましょう」


腕を引っ張って、連行していく。

宿泊している宿に着くと、中庭でメンバーが準備をしていた。

あっ、ちゃんと宿の主人には許可取りましたよ!(。◕ˇдˇ◕。)/


「ただいま~、野菜とか買ってきたよぉ~」


「「「おかえ・・・・・・・り!!!」」」


みんながいつもの如くハモって挨拶と、驚きを返してくれる。

ほんと仲のいい自慢のメンバーだよ、ホントにwww

驚きの原因は、私がヴァイスを連れて来たことなのは言うまでもない。


「途中で会ったから、連れて来ちゃった!」(。・ ω<)ゞてへぺろ


「お初にお目にかかる。某はヴァイス。以後、お見知りおきを!」


「初めまして、守護騎士のハイネです」

「弓術師のセナです」「治癒術師のメルルだよ!」


3人がヴァイスに自己紹介をしたところで夕食を始める。

食材のお肉は、さっき狩っていたミノタウロスの柔らかい部位。

赤ワインと蜂蜜を混ぜたソースに付け込んでおいたので、更に極上の柔らかさになっている。


お酒も用意していたので、程よくみんなの顔が赤い。

私は明日もあるので、飲んではいないが・・・・正直、飲みたい(くそぉ~!



「ミキ殿は料理も出来るのだな。しかも、うまい」


「お姉さまの作るご飯、どれもおいしんですよ~」


いつの間にか私の料理の褒めあい合戦になっている。何気に照れる。(〃▽〃)ポッ

私は焼く前のお肉に、ひたすら隠し包丁を入れている。

お肉の繊維を斬っておくことで、口の中での触感がかなり違う。

付け込みと相まって、ほぼ溶ける勢いだ。


夕食開始から2時間が過ぎ———


「馳走になった。久しぶりに旨い食事と酒を飲み食べした」


「お粗末様でした」(ペコリ


「明日の試合、頑張れよ!観客席から見てるからな」


「うっ・・・。下手な試合見せられないじゃないですか」


苦笑いする私に礼を言って、ヴァイスは自分の家に帰っていく。


——————————————————


翌日、決勝トーナメント1回戦、第3試合。


―ステータスー


名称:カーラン

Lv :56

性別:男性

年齢:36歳

種族:人族

職種:戦士


冒険者ランク:【A】


武具:ミスリル製の両手剣と重鎧。


魔法はなかったので、腕っぷしだけでここまで上がってきたのだろう。

しかし、態々相手に付き合ってやる事もない。すぐに終わらせよう。


煉獄れんごく


火属性の中範囲攻撃魔法。相手の周囲半径5mの円柱状に、地獄の炎が挙がる。

魔法の効果時間が終わって、選手が黒焦げになって片膝をついていた。

ちゃんと生きてますよ!!

魔法に対抗できるスキルを持っていないので、こればかりはどうしようもない。


「勝者 ミキ・シラサギ選手~~!」


あっという間に1回戦は終わってしまった。ヴァイスほどではなかった。


今日も時間が出来てしまった。


メンバーと合流して、ダンジョンでミノタウロス狩りでもしよう。

そこに、ヴァイスさんがやって来た。


「某も一緒に行こう」


「えっ!でもまだヴァイスさん正式にPT登録してないですよ!」


「それは約束通りだ。ソロで勝手について幾分には構わん」

「それに、加入するかもしれないPTの状況くらいは把握しておきたい」


「分かりました」



【放牧の迷宮】第9階層


ミノタウロスが平均で5体出てくるので、かなりキツイ!私だけなら2~3体同時でも相手できるが、PTとしての動きではない。

ヴァイスさんは後方で、目を皿にしてPTの動きを見ている。


「やはり、ミキ殿の力がずば抜けているな。ハイネ殿も筋は悪くない、寧ろよく一人で耐えている。回復役のメルル殿も状態管理できている。セナ殿の牽制や抑えも機能している。一見、バランス良く見えるが・・・足りないな。あと、壁役兼攻撃役と魔術師がほしい。某が加入して火力が上がっても、壁役と中距離攻撃できる者がほしい。」


見事に正解を言い当てられてしまった。さすがベテラン冒険者は伊達ではない!


「同意見です。遊撃の私は、場合によっては回復なども兼任する事も視野に入れいます。その状況になると、火力が一気に下がってしまいます。敵がハイネに集中する可能性が大きくなりますから」


「ミキ殿も考えている事は同じか」

「ここから下の階層は、保留だな。せめて某が入ってから、侵入した方が良い」


「うっ・・・・更なる優勝へのプレッシャーが」(=´;ω;`=)ニャン


「気負いしすぎるのも良くないぞ。ハッハッハw」


その後は、ギルドでクエストの報告して宿に戻った。

今日の夕食は、宿のご飯なので作らなくていい。久しぶりに米が食べたい。

何処かにあるだろうか・・今度情報集めてみよう。


お風呂にも入ったし、そろそろ寝ま( ˘ω˘ )スヤァ…



連載し始めて10日が経ちました。

色々拙い点が多々あるとは思いますが、これからも精進していきます。

感想などありましたら、お待ちしております。

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