表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
要は強く有れってことでしょ?  作者: 桜忠丸
プロローグ 世界の重なり
PR
74/129

074




【火花咲く火山】

「あっついなぁ、もう……」

無駄に再現された暑さに苦戦しながら新しいマップを進む。

「……溶ける…」

「流石に暑いですね…」

いつもくっついてる二人――氷花と風也のことだ。二人は現実で付き合っているらしい――も流石に離れている。

と、道の奥に宮殿が見えた。

「お、ようやっとか?」

「だといいけどね…」




歩けども歩けども宮殿には着かない…。

どうやら蜃気楼だったらしい。

「まだっすかー…」

『頑張って』

『後少し』

『もうちょっと』

『頑張ってー』

「うひゃっ!!」

いつの間にかそこら中に赤く輝く小鳥がいた。

『こら、旅人の邪魔をしちゃダメだよ』

一際大きな鳥がさらに輝き、思わず目を閉じる。

目を開けた先には、どことなく腕白であることを彷彿させる少年がいた。

『初めまして!!【ビークル】って言うんだ、よろしく』

快活な笑顔でそう自己紹介した。

しかし、どうも違和感が拭えない。

まるで、自分を隠すような物言い。

『宮殿に案内するよ!!着いてきて』

そう言って、彼は空地の腕を取ってずんずんと進んで行く。

「あ、ちょ、待つっすよ!!」

「はぁ、しゃあねぇ、行くぞ」

そうライアが音頭を取り、着いていった時だった。

いきなり、地面が消失した。

『落ちろ、下等な生物が』

目の前にいたのは嘲るように笑った【ビークル】だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ