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要は強く有れってことでしょ?  作者: 桜忠丸
プロローグ 世界の重なり
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【白狼の集落】

先ほど、立て札を通り過ぎた。

つまり、条件は満たした、ということだ。

「いや、なげぇなこりゃ。どんだけあんだよ…」

ライアがぼやく。

すると、それに共感するように風也と氷花が続く。

「確かに少々長いですね…。」

「……風也、迷った?」

「今回僕は先頭を歩いてないんですが…?」

「……風也なら、あり得る」

「「「ブフォッ!?」」」

吹き出してしまった。

…確かに……風也なら、あり得る……ww。

「流石にそれは心外ですよ…」

「ゴメンゴメン、冗談だって」

それに

「迷ってるんじゃなくて、迷わされてるんだから」

ピタリと止まる3人。

空地は一人頷いている。

「そりゃどーいうこったよ?」

「どうもこうもないわよ。あの木、さっきも通ったわよ?」

指を差す。

そこにあるのは普通の一本の木。

「どうしてわかるのですか?」

「だって木の幹にさっき傷突けておいたもの」


事実、木の幹には三本の傷が突いている。

「……三回目?」

「みたいねー。ところで空地」

一人頷いていた空地を呼ぶ。

「なんすか?」

「こういうとき、どうしてた?」

「俺は、空中に話し掛けてたっす」

ドヤ顔で言った空地。

「「「「……え?ちょっ、引くわぁ…」」」」

「…え、なんすかこの空気!!俺完全アウェイ!?なんでっすか!?」

なんでって、そりゃぁ

「胸に手を当ててかんがえればわかるわよ……」

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