045
「がぁぁぁっ、疲れたぁ」
帰り道。
大きく伸びながらぼやく。
「そうだな、今回初めてだったしな」
「協調性なさすぎワロタ」
「お前が言うな」
ガツッ
「あだっ。……何すんのさ」
「失言だったな」
そう言ってクックッと笑うライア。
何というか、ほのぼのとしていた。
「おい」
「んあ?」
「ア゛?」
「ちょ、ライア。それじゃヤンキーだよ」
「おい」
「いや、だから何だよ?」
鬱陶しそうにライアが質問する。
「俺をギルドに入れろ」
「Lv200以下お断り」
「礼儀がなってないからやだ」
「ふざけんな!!」
ふざけてないんだけどなぁ。
ちょっとイライラしてきたわ。
「じゃあ私とデュエルして勝ったら入れてあげる」
「おい、んなこと勝手に決めんなよ」
「大丈夫大丈夫」
なんて言ったって
「あんな貧弱そうな新人に負けるわけないじゃん」
「その言葉、後悔させてやる!!」
『敵悪さんからデュエルを挑まれました』
「まぁ、さっさと負けを認めた方が賢明だよ?」
せっかく忠告したのに、
「知るか!!大体勝てる相手に降参するやつがいるかよ!!」
そう言って太刀を正眼に構えた。
「面倒だから先に来てよ」
「……っ!!舐めやがって!!」
近づいて来て切り付ける。
何度も何度も。
しかし
体力ゲージは一向に減らない。
「はっ、貧弱貧弱ゥ!!」
そう呟いて、握りこぶしを一発顔面に当てる。
『You Win!』
「だから言ったのに。自分が強いだなんて妄想さっさと捨てろよな」




