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七感 ‐天才少女の物語‐  作者: 作無・黒
入学前編

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4. 筆記試験。

エル君登場。

学院長が来てから2日、今、私を含めたおよそ1600名は、8ヶ所に分かれて試験を受けていた。8ヶ所のうち4ヶ所は実技、残りの4ヶ所は筆記をやるらしい。私は筆記が最初だ。


自分で言うのもあれだけど、私は知識量に自信がある。何故ならば母様に叩き込まれたから。あれは地獄の日々だった、もう一生やりたくない。


「始め!」


母様との勉強の日々を思い出していると、試験官の声が聞こえてきた。手元にあった数枚の紙が浮き、表向きになるようにひっくり返った。


「え?」


「そこ!静かに!」


「あ、はい。すみません。」


思わず声を上げた、簡単すぎる。え?こんなに簡単でいいの?いや、後が難しいのかもしれない。うん、そうだ。そうに違いない。先に質問を見よう。


??? 簡単すぎない?でも周りは試験用紙と睨めっこをしてるみたいだし。むしろこれで良いの?って言うぐらい簡単なんだけど。ええ?とりあえず、まあ解くかぁ。


問1

ラギア王国、オルナキア王国、ルクニア共和国の特化魔法属性を答えよ。


ラギア王国 = 毒属性

オルナキア王国 = 回復属性

ルクニア共和国 = 四大属性である火、水、風、土、主に土



問2

全属性の主な使い方は?


火 = 炎を起こして日常で使ったり、魔物を倒したりする。火属性を持つ魔術師は火に同化・擬態できる。

水 = 水を生み出し日常で使ったり、水を奇麗にしたりする。魔物討伐ではあまり使われない。水属性を持つ魔術師は水に同化・擬態できる。

風 = 日常で使ったり、何かを切ったりに使う、切るものは色々ある。魔物討伐でも使える。風属性を持つ魔術師は風に同化・擬態できる。

土 = 壁を作ったり、何かを土に包む事ができる。土属性を持つ魔術師は土に同化・擬態できる。

氷 = 何かの温度を急激に・少しずつ下げる事と普通に、氷を作れる。系統的には水に近く、作られた氷は解凍すると、水になるが水は氷を作れない。

毒 = 毒を生成、何かの中に入れる事が出来る。毒属性を持つ魔術師は毒に強く、自分の作った毒ならば効かない。

光 = 極めればなんでも浄化でき、光属性を持つ魔術師は光に同化・擬態出来るが、陰に入れない、入ると魔術が溶けて元の体に戻る。回復、結界属性に近い。

闇 = 陰に干渉でき、魔力を流すことができる。影はどれだけ薄くても干渉できる。闇属性を持つ魔術師は闇に同化・擬態出来る。毒、呪い属性に近い。

回復 = 生物を癒し、傷・病を癒す。近くでか、広範囲ヒール・ハイヒールじゃないと発動はするが、効果がない。

呪い = 誰かを体調不良にしたり、殺したりできるが、呪い返しもできる。自分の呪いは2倍になって帰ってくる。そうじゃなくても呪いに弱い。

契約 = 生物で契約をする。それは双方の同意の上で行われる。その代わりどんな形でも契約できる。自分も契約の対象。また、双方の同意と血によって契約を解除できるが、魔力の消費が激しく、専門の職業まで存在する。

結界 = 物理、魔法結界が有り、範囲内に範囲外からの物理・魔法を弾く。物理・魔法が強すぎて結界がキャパオーバーに成ると割れる。大きさによって魔力の消費度が大きく変わる。

召喚 = 誰かを召喚したり、呼んだり出来る。呼ばれる本人の同意は必要ではなく、何時でも呼べるが、魔力の消費が激しい。

時間 = 時間に干渉でき、止める、早める、遅くする事ができる。他にも、時空移動をしたり、巻き戻したりと色々出来るが、魔力の消費が激しい上に、時空移動中は、幽体離脱をしている見たいになり本体が意識不明状態になるが、魔力を放出しているから気を失っているかがすぐわかる。

空間 = 空間に干渉でき、空間転移をしたり、その空間の空気を薄くしたり、色々出来るが、ものすごく眠くなる。

精神 = 誰かと意思疎通を出来たり、上達すれば意識に入ったり、操作できるが、大体は準禁術として扱われており、意識を読む事ぐらいしか許されていない。

記憶 = 生物の記憶を読んだり、夢を操れるが、感情は読めない、読むには精神属性が必要になっている。使用者は発情状態となり、周りにいる生物に発情してしまう。

-擬態した魔術師の服は脱げる。



問3

種族の強さ順は?


弱い‐ 人間、獣人、ドワーフ、魔獣、ゴーレム、ドライアド、エルフ(ダークエルフと入エルフも含む)、神獣、竜人、天使、悪魔、吸血鬼、精霊、神、 ‐強い


・ ・ ・


その後、大体30問あり、私は大体40分程で書き終わり、見直しをした。そして、席から立ち、試験官のもとに向かう。


「あの、終わりました」


「は?あ、いえ、お預かりします。あと50分程試験時間があるので、席で待つか、学院を見て回ってください。学院を見て回る場合は、教師を付けますので声をかけてください。」


「では、学院を見て回って良いですか?」


「かしこまりました。教師を呼んでくるので席でお待ちください。」


「はい。」


そう言われたら帰るしかない、まあ数分待とう。


・ ・ ・


「何で貴方が来るんです?ほかの教師は居なかったんですか?」


「いや、僕が来たくて来た。君と話がしたいからね。」


あれから数分後、何故かセレナが来た。いや、本当に何で?暇なの?って最初は思ったけど、どうやら私と話がしたいらしい。一昨日、頭痛い、って言ってたのに?私達が色々言い合っていると、一人の少年が会話に入ってきた。


「あの、すみません。俺も一緒に行って良いですか?」


ああ、この人がエルさんか。神族だからか超整った顔立ちをしている、私好みのイケメンだぁ。綺麗な白髪だなぁ、しかも青みがかっている。ん?ヘアピン付けてるんだ、地雷系みたい。


「良いですよ。ねえ、学院長?」


「うん、僕は良いよ。人数が多い方が楽しいし。」


「ありがとうございます。では、早速行っても良いですか?視線を集めている気がするので。」


言われて、周りを見た。確かに20人ぐらいこっちを見ている。


「分かりました、では行きましょうか。」


「そうだね。行こう、まずはどこに行きたい?」


「俺らの教室になる可能性がある所に行きたいです。」


「じゃあ私もそれでいいですよ、私も見たかったので。」


「じゃあ、そうしよう。」


私は気づかなかった、エルさんが色々と含んだ目でこちらを見ていたことを。そう、ライバル心だけでなく、他の、何と言うか、おもちゃを見ているような、趣味に合う物を見ているような。


問2は長いですが読んでも読まなくても大体いけます。


AIは使用していません。

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