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生き地獄

『早速始めようと思うんだけど私は朝ごはんを作らないといけないから、一旦家に戻るわ。』

 ならオレもさっきみたいに演武をしておこう、休憩したいがシルバーが許してはくれないだろうし。

『その間におしおきを受けてもらうわ。』

おしおき?、オレ何かしたっけ。

『忘れたの?、当たったらおしおきがあるって。』

そういえば、そんなこと言ってたな。



『安心しなさい、そんなにキツイことじゃないから。』

 まったく信用できない、プラータさんはいろいろと価値観がおかしい。

オレの価値観とプラータさんの価値観は天と地ほどの差があると思う。

『ただシルバーと遊ぶだけよ。』

やっぱりだ、軽く聞こえるがシルバーはオレよりもでかいのだ、ただでは済まないだろう。

シルバーは犬のように尻尾を振っているがその風圧で砂が巻き上がっている。

やってやるよ、所詮はでかい犬だ、リキと変わりないはずだ。



 それから、オレはシルバーと遊んだ。

細かいところは端折るがズタズタのボロボロにされたのだ。

柴犬と狼では差があり過ぎた、もう動けない。

そう思ってもプラータさんにまたドリンクを飲まされて、たたき起こされる。

そしてまた大量の石をぶつけられて、避けれなかった罰でシルバーと遊ばされる。

さらに思考の高速化の訓練も追加された。



 結局今日一日この連続だった。

効率とか全部無視した超スパルタだ。

特訓が終わったら次に言語学習が始まり、激マズドリンク地獄がオレを待っていた。

これからこれが一カ月続くと思ったら鬱になるな。

いや鬱になる暇も与えてはくれないだろう、オレは生きて旅に出られるのだろうか。



 一日が終わり眠りについたと思ったら、またすぐに起こされる。

今日はオールさんだった。

『今日は儂がお主を鍛える、さっさと起きて外に出るのじゃ!。』

朝一から男の顔を見るとは萎える、起こされるならプラータさんがよかった。

そんなことを考えながら、オレは準備を整え外に出た。



『儂が教えるのは瞬間的筋力の出し方と実戦じゃ。』

『瞬間的な筋力?。』

『そうじゃ、人間はすぐに100%の筋力を引き出すことができぬ。力を入れ始めてMaxまで達するのにある程度の時間を要する。』

『それを一気にMaxまで持っていけるようにする特訓をこの一ヶ月を通して行うのじゃ。』

 理に適っている気がする、アームレスリングの選手がボディービルダーの人に筋力に劣っているのにアームレスリングで勝てるのはこの要素があるのかもしれないな。

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