第50話 エラーが発生しました(アンナさんに)。
さて、昇化したのでステータス確認のお時間です。アンナさん、お願いします。
【鑑定結果を表示します】
甘城 天羽 (アモウ・アマギ)
種族:転生者 (形態:酩毒蝶(幼体))
年齢:0歳 (享年:27歳)
性別:男
職業:使役士
備考:
転生得点 (伍点獲得)
・全言語通訳
・亜時空間庫
・無制限鑑定
・能力値改編
・魔法
状態異常:呪 (参点与罰)
・不殺傷
・人転虫身
・男転女身
【使用可能な魔法を表示します】
使役:★★★★★★☆
対象の生物を使役下におきます
召喚:★★★★★☆☆
使役下の生物を召喚します
回復:★★★☆☆
怪我の回復を行います
治癒:★★☆☆☆
病気の治癒を行います
魅了:★★★★★★★★★★
対象を魅了します
結界:★★★★☆
結界を張って内側を守ります
付与:★★★☆☆
(毒)指定した対象に毒を付与します
幻覚:★☆☆☆☆
対象に幻を知覚させます
【使用可能な能力を表示します】
苦味軽減:★☆☆☆☆
苦味が軽減されます
毒 耐 性:★★★☆☆
毒が効きづらくなります
魔力吸収:★★☆☆☆
倒した敵性生物が魔力を持っていた場合に、その内の4割を吸収します
毒 吸 収:★★★☆☆
倒した敵性生物が毒を持っていた場合に、その内の6割を吸収します
【前回から★は使役が1つ、回復が1つ、魅了が2つ、結界が1つ、付与(毒)が1つ、毒耐性が1つ、毒吸収が1つ増え、苦味耐性が苦味軽減へ昇化しました。魅了が上限値に達しました】
比較までありがとう。使ってる魔法や能力は順当だよね、幻覚は結局のところ使わず仕舞いになってるから使いどころが欲しいんだけど、……毒と魅了で事足りてしまうという事実。そしてその魅了がまたしてもカンストしてしまった。
【如何しますか?】
食べながら考えるから幼虫を出して貰っても良い?
【どうぞ】
ありがとう、アンナさん。
ところで生命核の残量ってどのくらいある?
【能力値の移動も、増加させることも充分に可能な量があります】
まぁ、終齢幼虫って襲撃対象だから返り討ちには事欠かないしねぇ。相対的にただ増加させる方が移動より消費効率は良い、って言っても魅了は勝手に増えるしなぁ。
【多少ですが生命核の消費を抑えられる、という利点はあります。本当に多少ですが】
これは昇化したら上限値も増える、って勝手に期待したボクが悪いよね。魅了の★が減るのは嫌だ、っていう事実もあるし暫くカンストのままでも良いかな。かなり勿体ないとは思うけど。
【検索中──、結果を表示します。★10個以上は世界の真理に記録のない未踏領域になります】
ヤベェ領域を期待していたらしい、完全にボクの落ち度! ていうかそのヤベェ領域でアンナさんとこのまま関わっていたら……。
【検索中──、結果を表示『エラーが発生しました』『エラーが発生しました』『エラーが発生しました』『エラーが』】
しなくていい、しなくていい、マジでやべぇことだけは分かったから表示しないでお願い!
【処理を中断します】
身の危険しか感じなかった、今すぐに魅了の★は下げた方が良い気もしてきた。
【天羽様……】
アンナさんが寂しそうだから止めようかな。




