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ダークエルフの侵攻

推しの姉を助けたいという俺の個人的な感情でエルフを助ける事にしたのだが、今がどういう状態か分からない。なのでまずは話を聞かないといけないという事でとりあえずはフーリスには妾の屋敷の応接室に入って貰った。


そして、「話を聞く前にまずはその身体を治したほうがいいな。ラフテラ。」とラフテラに指示を出した。


ラフテラは見た目と種族通り回復に特化している。しかも傷の回復だけでなく服や装飾品、壊れた装備、さらには建物まで回復させれる最高のヒーラーなのだ。


「ざこざこのおねーさんのけがをなおしてあげる♡」


次の瞬間ラフテラの右腕が炎の翼に変化した。そして変化した翼でフーリスを包み込む。そしてボロボロだった身体や服は何事も無かったように完全に修復。その間わずか2秒。


コレこそ四聖盾最強のラフテラ・ドミネートなのだ。


「す、凄い回復ですわ。まさか衣服まで直してしまうとは。」とフーリスはかなり驚いているようだ。


ふふ部下が評価されるのは嬉しいな。と思っていると、


「では改めまして。私の名前はフーリス。フーリス・ニィド・バイオレットです。エルドラド王国の女王です。」と自己紹介をしてくれた。


女王?姫じゃなくて?と内心で思っていると、


「ふむ。エルドラド王国の女王はもっと年配の方と伺っておりますが随分とお若いのですね。」とバリスがお茶とケーキを持って現れた。

 


「………………ダークエルフ達によって王族は外の世界に出た妹と私を除き全て殺されました。なので生き残った私が女王それだけの話です。」


………………重い空気が流れる。バリスが余計な事言うせいだ。誰かこの状態を何とかしてくれと願っていると、


「そういえばぁー。ラフラフってぇーしにんもぉいきかえらせれますよねぇー。」とミリアが言ったのだ。


確かにラフテラなら生き返らせれるな。ディオス・オンラインの世界で実は復活の魔法を非常に貴重だ。普通復活にはレベルダウンやペナルティがある。だが蘇生出来るキャラがいる事でそれらの条件なしで復活出来る。

 

なので復活の魔法は非常に強力なのだ。そしてディオス・オンラインで貴重という事は、ディオス・マキアに死者を復活させる術は存在しない。


なので


「そ、それは本当でございましょうか!」と身を乗り出して妾の所まで駆け寄って来た。


何で妾の所に来るの?ラフテラの方に行けば良くない?妾がラフテラの主人だからなのかな?と思ってると、


「お願いいたします。私に支払えるものは全てお支払いします。どうか父や母いいえ亡くなった国民達を1人でも多く助けて頂けないでしょうか。」と土下座をしてきた。


……凄いな。父や母より国民を優先した。コレが王族か。素晴らしいな。ラフテラの蘇生は魔力の消費こそ大きいが限度はない。だから時間こそ掛かるが死んだエルフを全て蘇生させるのは可能だろう。さてその為に詳しく話を聞くとしよう。


妾はフーリスに死んだエルフ達を生き返らせる事を約束して話を聞く事にした。


因みにフーリスに支払って貰うものはまだ決めていない。


妾はフーリスの話を聞いた結果何とかなりそうだ。話を聞く限りじゃ黒葬の魔剣のメンバーはシャドウしかいない。他の敵は全てこの世界のダークエルフだ。だったら余裕だ。


シャドウ以外のメンバーがいるなら面倒だったがシャドウだけなら余裕だ。なので


「ふむ状況は分かった。では直ぐに向かうとするか。」と妾が立ちあがると、


四聖盾が全員集まっていた。


…………え?お前らお留守番だよ?四聖盾が居ないとアンヘルタウンの結界が弱くなるじゃん。なので、


「今回はタランを連れて行く。四聖盾はアンヘルタウンの守護を任せたい。」というと、嫌そうな顔をしていた。


そしていつの間にかきたタランが勝ち誇ったような雰囲気を出していた。


もしかして部下同士はそんなに仲良くないのか?と思いながら妾は外に出た。


現在、エルドラド王国は完全に占拠されている。シャドウが一人で乗り込み蹂躙したそうだ。そして残りは力で支配したダークエルフに襲わせてるみたいだ。


なので、シャドウは私が相手して他のダークエルフをフーリスとタランに任せる。この作戦で行こうと思ってると伝えると、


「流石はマスター完全無欠の完璧で究極の作戦。ではこのタラン。マスターのご命令に従い蹂躙を開始します。」


そういうと、タランはものすごい勢いでエルドラドに向かって飛んで行った。


因みにタランは普通に飛ぶ事は出来ないので糸を雲に飛ばして飛んでいるのだ。


……てかタランだけで行ったらシャドウにやられちゃうじゃん。


フーリスはエルフだから飛べないよな。


「少し失礼するぞ。」といい妾はフーリスをお姫様抱っこした。


体格は妾の方が小さいが力のステータスがそこそこあるので難なくお姫様抱っこ出来るのだ。そしてタランの後を追いかけ飛んでいると、


「可愛い。なんて可愛さなの?」と呟いていた。


ふふ妾は可愛いから仕方ないか。と思ってると、どうやらタランを追い越してしまったようだ。


てか丁度エルドラドについたな。


さてと。じゃあ、PvPを始めますか。



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