神の襲来
さてここにいる熾天使を皆殺しにする事は決めたのはいいが大分面倒くさい。奴等のレベルは900。そして職業はランダムの職業になる。見る限り前衛職しか見当たらない。まぁ比較的防御の低い妾を狙うならコレが正解だ。
コレなら一体だけステータスを確認すれば大丈夫だろう。
そして妾は出来るかどうか不安だったがスキルの鑑定を使用した。
・個体名 なし
・種族 熾天使
・レベル 999
・種族レベル 99
《職業レベル》
バトルマスター 200
ソードマスター 100
バトルチャンピオン 200
チャンピオン 100
悪魔殺 200
悪魔狩 100
《ステータス》
・体力 965,000
・魔力 3,600
・攻撃 613,000
・防御 463,000
・魔防 111,000
・速度 42,600
・知力 14,500
・幸運 12,000
・精神 45,000
・魅力 3,800
鑑定が問題なく使えたのはいい。だけど、レベル999!?如何いう事?普通の熾天使じゃないって事なのか!とかなり動揺してしまったが。よく考えればそれほど慌てることでも無い。何故なら妾の方が圧倒的に強いから。そういう事で妾のステータスも見ておくか。
個体名 アンヘーラ=カナ・アルマゲドン
種族 淫魔女王
・レベル 999
・種族レベル 99
《職業レベル》
ダークマスター 200
ランスマスター 100
フラワーマスター 100
アイドル 200
プリティーマスター 200
パルファムマスター 100
《ステータス》
・体力 9,745,000(+2,000,000)
・魔力 1,452,000(+396,000)
・攻撃 697,000(402,000)
・防御 308,000(+306,000)
・魔防 897,000 (+240,000)
・速度 1,020,000 (+290,000)
・知力 575,000 (+160,000)
・幸運 683,000 (+330,000)
・精神 706,000 (+250,000)
・魅力 51,950,000
変更は無しか。一応言っておこくが不正には一切手を染めていない。ただ純粋にこのゲームを極めただけなのだ。課金や低確率ドロップのドーピングアイテムでコツコツと上げていったのだ。いや少しズルはしてるか?妾のステータスは魅了した物のステータスを少し自分の物にしてるのだ。まぁでもコレは公式の仕様だしズルでは無いのだ。
けど最上位のプレイヤーは妾のステータスより遥かに高いからな。もっと妾も頑張らないとな。
という事で一応このゲームのレベルシステムについて説明しておこう。
まずレベルの上限は999だ。何故1000にならないのかそれは種族レベルが関係している。種族レベルは神以外では99を超える事が出来ないのだ。どんなに強い種族でも神ではない限り99を超える事は出来ない。そして、プレイヤーが選べる種族に神は無い。因みに種族レベルを99まで上げると、上位種族に進化する事ができ、また1からやり直す。こうやって最上位の種族まで上げていくのだが、種族レベルは上がるのにかなり時間が掛かってしまうので、最近では課金アイテムで進化出来るみたいだ。
次に職業レベルだ。職業レベルの上限は900だ。ディオス・オンラインには全部で1万を超える職業がある為、最も頭を使うのがどんな職業にするかだ。基本的には自分の種族にあった職業にするのだが、相手の意表を付くために変な職業にするプレイヤーも多い。妾が見た中で一番変な職業構成は、職業900個で全部レベル1とかいう頭のおかしいプレイヤーもいた。職業レベルは基本的に100が上限で特定の上限でなれる上位職業は200だ。
まぁそんな感じで種族レベルと職業レベルを足して999。コレがプレイヤーの最高レベルだ。因みにディオ・オンラインではレベルが低い方が勝つなんて事は基本的にあり得ない。レベルが全てなのだ。だからボスである神達がレベル1000越えで圧倒的に強いのである。
まぁレベルについてはこの辺でいいだろう。そろそろ妾のギルドに侵入したウジ共を排除するとしよう。
……ちゃんと戦えるよな?と不安に思った妾だがとりあえずなるようになる筈そう思い、一歩踏み込んでみた。
速いな。自分の動きが恐ろしく速い。だがちゃんと自分で制御出来る。
次の瞬間、目の前にいた熾天使が妾目掛けて剣を振り下ろしてきた。
だが妾にはひどく遅く感じた。そうまるで止まっているように感じたのだ。
さてこの攻撃如何する?別に受け止めてもいい。けどやっぱり妾ならコレか。
【魅了】その剣で熾天使を貫け
次の瞬間妾に当たる筈だった剣は仲間である筈の熾天使を貫いていた。
うん。コレで魅了は問題なく使える事が判明した。なら次は魔法か。
妾は一応全属性の魔法を使える。コレも魅了の効果の一一つで魅了している物の魔法を使えるという便利な物だ。だが妾は魔法職は取っていない。だから純粋は火力は本職には劣ると思わせておいて、淫魔が元々魔法職の種族のため魔力と知力が高く、魅了のおかげで増えたステータスで本職さながらの火力を出す事が出来るのだ。
だがコレはあくまで一般的の魔法職の話でトッププレイヤーと比べると、輪ゴム銃と戦車くらい火力が違うのだが。
まぁとりあえず使えば分かるか。
【大黒穴】
闇属性最高の魔法だ。一応この魔法は妾の習得してるダークマスターのおかげ火力が底上げされているので妾が使える使える魔法では最大の威力を誇る。
大黒穴はまぁまぁの数の熾天使を吸い込み消し去った。
が吸い込む際に妾の街を吸い込んでいた。ゲームではこんな事無かったのにとゲームとの差を感じて反省した。
あまり危険な技は周りにも被害が及ぶと感じた私はとっとと終わらせる事にした。
【魅了】最後の一人になるまで殺しあえ
そして熾天使達の殺し合いが始まった。やはり魅了は便利だ。てかゲームよりずっと便利だ。ゲームだったら簡単な命令しか出来なかったのだが、今は殺し合いを命じたりする事が出来る。機会があればもっと試してみるか。
などと思っていると、熾天使の数はどんどん減り10体になっていた。
結構早く終わりそうだな。と思いながら見ていると、魅了が解けてしまった。
魅了が解けた?コレは初めての経験だな。やはりゲームと違うのか?と疑問に思いながら再び魅了を掛けようとすると、
「流石はアンヘーラ=カナ・アルマゲドン。その魅了、噂以上に厄介だな。」と熾天使が喋り出したのだ。
いきなり何だ?と思った瞬間。空気が変わった。
何だ!?いきなり何が起こった。目の前の熾天使達から先程までは一切感じなかった威圧感を感じた。
この威圧感はマズイな。ステータスを見る事が出来ないが、この威圧感はレベル1000を確実に超えている。
という事はコイツは神だ。恐らく熾天使の身体を依代にして今から顕現するのだろう。と思っていると、
「ふふ。アンヘーラ=カナ・アルマゲドン以外と頭の回転が早いのね。貴方の考えている通りよ。」
と別の熾天使は語った。
やっぱり神か。……てかここに残った10体の熾天使が全て神になるのだろう。10体って事はそういう事だよな。ディオス・マキアの世界に登場する10体の最高神達だ。
【創造神・破壊神・永劫神・蓬莱神・虚空神・言霊神
竜王神・暗黒神・魔導神・唯一神】
………………え?もしかして妾詰んだ?




