さすらう夜空に祝杯を
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ニールヘンへ戻る三人
「アルベルトさん」
「なんでしょうかマッテオさん?」
「あの黒い鎧を着た人達は貴方の精鋭部隊ですね」
「はい。そうです、名前を黒色獅子騎士団と申しまして数は500人の騎馬隊です」
「そうですか。それより少し見えてきました。あそこに寄り道します。」
着いた先は先ほど通った鉱山地帯だった
「私に付いてきてください」
「はい。了解しました」
鉱山のふもとの村の中心に木造建築の少し大きな家があった
「下馬してください」
マッテオはその家をノックして
「マッテオです。ノベルツさんはいらっしゃいますか?」
「はい」
ドアが開かれ少年が
「これは先生 父なら今居ますよ。こちらへ」
中に入ると中年の髭を生やした屈強な男がテーブルで食事をしていた
「これは先生、それにこの方は?」
「この人はラインズベルト王国第一王位継承者のアルベルトさんです」
「なんと、こんなところに!」
マッテオが
「少し手を貸してください。この地方の為になることなので」
「はい先生、なんなりと申し付けください」
「ここに独身の鉱山夫100人集めてください」
「分かりました。コリン頼めるか?」
「はいお父様今すぐノベルツの名で呼んできます」
すぐに少年が出ていった
「ノベルツさん、とても素晴らしいお子様ですね。」
「まあ、ここの集落いや村の跡取りですから。それにしてもラインズベルト王国の次期国王様がこんな場所に?」
「はいニールヘンを中心にこの地方はラインズベルト王国に併合されましたので。」
「ルドロフコットの兵士は?」
「皆この地方を置いて逃げましたよ」
「なんと軟弱な、この鉱山の炭鉱夫の者が兵士となれば貴方は戦に負けていたかもしれませんよ」
「そうですね。きっと苦戦したでしょう」
その時、コリンが扉を開いて
「お父様連れて行きました!」
マッテオが
「それでは皆さん外に出ましょうか」
表にでると100人程の屈強な炭鉱夫がいた
「若い炭鉱夫の皆さんこちらにいるのはラインズベルト王国の大将のアルベルトさんです。どうやらルドロフコットの兵士は貴方達を置いて逃げだしました」
炭鉱夫達が
「俺達を置いて!」
「なんてひ弱な奴らだ!」
マッテオが
「聞いてください。貴方を置いていったルドロフコットの兵士にお仕置きをしませんか?」
「俺達が!勿論です!」
「そうだルドロフコットなんて軟弱な国なんて俺達から見捨ててやる!」
「では準備をしてください。今からニールヘンへ向かいましょう」
「準備なんて俺達は炭鉱夫だ!裸ひとつで鉱山を開いてたんだ。このまま一緒に連れて行ってくれ!」
「そうだ!グラツィアの言う通りだ!」
「ルドロフコットの連中なんてこっちから見捨ててやる!」
マッテオが
「話は決まりましたね」
「もちろんだぜ!先生!」
一斉に騒ぐ鉱山夫達
「それとノベルツさん」
「はい先生」
「今からニールヘンの使者が来ます。黒い鎧を装着した方が。」
「分かりました。構いませんかよ!すぐに鎧を作りましょう!」
「さすがはノベルツさん、もう理解してくださって」
「それでどれくらい?」
「ニールヘンからの使者からデザインは聞いてください。まずは黒い鎧を千あとの他の鎧は話し合ってください」
「分かりました。お代は後払いで結構です。
なんせラインズベルト王国の大将と先生の頼みですから!」
「私からも頼みがあります。ノベルツさん!」
「はい。アルベルト様なんなりと」
「翼に柄がある精緻な中剣を1つお願い致します!」
「分かりました。では鎧も含めて1週間で製造しましょう」
「そんなに早く?!」
「私達の腕を見縊らないでください。朝飯前ですよ!」
鼓動が高揚しているのを感じた
(なんとあっと言う間に屈強な男達100人に黒い鎧が千に?!)
「助かりました!皆さん!僕、いや私からお礼をいいます。このラインズベルト王国第一王位継承者アルベルト フォン シーボルトが!」
「そんなに頭を下げないでください!俺達の方が礼を言いたいもんさ!」
「では皆さんアルベルトさんとニールヘンに向かいましょう」
こうして若い炭鉱夫を連れてニールヘンへ向かう
「アルベルトさん」
「はいマッテオさん?」
「貴方の国に戦略や政治を行える人物はいますか?」
「はい、カールセンと言う若い准将がいますよ。今ニールヘンで監察官をしております」
「丁度いい。じゃあその人にラインズベルト王国の宰相になってもらいましょう」
「は・・カールセンが宰相!」
「貴方に奥様は?」
「はいディアナと言う妻がいます。今、懐妊中です」
「なら話は早い。貴方は奴隷からラインズベルト王国第一王位継承者になった人です。さぞ宰相とは相性は悪い事でしょう」
「はい。わが国の宰相オットー フォン ヴァインズは顔には表にだしませんが、たしかに国王に苦言を言ってるようで」
「奥様は懐妊中で跡取りは決まり。貴方はルドロフコット王国に勝利した」
「はい。それで?」
「では、もう必要価値は無いですよね宰相には」
「はい。確かに?!」
「帰国する時そのカールセンと言う准将を共に連れてください」
「は・・はい!」
「帰国したら勝利の祝杯では自分飲むであろうワインを宰相にオススメしてください。
きっと毒が仕込まれてるでしょう。ハハハ」
「なんと・・」
「それではニールヘンへ向かいましょう。ハハハ」
そしてニールヘンに到着した
兵士がアルベルトに駆け寄って
「これはアルベルト様それにこの者は?」
「ラングベルドと黒色獅子騎士団を連れてきてくれ!」
「はい ただちにラングベルド卿を呼んできます」
・・・・・
少し時間が経ちラングベルドが黒色獅子騎士団を連れて行た
「どうした!尊いやアルベルト!この者達は?!」
「この屈強な男達を黒色獅子騎士団に加えてくれ!」
「分かったニードフェルトに訓練させよう!」
「では僕達は館に戻ろうラングベルド」
黒色獅子騎士団を連れて館に戻る
舘の会議室でカールセンとベルン公爵が話し合いをしていた」
「これはアルベルト様」
「カールセンここへ向かう途中お前を労うと言ったな」
「はい。確かに」
「少し話が変わった10日後に共に帰国するぞ」
「はい・・どうして?」
「困惑するのも無理はないと思うが、とにかくお前は10日後帰国だ。あとは任せとけ」
ベルン公爵も
「これはマッテオ殿?!」
「お久しぶりぶりですベルン公爵」
ラングベルドが
「どういうことだ?」
「今から方針転換をする。マッテオ殿をカールセンの元に副監察官にする」
「マッテオさんこちらへ」
「はい分かりました」
「分かりますよね?」
「勿論です。武勲を立てますしょう。ネレウディアを攻略しましょう」
「やはり分かってらっしゃる。これで貴方には面子が立ちます。カールセンが帰国したあと貴方が総監察官に。それでは今からはカールセンとベルン公爵と副観察官としと話し合ってください。僕はラングベルドと話をしますので」
「ラングベルド。話があるんだ執務室まで来てくれないか?」
「ああアルベルト勿論だ。こちらも困惑してたところだ」
2人で執務室に入る
「ラングベルド落ち着いて聞いてくれ」
「ああ尊、勿論聞かせてくれ」
「一週間後に黒い鎧が千個作られる」
「な・・じゃあ黒色獅子騎士団が1500人になるではないか!尊、まさか俺に謀反を起こさせるつもりか?」
「まさかそんな事するはずがないじゃないかラングベルド」
「まあ尊が言うなら・・それにしてもたまげたよ」
「村にいく途中、鉱山があっただろ鎧のデザインをニードフェルトと共に向かって話してくれ」
「分かった。それにしてもマッテオという人は何者なんだ?」
「彼の父親役が僕と同じ異世界から来たんだ。マッテオ殿も僕と共に世界を民主主義にするつもりだ」
「なんということだ!で俺は?」
「勿論、共犯者になってもらうよ」
ラングベルドは落ち着いて
「分かったその通りにしよう」
「今晩ちょっとした祝賀会をしよう酒はほんの少しのワインで・・・」
「分かった。じゃあ俺はニードフェルトと鉱山に行ってくる!じゃあ今晩の祝賀会で会おう!」
・・・・・
その日の夜
バルコニーでワインを持って
アルベルトとマッテオはラングベルドにこれまで事を全て話した
「分かった。俺も民主主義とやらにつき合わせてもらう」
「これは三人だけの密談だ。そうですよね。マッテオさん」
「はい。そういう事です」
しばしの沈黙
「ではここに僕達三人は誓う」
(三国志では桃園の誓いか・・・・誓いの言葉の名前はどうしようか・あ・思いついた!)
「では3人で」
「はい」
「さすらう夜空に祝杯を!」
あとに続いて2人も
「さすらう夜空に祝杯を!」
「プロージット!」(乾杯)
「プロージット!」(乾杯)
三人はワイングラスを床にたたき割った
しばしの沈黙の後
「では私は眠るとします。朝から仕事をしますので・・」
「じゃあ尊、お前は俺と兄弟だ。じゃあ俺も酒抜きで黒色獅子騎士団と祝うとするさ」
「ああ僕も行くよ」
(もう後戻りはできない)
バルコニーから出ていこうとする時
後ろを振り返り夜空を見て
「今夜の夜空は僕を寝かせてはくれないか」
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