のぞかな村に竜はいた
投稿させてもらいました
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「こちらへ アルベルトさん」
マッテオに案内され家に入る
そこには粗末なテーブルと椅子
しかし 至る所に本が並べられてた
「失礼します。しかしこんなに本があるとは」
「ささいな趣味ですよ。まあ椅子に座ってください。私は紅茶をお持ちしますから・・・」
(こんなにまで本があるとはマッテオとはいったい?)
紅茶を持ってきたマッテオも椅子に座る
「紅茶をお飲みしたらすぐに帰ってください」
「どうしてですか?先生?」
「口実を思いつきました。貴方に出ていってもらう口実を」
「口実とはいったい?」
「私の父はどうやら他の世界からやって来たのですよ。私はそんな父の戯言を信じてる愚か者ですよ。ハハハ」
(父が異世界からの転生者!?)
「では私も戯言を言いますね」
「戯言とは?」
「私は異世界で友人に殺されこの世界に来たんですよ。日本という国です。本名は山ノ下尊です。ほら私の顔を見てください。何処にこんな顔立ちの人間が居るのでしょうか?」
「は・異世界から?では本当に?私の父はイタリアと言う国から来たと言う愚か者ですよ」
「私いや僕はこの世界に来て奴隷の身に落ち剣闘士として成り上がりました。僕が剣闘士をした闘技場は貴方のお父様がいた闘技場には比べ物にはなりません!イタリアのローマのコロッセオです!」
「なんと!たしかに父が言っていた場所だ!」
少しの沈黙
呼吸と共に心臓の音が足のつま先まで感じる
両者共に紅茶を飲んで落ち着いて
「いい紅茶ですね。先生いやマッテオさん。」
「それは私が栽培した茶葉ですから」
「では聞きたい事があります。もう噓は付かせませんよ」
「はい。真実を聞かせましょう」
「貴方は何故、ルズロフコットの国王に打診してまで海が開けた独立都市を手に入れようとしたんですか?」
「はい。正直に言いましょう。まず海が開けた独立都、名前はネレウディアと言います。ここを占領して海運国家カトレアと交易します。この地方には鉄鉱石が良く産出される場所があります。カトレアは鉄鉱石が不足しております。わずかな鉄鉱石でも飛びつきます」
「それで?」
「わずかな鉄鉱石とカトレアのオリーブを貿易します。するとニールヘンを中心に商業が潤います。
この地方はルズロフコットの国王の国土の三分の一を占めます。まあ話を戻します。
支度金をアルネスト帝国に持参金として兵士を捻出してもらいます。恐らく二万は兵士を出すでしょう。そしてその二万の兵士とルドロフコットの兵士を合流して貴方の国ラインズベルト王国に侵攻します」
「なんと!?」
マッテオは話を続ける
「ラングベルド王国を制圧したら我がルドロフコット王国は他の3カ国には脅威となりますが外交を行いいずれは支配下にします。そして元のシュバルツヴァインズ王国にします。」
「そしてその次は?」
「アルネスト帝国はカトレアにいくつか港町を占領されてます。カトレアと戦争で疲弊しておりますので、そのまま大国となった我が国をカトレアと連合して挟撃します」
「なんと!そんなことを?!」
「まあ紅茶でも飲んで・・・」
話を続けるマッテオ
「アルネスト帝国は皇帝を中心とした元老院で政をしております。瓦解したアルネスト帝国に改革を行います」
「どんな改革を!?」
「父が言っておりましたイタリアと言う国はたしか一人一人の票により政治を行う国と」
「マッテオさんそれを民主主義と言うんです!」
「はい。父からそう聞きました。話を続けてよろしいでしょうか?」
「是非!お願い致します!」
「それは大国となった我が国やカトレアに普及します。そして各地にまとめて連合国とします。本拠地は無論この地ニールヘンです」
(ここまで考えになるとは!?)
「でもカトレアはそうならないでしょう」
「カトレアはこちらから同盟を一方的に破棄していっそ滅んでもらいます」
しばしの沈黙
「マッテオ先生貴方を私の配下いや友になってください!」
「私を友にするは事はカトレアを滅ぼす事です。当然滅ぼすのは貴方そう、アルベルトさんです。当然その手は血で染まります。」
「それはマキャベリズムの思想では?!」
「そうそれが基礎で真理です」
「もう貴方を手放しません!ここで賭けを行います!」
懐からナイフを取り出し
左手を広げてテーブルに置く
「僕がこのナイフを天井に投げます。当然投げたナイフは僕の手に刺さります。しかし刺さらなかったら貴方を友としてこの世界を民主主義にする手助けをしてもらいます」
ナイフを天井に投げる
回転しながらナイフがテーブルに落ちようとする
短い時間だが長い時間に感じた
もうなにも感じないただ運目を待つのみだ
するとナイフは指の指の隙間を貫通した
マッテオを微笑み
「分かりました。では素直に貴方の配下になりましょう」
「配下ではないです!友です!民主主義を掲げる友です!さあ握手を!」
握手をする2人
そしてお互い笑い合う
マッテオが
「少し席を外します。今から弟子を連れて行きます」
(本当に手に入れた友は諸葛亮孔明だ!)
再び戻って来たマッテオは同じ年くらい青年を連れて
「こちらはマルキンス ノベルツと言う者です。私の弟子でありそして友でもあります。
これからは共に参ります。
支度をしています。ただ着替えるだけですが・・・」
「マルキンスさん私はラングベルド王国第一国王候補アルベルトと申します」
「まあ貴方が・・・」
その時マッテオが着替えてきた
清楚なローブに精緻な軽装の鎧
「私の父はちょっとした商人でした貸付もニールヘンにしてまして、その財産を少し貰いこの様な衣服を敬う準備をしてました。貴方の様な人がいつか来るのを待って・・・」
(これに羽扇を持たせたらまさに諸葛亮孔明だ!)
「マッテオさん変な事をいいますね。私は魚です。そして貴方は水です!私はこれで水を得た魚になります!」
「それはまた変な例えですね」
「昔とある国の人材に乏しい英雄が巨大な竜の様な人物を友として仲間になって言った言葉です!」
「ほう私は竜ではないですよ。ハハハ」
「私もそう思うとしますかハハハ」
お互いに笑い合った
「それではニールヘンに参りましょう2人共」
「はい 馬はこちらもありますが途中で寄り道をしても構いませんか?」
「勿論です。我が友マッテオさん!」
そうして三人は家をでた
「のぞかな村には竜がいた・・・か・・」
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