ブトラニア撤退戦
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明朝アルベルトは護衛のライナー准将により起こされた
ライナーが急いで
「アルベルト陛下!起きてください!」
アルベルトはいやもう起きていた様子は?
「どうやら様子がおかしいです!ブトラニアの兵士が慌てアルベルト陛下を起こして欲しいと言っているのです!」
アルベルトは
「どうやらギャンベゾンは脱いでなくて正解だったな!では玉座の間に向かわせて頂くとするか!」
…………
玉座の間に行くとマッテオ参謀長とラングベルドが国王であるニコラス国王と話し合ってた
アルベルトが急いでマッテオ参謀長に
「マッテオさん!どうしたんですか?」
マッテオ参謀長は落ち着いて
「いまは人の手前マッテオさんはないですよ。どうやらアルベルト陛下、ブトラニア唯一の港街にアトラートにカトレア公国の大船団が現れたようで……」
アルベルトは
「アルネスト帝国は?」
「いやまだ放れた場所で陣を敷いております」
そこをブトラニアの兵士が急いで
「国王!国境に隣国シルダビアの軍が陣を敷いております!使者からシュバルツヴァインズ王国軍に降伏を促してます!」
マッテオ参謀長が
「ブトラニア王国ではなくてシュバルツヴァインズ王国にですか……シルダビア王国はここまでの進軍を譲ってくれた国……このタイミングはカトレアが……アルベルト陛下、ここはシルダビア軍を破り秩序なく撤退を進言します」
その時アルベルトの親衛騎士団の一人が
「アルベルト陛下!クラングファルベ大将から数匹のグリフォンがこちらに向かっております!」
アルベルトは落ち着いて
「サルヴァドーリ公か……ニコラス国王落ち着いてここに案内してください」
…………
すると重装鎧兵士を引き連れたサルヴァドーリ公が玉座の間に現れて
「これはアルベルト殿、いかがかな?」
アルベルトは笑い
「なるほど……こうきますか?」
サルヴァドーリ公は
「まあ貴公は囲まれた形だな我がカトレア軍にアルネスト帝国そしてシルダビアに……」
アルベルトは
「同盟してもアルネスト帝国がブトラニア王国の安全を保障してくれるのですか?城下街を破壊しているのですよ」
サルヴァドーリ公はにやりと笑い
「私が一声でアルネスト帝国は引き下がる手筈でな」
その時一匹のグリフォンに乗った騎士がやって来て
「殿下!こちらの大船団に数隻の大型船が来て大砲を向けております!いまアルバネーゼ参謀が指揮を執っておりますが殿下の帰還をお待ちしております!」
サルヴァドーリ公は落ち着いて
「アルバネーゼはあんなとぼけた奴だが海上戦での戦艦の運用はよくできる。しばらく待たせておけ!」
そしてアルベルトに
「これは貴殿の計らいか?我がカトレアを敵にするのか?一応前にも言っておくがシルニチア朝に固有の海軍は無いに等しいぞ!たとえ我が艦隊の隙をついて我が首都のフレイコスはアテニア諸島にある天然の要害だ……どうする同盟しかあるまい」
アルベルトは
「いや貴方こそ!この行為を愚かだと思うべきだ!まだこちらはカトレアに戦端は開かない!しかし我が国を侮らない事ですな!さあ艦隊に戻る事をお勧めしますぞ!」
サルヴァドーリ公は不敵に笑い
「アルベルト殿はまだ喰えぬ御仁か……では艦隊に帰らせて貰おう……しかしよく考えるのだな。まあこの窮地を脱出できたらな……では」
そう言ってサルヴァドーリ公一行はグリフォンに乗り去っていった
マッテオ参謀長は
「艦隊の方は参謀のヘルフェリヒト殿が気を利かせてくれたようですな」
アルベルトは
「こちらは一度シュバルツヴァインズ王国本土に撤退しましょう!戦艦を動かしてるニードフェルドに伝えてくれ!」
そこをアルベルト一行はブトラニアの兵に囲まれ抜剣された
ニコラス国王が
「アルベルト殿ここは大人しくしてくだされ!カトレアの言う通りにしてくれたら悪いようにはしません!」
ニコラスは
「ニコラス殿あなたも、そうきますか!しかし私達を甘く見ないように!さあ城を脱出するぞ!」
そう言ってアルベルト率いる親衛騎士団や黒色獅子騎士団は城内の兵士をかいくぐり城を脱出した
アルベルトは合流したクラングファルベ大将に
「クラングファルベ大将!本国に撤退する!アルネスト帝国も迫ってくるだろう防御は任せた!我が精鋭騎士団と黒色獅子騎士団は退路を防ぐシルダビア王国軍に対応する!秩序なく撤退するようにするぞ!お前なら慌てることはないだろう!ゆっくりでいい!」
そうするとアルネスト帝国軍が迫ってきた
クラングファルベは防御陣を敷きながら後方に撤退していった
アルベルトはラングベルドに
「ラングベルド!あの恥知らずな奴らに我らが黒い悪魔の恐ろしさを分からせてやろう!」
愉快に笑う黒色獅子騎士団
アルベルトは
「我々精鋭騎士団もやつらに戦いの経験不足を教えてやれ!」
アルベルト親衛騎士団と黒色獅子騎士団は
シルダビア王国軍に突撃する
するとすぐにシルダビア王国軍の陣形は崩れた守りながら後ろに後退するクラングファルベ軍。前方を隙を見て突撃するアルベルト親衛騎士団と黒色獅子騎士団はなんとかシルダビア軍を壊滅させ退路を作る事ができた
アルベルトは兵達に
「撤退の足を速めるぞ!」
…………
こうしてアルベルト一行はシュバルツヴァインズの首都ニールヘンに戻って行った
アルベルト一行の帰参を知ったニードフェルドや参謀のヘルフェリヒがニールヘンに到着した
アルベルトは
「ニードフェルドよくカトレアの動きが分かっな」
ニードフェルドは
「いえヘルフェリヒ殿がカトレアの動きがきになるから一応アルネスト帝国に海から支援すると名目で船をだしたんですよ」
アルベルトは
「お手軽でしたよ。ヘルフェリヒ殿」
マッテオ参謀長がまず外交も含めて軍儀を開かなくては
ヘルフェリヒは
「ちょうど軍儀に参加してもらう方を来てもらってますよ。その方のおかげで今回のカトレアの海軍の動きが分かりましたから」
すると商人ギルド、フェアタイルングの長のエッケハルト・ベッカーがアルベルトの前に現れた
アルベルトは
「分かりました。これから軍儀を開きます。ベーカー殿も是非、参加してください」
ニールヘンの新しい宮殿の会議室で軍儀をひらいた
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