ブトラニア防衛戦
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「それにして少し寒いなラングベルド」
それを聞いたマッテオ参謀長は
「アルネスト帝国への侵攻の為に鎧の下に着る防寒用のギャンベゾンを着てるとはいえ寒さに慣れないとまともに戦えませんな」
そのやり取りを聞いたラングベルドは
「まあ戦となれば次第に暖かくなってくるさ」
今アルベルト率いるシュバルツヴァインズ王国軍は少し放れた国ブトラニアに進軍している
何故かと言いとシュバルツヴァインズ王国建国式から1ヶ月後のこと……
………………
首都ニールヘンにて
アルベルトはマッテオ参謀長と街の外の軍用キャンプ地にいた
ラングベルドが
「これで黒色獅子騎士団が5千人になったか……お前の副団長のお前の責任も大きくなったなルーカス」
ルーカス黒色獅子騎士団副団長は
「はい!団長に負けない様に剣や槍の腕を磨いてます!」
アルベルトはマッテオ参謀長に
「ニードフェルドはネレウディアでの訓練上手くってますかねマッテオさん?」
マッテオ参謀長は
「まあ我が陣営での初めての船での訓練ですしな。それにヒューベンタール中将との仲もいいですから3千人になった山猫部隊部隊とも連携はとれてるとおもいますよ。」
アルベルトは
「カトレアから大砲の貿易の品にする事をやめて2週間か……」
マッテオ参謀長は
「おそらく自国で製造段階に入ってますな……」
アルベルトは
「そうなれば、もしカトレアが敵国となった場合は船で大砲同士の撃ち合いになるか……」
マッテオ参謀長は
「まあ巨船同しで大砲を撃ち合うだけが海上戦の勝敗を決するものではありませんから……その為の」
アルベルトは
「工作船か……しかし海上戦の練度は違うでしょうね」
マッテオ参謀長
「ニードフェルド筆頭大将には風の扱いに慣れてもらいませんと……」
その時アルベルト親衛隊の副団長のゲーリングが
「アルベルト陛下申し上げます!」
アルベルトは
「訓練中だが、緊急事態かゲーリング?」
ゲーリング小将が
「はいここから北東の国ブトラニアがアルネスト帝国から攻撃を受けており救援をお願いしております!」
アルベルトとマッテオは顔を合わせ
「マッテオ参謀長、ブトラニアとは同盟どころか交易さえしてないですが……」
マッテオ参謀長は
「それほど切羽詰まった状況なのでしょう。ブトラニアは我がシュバルツヴァインズ王国とアルネスト帝国とのいくつかの国挟んだ山国ですが、おそらく他の国も味方になり、これから始めるアルネスト帝国との戦争の足がかりにはできる国ですな」
アルベルトは
「マッテオ参謀長が言うならブトラニアを含む国は小国ですので属国となり味方にできる事は可能でしょうが……ゲーリング、敵の数はいくらほどかわかるか?」
ゲーリング小将は
「およそ五万程と聞いております!」
アルベルトはマッテオ参謀長に
「今動かせる兵は?」
マッテオ参謀長は
「今我が国は軍備の再編中で補給の事を考えるとアルベルト陛下の親衛騎士団5千ラングベルド殿の黒色獅子騎士団5千に騎兵5千歩兵一1万5千の3万人の動員ができますが……」
アルベルトは
「しかしあの小国ながらあの国は本来アルネスト帝国との同盟やカトレア公国との交易で上手くやってただろう」
マッテオ参謀長は
「どうやら一方的に同盟を破棄されたのでしょう……ブトラニアの首都ホルンスノーンは岩山に囲まれた天然の要害ですので今から行けば間に合いますな」
アルベルトは
「では出陣としようニードフェルドには引き続き事情を話し引き続き海軍の訓練を行うように伝えといてくれ!」
…………
そして現在
アルベルトは
「ようやく首都ホルンスノーンにたどり着いたか……」
マッテオ参謀長が
「いくら先々の国が通らせてくれてもこの距離とは……」
アルベルトは
「まあその国の中にはアルネスト帝国からの侵攻を恐れて同盟どころか属国になるという国もあったですし……」
マッテオ参謀長は
「しかし今シュバルツヴァインズ王国がまだ建国から間がありますので……さすがに今、属国と言う訳には……」
アルベルトは
「しかしいずれは攻略しなければいけない国々ですから……」
その時ラングベルドが
「どうやら城下街は占領どころか破壊されてるな……しかも城は包囲されているな」
マッテオ参謀長が
「どうやら正規兵を城外に出させようとしているのでしょう……おや!あの旗は」
アルベルトが
「どうしましたか?マッテオ参謀長?」
マッテオ参謀長が
「あの旗はアルネスト帝国の精鋭部隊オトリャート・ベールィ・バールス(白豹部隊)です!」
アルベルトは
「ああ聞いた事がある強力な魔法騎士団だろう……さあどうするか……」
マッテオ参謀長が
「ここは弓兵とソーサラー部隊でおびき寄せ、上手くいけば黒色獅子騎士団で突撃をするのは?」
アルベルトは
「上等手段だが、こちらから仕掛けて様子を見るしかありませんか……ゲーリングよゲオルク中将に伝えてくれ!弓兵とソーサラー兵をあの旗の部隊に攻撃をするようにしかし深追いは避けるようにクラングファルベ大将にはゲオルク中将の攻撃に防御陣で隙あればアッカーマン中将に騎兵で攻撃を!」
ゲーリング小将は一礼をし
「かしこまりました!」
そうして戦火は開いた
…………
ゲオルグ中将の弓兵とソーサラー兵が攻撃すると相手も遠距離から弓や魔法で対抗するだけだった
マッテオ参謀長は
「やはり膠着しますか……ここはアッカーマン中将の騎兵にやや突出してもらい隙ができたところを我が親衛騎士団と黒色獅子騎士団で攻撃してみるか!」
マッテオ参謀長は
「理にかなってますな……しかし白豹部隊を甘く見ないように!」
アルベルトは
「よしそうするように伝えてくれ!」
そしてらアッカーマン中将率いる騎兵が突出しするとそこからアルネスト帝国軍は二重の陣になり第一次がアッカーマン中将を包囲しようとした
アルベルトは
「よしラングベルド!我が親衛騎士団と黒色獅子騎士団で側面を突くぞ!しかし分かってると思うが深追いはするなよ!」
ラングベルドも
「ああ勿論分かってる!」
そうしてラングベルドはいつもの様に黒色獅子騎士団を鼓舞する
アルベルトは
「よしラングベルド突撃だ!」
隙を作るアッカーマン中将の騎兵を包囲する陣に総勢1万の騎兵が側面攻撃をする
そうするとアルネスト帝国軍の第一陣は総崩れになるがアルベルトの親衛騎士団とラングベルドの黒色獅子騎士団が第2陣の攻撃を受ける形になった
そこをクラングファルベ大将の歩兵が防御陣を全面に出して支援攻撃をする
するとアルネスト帝国軍は秩序よく距離をとり城の包囲を解き撤退の構えをとった
そしてアルベルトはアルネスト帝国軍から放れた所に軍を集結させる
前衛には無論、防御で定評のあるクラングファルベ大将の歩兵に守らせる
そしたらアルネスト帝国軍は撤退していった
アルベルトが
「おかしいな……マッテオ参謀長はどう思いますか?」
マッテオ参謀長も首をかしげ
「おかしいですな……城下街を破壊して親衛部隊の白豹部隊まで出してきたのに……」
そしたらホルンスノーンの城門が開門されブトラニア軍の将校が兵を数名引き連れアルベルトと元に来て
「助かりました!是非、入城してください!」
アルベルトは
「いやなにか裏があるかもしろませんので、城の外で防御陣を崩さないようにします。私と数名だけ城に入らせてもらいます。クラングファルベ大将!軍を任せる!油断をしないように!」
…………
こうしてマッテオとラングベルドとアルベルト親衛騎士団と黒色獅子騎士団数名で城に入った玉座の間にはいるとブトラニアの国王らしき人物が
「私がブトラニア王国、国王のカール・バルト・ニコラスです。この援軍助かりました。これでこの国は立て直すことができます。是非シュバルツヴァインズ王国の属国にさせてください!」
マッテオ参謀長が
「アルベルト陛下確かにこのブトラニアを属国にできれば他の国も加わり対アルネスト帝国の連合国ができる可能性が高いでが……」
アルベルトは
「しかしここまで上手く事が運ぶのでしょうか……」
カール・バルト・ニコラス国王が
「まあ今日はこの城に停泊してください」
アルベルトは
「分かりました。ではお言葉に甘えて停泊させてもらいます。」
そしてアルベルトはゲーリングに
「クラングファルベ大将に3交代で兵に休息を取らせるように頼む!」
そしてライナーに近づき
「ライナーよ……何があるか分からんお互いに夜は油断しないように守り合おう」
ライナーは
「陛下、俺1人で休みなしで護衛しますよ」
アルベルトは
「徹夜の護衛は体に悪いし……お互い用心して休息しよう」
こうしてシュバルツヴァインズ王国はアルネスト帝国を退けた
しかしこれから何が起こるかはまだ知る事はなかった
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