再誕シュバルツヴァインズ王国
投稿させていただきました
新勢力を登場させました
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アルベルト一行はシュバルツヴァインズ王国建国式のためニールヘンに向かった
まずアルベルトは街の規模に驚いた二重の堀に壁、商人達の賑わう大通りにラインツ川を挟んだ橋の向こうの大広間、そして奥にある宮殿のファザード(正面)は精緻な飾りはないが重厚感があり他の街の建物に紛れて違和感がない。
建築士が
「こちらへどうぞ……」
中に入ったアルベルトは息を飲んだ
建物の中に中庭があった
アルベルトが
「ここならディアナを呼んでも喜ぶかもな……」
マッテオ参謀長が
「では玉座の間兼面会室へ……」
玉座の間は一階にあり足が不自由な者ども行き来ができ、他の国の玉座の間より広くなく派手さもなかった
そこに懐かしい見知った顔があった
ラインズベルト王国の宰相カールセン・フォン・ファルケンホルストであった
アルベルトは親しみを笑顔で
「久しいなカールセンもう何ヶ月ふりかも忘れたぞ」
カールセンも
「いえいえそんなに日時は過ぎてませんよ。しかしあのアルベルト様と戦った日を忘れません」
アルベルトは
「しかしカールセンお前には新しい任務があるラインズベルト王国以外は宰相が不在となり変わりに知事という役職の者が各地方の行政の長となった」
カールセンも
「はい。聞いております。まだ誰かは聞かされてませんが」
アルベルトは頬を掻き
「それはベルン公爵に一任しようと思う」
カールセンは
「なんとベルン公爵ですか!?あの方はニールヘン地方で商人達との仕事で忙しのですよ!」
アルベルトは
「商人達をまとめてるのは商人ギルドだ。商人ギルドとの仲介の役職は投票で決める。ベルン公爵には一時的だがラインズベルト地方の事を協力して行なってほしい」
カールセンは
「たしかにラインズベルト王国については私が詳しいですね。ならあの方なら私が少し手を貸すだけで宜しいですね」
アルベルトはカールセンの肩を叩き
「カールセン、この国は大国となった。知ってると思うが新しい王国の名前は元の大国シュバルツヴァインズ王国とした。首都はこのニールヘンだ。そこでだ。カールセンお前は独身だったが恋人はいるか?」
カールセンは首をふり
「いえいえ、仕事が楽しくてそれどころではありませんよ。いわゆる仕事の虫というやつですね」
アルベルトは
「それならばカールセン体一つでニールヘンでシュバルツヴァインズ王国の宰相をやってもらう。構わないな?」
カールセンは驚いて
「私で宜しいのでしょうか!?」
アルベルトは
「お前の腕前は知っている、いくら5カ国を平定したがまだ敵国にアルネスト帝国等他の国があるお前は政だけでなく戦略、戦術等軍務にも長けている。新しくなるシュバルツヴァインズ王国もそれゆえ軍国国家となる。お前ほど相応しい奴はいない是非やってもらう」
カールセンは
「かしこまりアルベルト陛下!その大役このカールセン・フォン・ファルケンホルストが引き受けました!」
アルベルトは笑い
「それでいい。これからもたのむぞ!あとベルン公爵は?」
カールセンは
「会議室にて商人ギルドの一面と話し合いをしてますよ」
アルベルトはお供の親衛騎士と共に会議室に向かった、そして忙しそうに商人達と話してるベルン公爵を見つけると
「これはベルン公爵お忙しいようで」
ベルン公爵も
「いえいえ、これも商人ギルド、フェアタイルングの長のエッケハルト・ベッカー殿の手腕で私はそこまで忙しくないですよ」
アルベルトは
「ではベルン公爵一つ役目をお願いしたいのですが……」
ベルン公爵は少し不思議そうに
「願い事とは?」
アルベルトは
「この国はラインズベルト王国の元、統一されました。これからこの国の名前はシュバルツヴァインズ王国となり7つの地方に国王の変わりに知事という役職を設けます。首都はこのニールヘンにします。そしてニールヘンを首都としてラインズベルト地方の中に組み込みます。貴方にはラインズベルト地方の知事を頼みたいのです」
ベルン公爵は驚いて
「私がラインズベルト地方の国王の変わりの知事という役職に!?」
アルベルトは笑顔で
「まあ固くならなくても構いませんよ。一度ラインズベルト地方を観光気分で旅行してください。ラインズベルト地方の行政は良い政を行なってますよ。それより……」
ベルン公爵は
「それよりとは?」
アルベルトは
「すまないがベルン公爵このニールヘン地方はシュバルツヴァインズ王国の直轄地となります。公爵はこの地に留まるのは当然の事ですが領地をヴェストブルク地方の西の広大なケーネステ地方に移して欲しいのですが」
ベルン公爵は慌てて
「滅相もないですよ!ルドロフコット王国がラインズベルト王国に破れこの地方をアルベルト陛下が占領した時に領地は没収されると思いました。しかし私はこのニールヘンが好きです。そのケーネステ地方はアルベルト陛下がお好きなように……」
アルベルトは困ったように
「ではご家族に分配されては……」
ベルン公爵も
「アルベルト陛下が仰るならそうします……」
その頃、ニールヘンの近く海運都市ネレウディアの港に巨大な船が何隻も訪れた
街は当然、大騒動となった
その中一際大きなガレオン船の先頭で重厚な白銀に金の精緻な装飾された鎧の若い女性が
「あの街がニールヘンか……この港街からもよく見えるな。アルバネーゼ」
アルバネーゼと呼ばれた軽装の鎧にマントの男が
「はいサルヴァドーリ提督。情報通りなら国名もシュバルツヴァインズ王国になりあの街が首都になるようです」
サルヴァドーリ提督と呼ばれた女性が
「あの国の主はかなりのやり手と聞くが本当か?ベッカー殿よ」
商人ギルド、フェアタイルングの長のエッケハルト・ベッカーが
「はい。またたく間にあの群雄割拠だった5カ月をまとめましたので……私は一度会いましが若くその目は何を企んでるか分からず、しかし心は闘士のような目の方でしたよ」
「ほう、そのような男か……ところで、この大型ガレオン船が停泊できそうな桟橋があるな……船はないようだが交易に使うにしては広すぎるな……参謀としてはどう考える?アルバネーゼ」
アルバネーゼ
「参謀としてはアルネスト帝国の港街に侵攻するか……」
サルヴァドーリは
「あるいはポーツマステアか……」
するとアルバネーゼ参謀が
「そうなればシルニチア朝パルシャワを敵にする事ですな……」
サルヴァドーリが
「あのアルガール二世を敵にか……」
アルバネーゼ参謀は
「当然、我がカトレア公国と同盟となりますな……まあアルネスト帝国が敵ならば利害は一致しますが……それにポーツマステアを狙ってるのは」
サルヴァドーリはアルバネーゼを睨み
「私がアドルナート大公を敵にするとでも考えてるのが?」
アルバネーゼ参謀は
「いえ私は一介の一国の軍人に過ぎません!その様な大言壮語は!」
サルヴァドーリはアルバネーゼ参謀に笑みを見せ
「このイルカの皮を被ったサメが……まあ良い軍用グリフォンを11匹準備しろ!私はひとまず先にそのアルベルトとやらに会いに行く。サルヴァドーリ!お前は街に巨大バリスタを構えとけるよう命令しろ!威嚇は必要だ!その後、お前もニールヘンへ向かえ!ベッカー殿また後ほどな……」
そんな事を知らないアルベルトはシュバルツヴァインズ建国式典の為
宮殿のバルコニーにマッテオ参謀長とラングベルドと一緒にいた
バルコニーからは各将やアルベルト親衛騎士団や黒色獅子騎士団を並ばせ背後には各地方の有力者や市民が溢れてた
アルベルトは意気揚々と
「皆さんこの群雄割拠だった地は一つになりました。これは私だけの力ではなく私に使えた将そして各地の有力者、民衆によって選ばられた者その者達があったからです。この国は洗濯されたのです。洗われ綺麗になった国はシュバルツヴァインズ王国とします!昔、伝統があった本来の我が国の名前です!まだ建国されたばかりで混乱はありましょうが一緒にこの国を恵みある強い国にしましょう!」
あたり一面の大歓声
アルベルトは一息つき
「ではシュバルツヴァインズに万歳を!」
観衆は一同に
「シュバルツヴァインズ万歳!
シュバルツヴァインズ万歳!」
と連呼した
その時、東の空から巨大な鳥に跨った重厚な鎧を装着をした騎士らしき者達がこちらにやってきた
今のアルベルトはこれがなにを意味するかを知らなかった
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