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歴史好きな異世界転生者は民主主義を掲げます  作者: 水道 すくね
第一章 5つの王国を併合し元の大国シュバルツヴァインズ王国に戻すアルベルト
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ニードフェルドの憂い

投票させていただきました


では閲覧お願い致します

ヴェストブルク王国の首都ヴェーリングルトを攻略して3週間が経過した

各地では投票を行われ急ごしらえだが各地の地方の政を行わう者も決まった


 アルベルトはいつもは座りたくもない玉座の間に座ってた

傍らにはヴァイスミュラー・マッテオ参謀長と護衛のライナー・リーベルト准将に

そしてローベル・ハグマイヤーを秘書官として傍らに


 それは新たな人選を集めて各々の階級を与える為の式典である

まずはアドリア・ヒルゲン将軍をヴェストブルク地方司令官に大将に

アドリア大将から推挙があった貴族ながらも騎兵に強みのあるドミニク・フォン・ゼーガースを中将に

傭兵から一将になったゲオルク・バルシュミーデン小将の軍隊運用を見込んで1階級特進で中将に

防御陣で定評のある現在ニールヘンを防衛しているバルナバス・フォン・クラングファルベ中将を大将に

そしてクラングファルベの推挙で防衛の隙に攻撃をする戦法を得意とする将クリストフ・アッカーマン小将を1階級特進で中将とした

領土が大きくなり憲兵総監としてこれからも人材を育成してもらう為ルイナルド・ウィルスコット憲兵総監を大将に

山猫部隊隊長のバルドゥイーン・ヒューベンタールは特殊部隊の一隊長として引き続き中将にした

本人は階級には特に興味もなくアルベルトの元で山猫部隊を引き連れつ活躍する事を望んでいた

 そしてアルベルトは

「各々各自、自分の立場を考え精進するように!」

 そしてニードフェルドを見て

「ニードフェルドよ……お前は筆頭大将にする!依存はないか?」


 ニードフェルドは驚いて

「私なんかが筆頭大将には……」


 アルベルトはニードフェルドに近づき肩を叩いて

「ニードフェルドよ……お前は軍隊運用そして兵士の訓練に定評がある。お前は今まで私の元で見事に貢献してくれた。お前もこれから将を育てる立場だ。この大きくなった領土では私が不在の場合もある。いつまでも私だけの元だけで才能を振るう訳にはいかないのだ」

 

 そこへラングベルドが来て

「ニードフェルド俺は古株だが黒色獅子騎士団の騎士団長として戦地を暴れるしか能力がないから大将なんだ。お前は軍務に多彩な才能がある。年をとればお前は何処かの兵学校で強弁をとってるかもしれないなぞ。よく考えてくれ」


 ニードフェルドは考えながら

「陛下……大変、申し訳ありませんが時間をください」


 アルベルトは

「分かった。ニードフェルドよ。しかし他の将の階級が特進したのだ大将の階級は受理するように、これは命令だ」


 その時アルベルト親衛騎士が玉座の間に現れて

「アルベルト陛下!客人が来ております。わざわざアルベルト陛下に謁見はとは思いましたがドミニク・フォン・ヘルフェリヒトと申しましてヴァイスミュラー・マッテオ参謀長の名前を出せば分かると……」


 マッテオ参謀長が

「ドミニク殿が!?アルベルト陛下!」


 アルベルトは

「ああ以前アルノン村でアルノルト青年から聞いた名前ですな。是非、会わせてほしい」


…………

 

 しばらくするとボロボロのローブの青年が現れた

 「貴方がアルベルト陛下ですか」

そう言うとローブを脱ぎ捨てた


 そこには整髪された黒い髪、整えらた紳士服を着た青年が

 「私はドミニク・フォン・ヘルフェリヒトと申します。アルベルト陛下の噂は至るところから聞いております」


 マッテオ参謀長が

「これはドミニク殿お久しぶりで今まで何をなさっていたのですか?」 

 

 ヘルフェリヒトはひれ伏し

「はいマッテオ先生、貴方の教えを各地で説き、私自信もヴェストブルクの私財を投げ売り勉学に励んでおりました」

 

 マッテオ参謀長は

「それで今回の謁見はもしや?」


 ヘルフェリヒトは笑顔で

「この際アルベルト陛下の元で働きたいのですよ」


 アルベルトは

「マッテオ参謀長の教えで更に各地で勉学に励んでいたのならば、こちらからお願いする!是非、我が軍門に降っていただけると助かる」


 こうして一同は各持ち場に戻って行った

 

その夜 マッテオ参謀長とアルベルトはチェスをしていた

 

 「チェックメイト。よしやっとマッテオさんに勝てた!」

 

 マッテオも唸り

「さすがに大胆に出たのが悪手だったか……」


 「いや勝機はマッテオ先生にありましたよ。ただキングをもっと守っていたら」

 

 いつの間にかヘルフェリヒトがいた


 マッテオが

「これはドミニクさん今まで何方に?」


  ヘルフェリヒトは笑顔で

「ここの兵士の様子を見ていたのですよ。それにしても……」


 アルベルトが

「ヘルフェリヒト殿それで我が軍はいかがでしょうしょうか?」

 

 ヘルフェリヒトは

「ヒューベンタール中将は癖がありますがそこが長所でしょう。これからは山猫部隊を人数を増やしても宜しいかと……それとニードフェルド大将ですね」


 アルベルトは

「ニードフェルドがなにか?」


 ヘルフェリヒトは

「努力しすぎてますね。軍隊というものは個人でするものではありません。ここはニードフェルド大将に功績を与えてみては……」


 アルベルトが

「功績とはいかに?」


 ヘルフェリヒトは

「少しヴェストブルク地方の西で反乱の兆しがあります。どうやらドロマエーンズ王国ヨーゼフ・フォン・オルデンブルク元国王の側室でありヨーゼフ元国王の子供を懐妊してたクリスティン・フォン・メルクレンバイツ嬢がドロマエーンズ王国の正統後継者の子の親だとして反意を各地の貴族を懐柔して促してるようで……」


 アルベルトは

「まさかあの白鷹騎士団団長のメルクレンバイツ家の繋がりとは……時代は変わりつつにも今更か……よし反乱があればニードフェルドに一任してみよう。マッテオさんも異論はないでしょうか?」


 マッテオも

「勿論です。ニードフェルド大将はこの国の軍には必要な人材です。ここで功績をとっていただきましょう。それとヘルフェリヒト殿貴方にはニードフェルド大将の参謀をして頂きたいのですが構いませんか?」


 ヘルフェリヒトも

「私で良ければ構いませんよ」


 そうして夜が明けた

すぐに昼にはヴェストブルク地方の西のケーネステ地方の方で反乱が起きた。その報を聞いたアルベルトは


  ヘルフェリヒトといたマッテオ参謀長に 

「マッテオ参謀長!首謀者は?」


 マッテオ参謀長は

「クリスティン嬢の兄のクンツ・フォン・メルクレンバイツ伯爵です。数は二万です。どうやら貴族達の最後の抵抗でしょう」


 アルベルトは

「ニードフェルドを呼んで来てくれ!」


…………


 すぐにニードフェルドが駆けつけた

アルベルトはニードフェルドに

「もう反乱の事は聞いているな?お前には大将として騎兵1千5百と歩兵5千にゼーガース中将とゲオルク中将を貴下にしてこの反乱を鎮圧してみせろ!敵は烏合の衆だが3倍だ!油断はするなよ!」


 ニードフェルド大将は戸惑いつつも決心し

「アルベルト陛下のご命令でしたらこの大役引き受けましょう!」


 そこへヘルフェリヒトが

「私をニードフェルド大将の参謀にして頂きたいきのですがよろしいですか?」


 アルベルトは

「マッテオ参謀長のお墨付きのあるヘルフェリヒトなら勿論です。こちらからお願い致します!」


 アルベルトは心中ニードフェルドがヘルフェリヒトを参謀にした事を是として喜んだ


 こうして一同はケーネステ地方に向かった


…………


 到着すると敵は丘の上でヴェストブルクの旗を掲げてた

 

 アルベルトは

「これじゃドロマエーンズ王国の正統な後継者を名乗っているか分からんな……それでニードフェルド、どうする?」


 ニードフェルドは考えながら

「ここはゲオルク中将に歩兵三千を左右からやや前方の側面を!ゼーガース中将の騎兵は一度突撃した後、逃げるように退却してください!私は歩兵2千で追走してくる兵を受け止めます。そこをゼーガース中将には反転して突撃してください!」


 参謀のヘルフェリヒトは

「なるほど……上手くいけば敵は包囲され混乱しますね」


 ニードフェルドは

「では各自お願いする!」


 そうしてゲオルク中将が言われた通り左右から攻撃する。それを合図にゼーガース中将の騎兵が突撃した


 しばらく拮抗したのちゼーガース中将の騎兵が逃げるように反転してきた

それを追うように細長くなったクンツ伯爵の軍は突撃してきた


 それをニードフェルド2千が受け止める。

そこへ左右からゲオルク中将が挟み込む。


 そしてニードフェルド大将が

「ゼーガース中将!今だ!突撃しろ!」


 鼻っ面を喰らったクンツ伯爵の軍は騎兵を先頭に崩れた。そこを後ろ背面からゲオルク中将が包囲した


 敵は混乱した。ゼーガース中将が

「クンツ伯爵を討ち取りました!ニードフェルド大将!」


 ニードフェルドは

「全軍!敵が落ち着き次第攻撃を緩めよ!相手は強制的に徴兵された者もいるだろう!」


 そうしてニードフェルドの策で反乱は収まった


 参謀のヘルフェリヒトは

「ニードフェルド大将!お見事です。少ない犠牲で反乱を治めましたぞ!」


 ニードフェルドはやや興奮していた


 アルベルトはニードフェルドに

「ニードフェルドよ!これが戦に打ち勝った時の高揚感だ!お前は見後役目を果たせた!もう筆頭大将の位は返上させんぞ!」


 ニードフェルドは落ち着き

「分かりました。その大役、私が引き受けます。しかし条件があります!」


 アルベルトは

「ニードフェルド筆頭大将よ。条件とは?」


 ニードフェルドは

「ヘルフェリヒト殿を参謀にお願いします。あの方には教わる事が沢山あると思います。」


 ヘルフェリヒトは

「私で宜しければニードフェルド大将の参謀になりましょう」


 アルベルトは

「よし敗残兵をまとめてヴェーリングルトに凱旋だ!ここはニードフェルド!お前が先頭だ!」


 こうしてケーネステ地方の反乱が鎮圧したと同時にアルベルトはニードフェルドを別の固有戦力の将とすることができた

 

 


閲覧して頂きましてありがとうございます


ニードフェルドは地味ながらも今までアルベルトの陣営で軍隊運用や兵士の訓練を担当しておりました

これからはニードフェルド筆頭大将が自ら将の選出ができるようになるかですね


また毎日投稿させていただきますので宜しくお願い致します

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