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歴史好きな異世界転生者は民主主義を掲げます  作者: 水道 すくね
第一章 5つの王国を併合し元の大国シュバルツヴァインズ王国に戻すアルベルト
31/45

国家をまとめる為には

投稿させていただきました


閲覧お願いします

アルベルト率いるラインズベルト王国はヴェストブルク王国を攻略した


玉座の間にてアルベルトとペトロネラ小将がお互い話し合ってた


 アルベルトは寂しげな表情で

「そうか……貴方は故郷に帰ると思ったが私の下に就くか……」

 

 ペトロネラ小将もやるせない表情だったが

「はい……いくら貴方の剣によりツァイト王子が死んだとしても……故郷に帰って落ち着いた日々を送れそうにないもので……」


 アルベルトはペトロネラ小将に

「しかし階級は小将という訳にはいかない……大佐という位に就いてもらう」

「大佐とは?」

「我が軍で独自に設けた役職だ。准将の下の位だ。今我が軍では目下の敵国はアルネスト帝国だ。帝国の介入による戦で夫を失った若い未亡人が多くてな、その未亡人達が私の元に是非、私の下で剣を振るいたいと申すのだ。そこでだ」

「そこで?」

「貴方には女性だけで構成される薔薇騎士隊の隊長になってもらう」

  

 ペトロネラ小将はしばらくの沈黙の後

「分かりました。私で良ければその薔薇騎士隊の隊長にさせていただきます」


 アルベルトはペトロネラ小将いや大佐に剣を渡して

 「今から一汗かかないか?ペトロネラ大佐」

 

 ペトロネラ大佐もやるせない表情を振りはらい、笑顔で

「私で良ければ!」


 二人とも時間が忘れるまで剣を交えた。いままでの惨劇を忘れる様に……


 そしてペトロネラ大佐が去った後、玉座の間にマッテオ参謀長とラングベルドがやってきた


 マッテオ参謀長が

「ついに5カ国を統一されましたな。それで国名はどうしますか?」


 アルベルトは

「新しい器には新しい酒が必要だが、ここは伝統に基づいて元のシュバルツヴァインズ王国に戻そうと思う」


 マッテオ参謀長も

「それが宜しいかと、それにより兵や国民の士気が高まるかと、それで首都はニールヘンが宜しいかと……」

 

 アルベルトはとっさに

「ではベルン公爵はどうするのですか?」


 マッテオは

「あの方にはこのヴェストブルクの私服を肥やしてた貴族達から接収した土地を変わりに与えましょう」


 アルベルトは

「しかしベルン公爵はニールヘンでも人望があるので、この際ラインズベルト王国知事になってもらおうかと」


 マッテオは驚いて

「ベルン公爵を知事に!?ラインズベルト地方知事の役職は重いのでは!?」


 ラングベルドが不思議そうに

「なあアルベルト、知事ってなんだ?」


 アルベルトは

「各地方の行政のトップだよ。つまりベルン公爵にはラインズベルト地方の行政のトップになってもらうんだ。まあ本人が嫌なら構わないが……ベルン公爵はニールヘンでは温和で人当たりがよく平民に慕われているからな……」


 マッテオが

「では一時的に知事になってもらい、その後はラインズベルト地方の民衆の投票により知事は選出するようにするのですな?」

 

 アルベルトは

「ええそれで構いません。それよりニールヘンで行政を行う建物はいつくらい完成しますか?マッテオさん」 

「あと1ヶ月で完成しますよ。」


 アルベルトは驚いて

「1ヶ月で!まさか木造建築ではないですよね!?」 


 マッテオは落ち着いて

「ちゃんとした煉瓦作りの大きな建物ですよ。玉座の間は一応面接室として設けてますよ」

「しかし1ヶ月なんて!」

 

 マッテオは笑い

「アルベルトさんはこの世界の事をまだご存知じではないみたいで……建築の為の錬金術師がおります。この時を見越して腕のいい錬金術師を何名も雇ってます。すいませんアルベルトさんにはまだ言ってなくて……」


 アルベルトは笑いながら

「マッテオさんはよくぞ僕が反対できない状況を作りましたね」

 

 マッテオは

「それより領地は領主である貴族と投票で選ばれた者で政を行えば次第に貴族の権力も薄れますしね」


 ラングベルドは

「そういや俺は公爵だけど領地は村一つだな。他は家族に分配したしな。まあアルベルトの入れ知恵で黒色獅子騎士団ばかりの村になったんだが……」


 マッテオが驚いて

「黒色獅子騎士団だけの村ですか!?」


 アルベルトは

「僕はもともと奴隷の身分でしたから共同生活をする事による団結がある事を知っていたのでラングベルドに打診したのですよ。もともと世界を専制民主主義だろうが普通の民主主義だろうが変えてやると決めた時に黒一色の騎士団を構想していたので、まあ恥ずかしい話、僕がこの世界に転生する前の小説等から影響を受けたのですが……」


 アルベルトは唾を飲み一息ついて

「それで国名を変えて国家統一宣言はニールヘンにある城が出来上がったあとでよろしいでしょうか?」


 マッテオも

「もちろんです。それとこのヴェストブルク王国があった場所はもともと2つの国を勢力図に組み込んだ地ですが……」


 アルベルトは

「勿論、マッテオさんの考えてる様に三つの地域に分けますよ。それより早く投票をヴェストブルクだった地方で行うようにお願いしますね。マッテオさん」


マッテオも

「勿論です。多少民衆や領主は驚くでしょうが……」


 アルベルトは笑顔から冷ややかな顔で

「それでマッテオさんこの地方で幅を利かせてた貴族は?」


 マッテオも

「殆どが領民の苦しさも気にもしない、いわゆる悪徳領主ばかりでしたよ……」


 アルベルトは

「マッテオさん反乱が起きても構いません。その様な輩は断絶しないと……」


 マッテオも

「はい、いざと言う時はニードフェルト中将に備えて貰ってます」


 アルベルトは

「それならよいですが……」


 その時、1人の兵士がやってきて

「アルベルト陛下!見つかりました!例の結晶が!」


 アルベルトはハッとなって

「何処にあったのだ?」

「はいこの城はアイネス教の神殿と併設されております。その地下に!」


 アルベルトは

「マッテオ参謀長にラングベルド!共に参ろう!」


…………


アイネス教の神殿の地下を降りると大きな扉があり開くと巨大な空間があった

肝心の結晶は空間の小さな台座で光を放っていた


 アルベルトが結晶に手を当てる

「まだ光っている……これは封印が解除されてないていう事か……」


 マッテオ参謀長も

「古い文献には魔神は結晶の光により封印されたと……」

「魔族は封印に解除できなかったのか……あえてしなかったのか」

「分かりません……ただここは厳重にしておかないと」


 アルベルトは

「とにかく情報が分からないままか……他の結晶の場所も……封印の解除方法も」


 マッテオ参謀長は

「とにかく他のカトレア等の国には、この事を告げますか?」


 アルベルトら

「そうですね……カトレアにはオクトパスの件もありますから」

「分かりました。マルキンスに告げておきます」


 アルベルトは

「そういやカトレアとの同盟はどうしましょう?」


 マッテオ参謀長は深く考え

「シルニチア朝パルシャワの件もありますので一カ月後のシュバルツヴァインズ王国成立宣言の後にしましょう。敵国であるアルネスト帝国の雪解けもまだですし」


 アルベルトは

「しかしアルネスト帝国の平野部は頂きましょう。」


 マッテオも

「まあ、今はこの国が落ち着いてからですね」


 アルベルト達は結晶のあった空間を出た

  

 アルベルトは階段を上がりながら考えた



 (とにかくやる事は山積みだが目的は変わらない!魔族の蔓延らない平等な世界を作る事だ!)






閲覧していただきましてありがとうございます

閲覧してくださってる皆さんに謝る事が何点かあります

まずニードフェルト中将の名前がニードルフェルトやニーズフェルトになってた点です

今後はニードフェルトと正します

上司や部下にも公平で軍隊運用や軍事には長けてる一面やや自分を過小評価してしまい、それを努力で補おうとする将です

私も愛着があります

これからもニードフェルトを宜しくお願いします

次の点は濁点つまり・・・指摘され……に変えました 文法の初歩的な誤りすいません

それと名前のフルネームは名前・苗字に変更しております

混乱させてしまった皆様申し訳ありません

また毎日投稿させていただきます

歴史好きな異世界転生者は民主主義を掲げます

を宜しくお願いします

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