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歴史好きな異世界転生者は民主主義を掲げます  作者: 水道 すくね
第一章 5つの王国を併合し元の大国シュバルツヴァインズ王国に戻すアルベルト
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ヴェストブルク王国侵攻戦 後編

投稿させていただきました


謁見宜しくお願いします

ヴェストブルク王国の首都ヴェーリングルト

に侵攻して二日目の夜 アルベルトとラングベルドは何段にも層になっている街と城を見ていた

白鷹騎士団の団長で大貴族のユルゲン公爵が味方の一般兵の手により命を落としたのにまだ白鷹騎士団の旗は立っていた

  

 アルベルトは小さく呟く

「貴族の誇りだけで戦はできるか……愚かしい……」

ラングベルドも

「ああ……俺もラインズベルト王国の公爵だけどな……俺は自信はあるぞ……いくら環境が違えどもこうはならいと……だから黒色獅子騎士団には奴隷出身もいるんだ……まあその奴隷階級の剣闘士を黒色獅子騎士団に加入させたのは尊いやアルベルトお前だったがな……」


 その時、ヴェーリングルトの至るところから煙が昇り白鷹騎士団の旗が次々と下げられてきた

 

 その時、街の大きな門が開場され一人の兵士がアルベルトに

「アルベルト陛下今 アドリア殿の使者と山猫部隊の一人が謁見をと……」

 

 アルベルトは

「そうか通してくれ!それとマッテオ参謀長を呼んでくれ!」


 すぐにアドリア将軍の使者と山猫部隊の一人がやって来て


 アドリア将軍の使者が

「アルベル殿!突然の謁見ありがとうございます!今、街で暴動が起きました!今 アドリア将軍が沈静化させてます!」 

 

 山猫部隊の1人も

「城内にいた残りの白鷹騎士団も制圧しました。どうやら暴動の発端は泥酔した白鷹騎士団の1人が平民を殺害したのが原因です!」


 アルベルトが  

「あれは!?」


 城から根のよう凶々しい触手が城や街を絡めるように這っていった


 そこにマッテオ参謀長も来て

「アルベルト殿!状況は?」


 アルベルトは

「街で暴動が起きました!どうやら泥酔した白鷹騎士団が平民を殺害したようで、白鷹騎士団は山猫部隊が制圧しております。アドリア将軍は沈静化に働きかけてます!それにしてもあの触手は!?」 


 マッテオは

「十中八九、魔族でしょうね!どうしますか!」

 

 アルベルトは

「私の親衛騎士団とラングベルドの黒色騎士団で城内に突入します!ニードルフェルトは街の沈静化を!」


 そしてアルベルトは表情が冷徹になり山猫部隊の兵士に

「白鷹騎士団の連中は生かしておけ、連中は生かしてこそ価値がある」


 そうして親衛騎士団とラングベルド率いる黒色騎士団と何層にもなる街を駆け上がっていく


 そして城門に到着した

そこはまだ触手が侵食してなかった


 アルベルトは

「まるで歓迎してるようだな……ラングベルドおそらくアイネス教の私兵もいる注意しろ!」

 ラングベルドも

「ああ分かってる!さあ突入しようじゃないか!」 


 城門も破り城内に入る

城内の兵士達は戦意を失う者、触手に紛れ込まれている者達ばかりだった


 そして目の前にローブを着た軽装の鎧のアイネス教の私兵が立ち塞がった

 その中から1人の信者が

「これが女神アイネス様の力だ。まるで全てから解放されるようだ!さあ歯向かう者は私達が相手だ!」


 すると私兵達から手が鋭利な刃物の様になり目が赤く発色した


 アルベルトは

「ついに人間まで捨てたのか!これがアイネス様っていう者の導きか?」


 下馬したアルベルト親衛騎士団とラングベルド率いる黒色騎士団が次々と切り伏せて行く


 ラングベルドが

「アルベルトこれじゃ!切りがない!ここは俺達、黒色騎士団に任せろ!」


 そしてラングベルドは黒色騎士団を鼓舞するように

「さあ諸君、悪魔には俺達、黒い悪魔が相手しようではないか!献上品はこいつらの悲鳴で充分だろう!」

 

 軽快に笑いながら戦う黒色騎士団達


 アルベルトは

「いつも愉快に笑う兵程、頼もしい者はない。では任せた!」


 次々と異形と化した信者を切り伏せてついに玉座の間についた

そこにはベルノルト国王を触手が巻き付いてそこを中心に触手が広がっていた


 アルベルトは冷静になり呟く

「まあ……御約束ってやつか」

 

 そして凶々しい杖を持った三つ目の魔族が立ち塞がる

 そしてアルベルトに

「いままでよく散々私の配下達を葬ってくれたな。アルベルト陛下よ。分かっていると思うが私を倒したら触手が国王の心臓を貫くぞ!」


 アルベルトは少し戸惑ってたが魔族を無視して襲い掛かってくる触手を切り祓いベルノルト国王に目の前に向かったそして笑顔で


 「ベルノルト国王、今楽にしますね」


 ベルノルト国王も埋めきながら

「王は王の手によって葬り去られるのは……道理だとは……思いませんが……これは私の優柔不断が招いた事です……貴方の事はツァイトから聞いております……さあ!」


 襲い掛かってくる触手を切り祓いながらアルベルトは

「貴方は優柔不断だったかもしれませんが最後は見事です……さあ最期の言葉は」


 ベルノルト国王は

「貴方にもっと……早く会えれば良かった……それだけです」

「ではヴァルハラでツァイト王子が待ってます。私も後から行きます。そのときはツァイト王子が絶賛したシチューでも食べながら団欒としましょう」

 

 そしてベルノルト国王の胸に心臓を突き刺した

 そしてその刀を魔族向けた


 魔族は

「三文芝居はもう終わりかなアルベルト陛下?私は他の配下の魔族とは違うぞ!」


 魔族は杖を地面に刺すとそこから触手が広がっていった

 

 アルベルトは

「炎よ我が刃に纏え!」


 するとアルベルトの刀に炎が宿った

そしてゆっくり近づいていく

 ある時は触手を切り祓い、あるときは片手もぎ取りゆっくりと魔族に近づいていく


 魔族は様子を見て

「触手がかなわない!貴様は悪魔か!?」


 「いや悪魔じゃない……アルベルト・フォン・シーボルトただの1人の人間だ……」


 そして杖を刀で切断する


魔族は後退りしながら

「来るな!化け物が!」


アルベルトは

「最後ぐらいは名前を名乗れ!」


魔族は笑い

「魔神官の1人グルワールだ……どうやらまだ私の命運は尽きてないようだ!」


 するとグルワールの腹から刃物が飛びたし

アルベルトの心臓を目掛けてきた


 それをアルベルトはとっさに刃物を左手を使いわざと貫通させた


 グルワールは

「貴様!痛くないのか!?」


 そのとき刃物を掴みグルワールを引き寄せてグルワールの腕を切り落とした


 グルワールは悶絶した

「ぐわああ私の腕が!」


 アルベルトは

「貴様の部下は腕を切り落とされても笑っていたぞ……楽には殺さん……」


 そしてグルワールの腹に刀を突き刺し

刀に宿った炎を強くする


 アルベルトは

「強靭な肉体を恨むがいい……」


 炎がゆっくりとグルワールを焼いていく


「キャヒーアー!キー!!!」


 炎で絶叫をあげるグルワール

そしてゆっくりと消し炭となっていった


 アルベルトは呟く

「貴様の悲鳴さえ……私の心を静めてくれないか……」


 そこへラングベルドが駆けつけた

「アルベルト!こっちは片付いた!それより魔族は?」


 アルベルトは涙をこらえ笑い

「ハハハラングベルド!今、跡形もなく消し炭にしてやった!それより牢獄は?」


 「ああ今から行こう……案内する」


 牢獄に向かい牢屋の一室を開く

そこには裸のペトロネラ小将がいた

アルベルトはペトロネラ小将にマントをかけ

 

 ペトロネラ小将は震えながら

「アルベルト殿私は……私は……それより王子は?ツァイト王子は」


 アルベルトは悲しみの表情で返した

「見事な最後だった。その血は私の剣に染み込んでいる……」

「ツァイト王子……うわああ!」


 アルベルトは

「虫がいいかと思うが私を王子と思え……」 


 そうして泣き叫ぶペトロネラ小将を強く抱きしめた


 アルベルトは思った


 (早く朝が来ればいい……そうしたら朝日がこのやるせなさを慰めてくれる……)


 こうしてヴェストブルク王国の首都ヴェーリングルトは陥落した


 

 

  

 


 






 

謁見していただきありがうございます


文章で分かりにくかったり謝字・雑字があればコメントにて受けつけます

また毎日投稿させていただきますので宜しくお願いします

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