魔神ザ・ロードオブ・グロリア
投稿させていただきました
短いですが今後の展開の接着材と考え
作成しました
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こちらです
伯爵に連れられ地下への階段を降りる
すると、そこは鉄格子のある部屋が沢山あった
「ここは元は捕虜を収容していた場所です」
「なるほど、それでこんなつくりになっているのか」
「なあアルベルト?」
「なんだラングベルド?」
「あの剣技はなんだ?俺にも見極める事が出来なかったぞ」
「ああ、あれはラングベルド僕の生まれた国の剣技で居合というんだ」
「居合?とはどういった剣技なんだ?」
「普通は剣を抜く構える切る。だろ」
「居合は抜くと同時に切る。と言った構える動作を省いた剣技だよ」
「確かに理にかなってるな」
「僕も見様見真似で何度も練習したんだけど今回上手く切れて良かったよ」
「本当だよな。そういやお前の剣も変わってるよな」
「ああ、これは鍛冶師に特注した刀ってやつだよ。これもこの世界に来る前に勉強して作ってもらったけど10本程作ってもらってやっと形になったんだ」
そう言うとアルベルトは剣を抜いて眺める
「この反りと刃文がいいんだよな。昔の僕の国の騎士の魂だって代物なんだよ」
ラングベルドは
「そういえばニールヘンで鍛冶師に頼んでおいた剣もできてるかな」
「どんな剣なんだ?」
「まあ千本造ってもらう予定だったけど見れば分かるよ」
そう話をしながら
通路の奥に着いた
クヌート伯爵がこちらです
そういうと回転軸で出来た壁が回る
「本来は敵に攻め込まれた時に密かに隠れる部屋ですが・・・」
そこそこ大きな部屋で複数の人がいる中、紳士服に口髭のやつれた男性が奥のテーブルの椅子に座ってた
伯爵が
「アルベルト殿こちらがアイゼンマン公爵です」
公爵ははっとなって
「これはアルベルト殿ですな、そちらの密偵に合図と共に決起を促すように聞かされておりました、しかしその黒い鎧のお方は噂の黒い悪魔と呼ばれるシュヴァルツェ・レーヴェンリッター(黒色獅子騎士団)の方ですね!」
「はい私が団長のラインズベルト王国公爵ラングベルド フォン ヴォルフガングと申します」
マッテオ参謀長が
「私は総参謀長のマッテオと申します。まあ肝心の話をしましょう」
アルベルトが
「先程、ヴェストブルク王国側の神父があらわれまして・・・それが魔族だったんです」
そしてアルベルトはカトレアのオクトパスや死霊使いワルネットの事を話した
公爵は
「魔族か・・確かにドロマエーンズ王国の古い文献にありました。魔神ザ・ロードオブ・グロリア・・8つの魂を持つ凶々しい魔族の神だと・・・」
アルベルトが
「8つの魂か・・化け物以上の存在ですな・・それにしても8つの魂とは・・・」
ラングベルドが
「そういやさっきのアンゼルム神父とやらの腕だがどうするんだ?」
「ああ、あれか・・ヴェストブルク王国の教徒に見せしめる為なんだったが・・」
マッテオが
「証明にはならないかと・・・」
「まあ、とにかくあのアンゼルム神父の(あのお方)が気になりますね。向こうのアイネス教の司祭なのかもしれませんが・・」
アルベルトが
「とにかく詮索しても相手がすでに結界の一つを手中にしている可能性が高いことだけです、それより当面の敵が魔族とヴェストブルク王国軍と言うだけです。二人とも私の建設中の要塞に匿いますがよろしいでしょうか?」
伯爵が
「しかし私が不在となれば領内の民が不審がるでしょう」
マッテオ参謀長が
「ではこのキレーヌ地方はラインズベルト王国の版図に加えこの館には黒色獅子騎士団500名を防衛に充てるのは、どうでしょうか?ラインズベルト殿」
「確かに副団長のルーカスは武衛にも長けておりますのでルーカスをこの街と館の防衛に任命いたしましょう」
アルベルトが
「では公爵は一緒に・・・とにかく決起はタイミングを見て、できるだけ早く行います!ではキャンプに戻るとしましょう!皆、帰りも用心するように!」
・・・・
そうしてキャンプに戻る道中
「公爵いまドロマエーンズ王国内のアイネス教徒はどうなってますか?」
「はい、こちら側の司祭であるアロジウス殿とはこちら側で繋がっております」
マッテオ参謀長が
「ではこちらもアイネス教を外交の手段にして密偵を使い一斉に決起しましょう」
アルベルトが
「ではあのアンゼルム神父の腕をアロジウス司祭の元に届けるように手配できますかマッテオ参謀長」
「はい公爵の伝手があればたやすいでしょ」
「分かりました。では急いで戻るとしますか!」
キャンプに戻ると1人の兵士が
「ただいまニールヘンから武器が届いております」
アルベルトは
「よし!了解した。ヒューベンタール中将をそこに呼んでくれ!私も向かう」
ラインズベルトが
「例の武器だな!興味があるな。俺も見させてもらうか」
武器庫に向かいアルベルトは子供のように武器の箱を開ける
「よし!これだ!これでいい!」
そこには湾曲した刃物があった
ラインズベルトが
「これは?」
「グルカ刀だよラングベルド。通称ククリと言う代物だ」
そこへヒューベンタール中将がやってきて
「陛下なんのようでしょうか?」
「ヒューベンタール!この武器でそこにある丸太を切ってみてくれ!」
ヒューベンタールがククリを軽く持ち
「これは、よし!」
丸太を切った
両断とまではいかなかったが真ん中までは刃が入り込んだ
「陛下、この武器は使えます!」
アルベルトは
「マッテオ参謀長これを新たに作る特殊部隊に配布します。千名ですが・・隊長をヒューベンタール中将にしようと思います」
マッテオ参謀長も
「確かにこの長さの武器なら小回りも効くだろうし、やがて来るカトレアとの海上戦の船内での戦いに使えそうですね。私には異論ありません」
アルベルトは意気揚々と
「ではヒューベンタール中将、貴公をラインズベルト王国軍特殊部隊、通称(山猫部隊)の隊長に任命する!兵士の選出はニーズフェルト中将と相談して訓練は暗い森の中で村人達に気を配って行うように!」
ヒューベンタールは嬉しそうに
「かしこまりました陛下!」
「ではあとは任せたぞ!」
そう言って要塞の仮宿舎まで公爵を連れて行く道中
マッテオ参謀長が
「ヒューベンタール中将はやはり賊っぽいふしがありますね」
アルベルトが
「そこがヒューベンタールの良さだと思いますが」
「確かにあの刃物を持った山猫部隊は活躍すると思います」
「なんせ私が転生する前の世界ではあのククリを持った兵士は山岳民族の傭兵でかなりの戦果をあげてますから」
「さすがにそれは分かります。それよりアイゼンマン公爵を休んでいただかないと・・決起などの見通しは私が放った密偵と照らし合わせて明日、話し合いましょう」
そうして仮宿舎にアイゼンマン公爵を案内するマッテオ参謀長にアルベルトは
「先に行ってくれ・・私は1人ので星を見るとする」
「分かりました。陛下も早く休んでくださいね。状況はいつ変わるが分かりませんから」
1人になる尊ことアルベルトは呟く
「魔神ザ・ロードオブ・グロリアか・・・
星よ私に味方をしてくれ・・・」
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