アイネス教の影には
投稿させていただきました
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ヴェストブルク王国軍との勝利で
アルノン村に向かう道中
アルベルトはマッテオに
「マッテオ参謀長ここは私とラングベルドと貴方と私直属の騎士だけで村には行った方がよいでしょう」
「いえ、まずは村の周囲の森に伏兵がいるかもしれませんので精鋭の黒色獅子騎士団を100名程を護衛と統治の為に同行させましょう」
「マッテオ参謀長それは恐怖によって支配し後に愛によって統治を行うという事でしょうか?」
「はい、その通りです。アルベルト殿もし1人の村人が反旗を起こし流血沙汰になればそれは100人の村人の反乱に繋がると考えください」
アルベルトは唾を飲み
「確かにそう言われるとマッテオ参謀長の言葉が理にかなってますね。その通りにします。ラングベルド、聞いた通りに手配してくれ」
そうしてアルノン村に入った村の建物は森林の中にぽつりぽつりとあって集落であろう場所は森が開けた場所にあった
一際、大きな木造建築の建物に複数の村人が固まってた
その様子はアルベルトには怯えてるのか反抗しているか分かりかねていた
そこでアルベルトはいつも通り
「私はラインズベルト王国国王アルベルト フォン シーボルトと申します」
と言うと下馬し1人で村人の前で笑顔で
「私は貴方がたの生活の邪魔はしません。何か困った事はありませんか?」
すると1人の青年が前に出て
「貴方が噂のアルベルト様ですね。私が村の代表をさせていただいてますアルノルト ハインスと申します。警戒した無礼を謝ります。そちら様の方こそ何か私達に要求はありませんか?」
アルベルトは青年に感心して
「この近くに建物を建築したいのですが、それが要塞なのですよ。もしかしたら村の人達に警戒されるのが、心配しているくらいです。それ以外は当面は税金をとる等はいたしません。私達は侵略者ではなく解放者だと思ってください」
「分かりました。他の村人と配慮は私に任せてください」
アルベルトは感心た表情で
「それにしても貴方はただの村人とは思えませんが、どこかで学を学ばれた人でしょうか?」
「陛下申し訳ありませんが、貴方がたの陣営にヴァイスミュラー マッテオと言うお方はいませんか?」
そのマッテオ参謀長がはっとなって
「はいマッテオとは私ですがなにか?」
「貴方がマッテオ殿ですか、ではドミニク フォン ヘルフェリヒと言う名前はご存知でしょう」
「確かに弟子であり友人にヴェストブルク王国出身のドミニクはいはいましたが、まさか貴族だったとは思いませんでした」
「はい私はドミニク先生から勉学を学び、私自らこの村の代表をして村人、一人一人の票で選ばれた代表者です。この大きな建物も私の私邸ではなく村の相談所や会議場所として機能しております」
マッテオは感心して
「なんとこのような若者が村の代表者を票によって選び自らがなったとは」
アルベルトも感心して
「では要塞を建設の話はよろしいでしょうか?決して村に戦争の日の粉が及ばない場所に建設いたします」
「はい 分かりました。では歓迎致しますアルベルト陛下」
そうしてアルノルトも含めて要塞の建設場所を村の森から離れたキャンプ地で話し合った
アルベルトが
「では、ケーネス川を挟んだ村の対岸に建設する事でかまいませんね」
アルノルト青年も
「ええ、そちらには畑もありませんので」
「ではヒンメル准将そちらでよいか?」
「はい形だけなら1週間で完成させます」
「なんとそんなに早く!」
「はいケーネス川の水を利用した天然の要害にしますから治水作業で矢や魔法が届かない範囲の堀を設けるだけなので」
その時1人の兵士が
「アルベルト陛下失礼します」
「どうした?」
「それが森の外でこのケイネリア地方を治めているクヌート フォン アンハルト伯爵の使いが参られて是非アルベルト陛下にお会いしたいとの事です」
「なんとこの領地を治める伯爵が!是非お通ししろ」
しばらくすると
ややくたびれた紳士服の男性が
キャンプに入り
「アルベルト陛下は貴方ですね 私はアンハルト伯爵の弟のラインマーと申します。よろしければ陛下とだけ話をしたいのですが・・」
「いやここにいる家臣は身内同然だ。秘め事ならここで申してもらえると助かるが」
「では単刀直入に申しましょう。わが兄アンハルトは陛下はもうご存知であると思いますがその失墜したシュナイツ フォン アイゼンマン公爵とは親友同士で現在我が館にヴェストブルク王国のアイネス教に反する信徒達と共に匿っております。そしてここが本題なのですが・・その」
「その?どうした」
「このドロマエーンズ王国のアイネス教徒と反旗を促すつもりで、そして嘘か真かアルベルト陛下も賛同していただけると聞いたもので」
アルベルトは
「マッテオ参謀長その話は?」
「確かに密偵を伯爵に密かに送り込み、上手くいけば、そうする手はずには致しました。しかし密偵がもうそこまで話を進めるとは思いませんでした」
アルベルトは深く考え
「分かりました。では私はどの様にしたら良いでしょうか?」
「はい、まず我が館に来ていただきたいのです。お供は何人でも連れてよいとの事で」
「マッテオ参謀長どうします?」
「用心に越した事はないと思います。館に赴くのなら黒色獅子騎士団500人とアルベルト陛下の親衛隊の騎兵500人をお連れになればよいとの思います。勿論、私も同席いたします」
「それならば、今夜にはそちらの館に向かいますので案内人をお願する」
「かしこまりました。ぜは私が案内致します」
「分かりました。わざわざご苦労です。ラインマー殿ではお願いする」
・・・・
その日の夜 ケーネス地方の領主の館のある街まで向かった。街の規模はそんなに広くなく何軒かの家がひしめき合った中の丘にあった
館の壁はそこそこで守りに合った形をしていた。
館の前で伯爵の私兵に案内され館に入った
館の中には黒色獅子騎士団20名とアルベルトの親衛隊20名を除いた者は館を取り囲むように配置した
「ではこちらに」
伯爵の私兵に案内され館の中を見る
「まるで要塞のような館だな」
私兵は
「もともとこの館はドロマエーンズ王国の要塞だったものを領主の館にしたものですので」
「なるほど、それなら公爵を匿うのには適しているな」
「公爵は秘密の隠し部屋にいますが、まずはシュナイツ伯爵に面会をお願いします」
・・・
そこそこの大きさの広間に出た
中には大きなテーブルもあり
接客の為の部屋だと推測できる
すぐに紳士服の中年の男性が
「これはアルベルト陛下よくいらっしゃいました私がクヌート フォン アンハルトです」
「話は弟君から伺っております。是非 公爵と・・」
「それなんですが」
伯爵はアルベルトの耳元で小さく
「こちらにヴェストブルク側のアイネス教の神父が来ているのですよ・・無下に扱うこともできずに客間に留まっているのですが・・・」
通路から足音が早く聞こえた
その時ローブを深く羽織った男がやって来て
伯爵が
「これはアンゼルム神父なにかようでも?」
「いえいえ伯爵殿・・」
その瞬間、アンゼルム神父は懐から短刀を伯爵の首に振りかざそうとした
しかしその瞬間ラングベルドが右足で短刀を蹴飛ばした
アンゼルム神父は
「これはこれは、その黒い鎧は噂の黒色獅子騎士団ですな」
「そうだ!団長のラングベルドだ!何をする!」
「ではそこにいるのは噂の英雄アルベルト陛下ですか・・フフフ丁度いい」
ロープから手が刃物の様に鋭利に光だして
「公爵さえ始末できれば良ければと思ったがまさかとんだ魚が釣れるとは」
その瞬間アルベルトがアンゼルム神父の腕を居合で切断した
「貴様は魔族だな!のこのこ来るとは!」
中を舞って落ちた腕にもお構いなしに
「痛いですね・・・フフフそれもいい感じだ。まあ貴方がたが結託してた情報さえあればあのお方に褒めてもらえる」
「よく喋る口だな!観念するとは思えないが」
「はい・・またいずれお会いになる事を楽しみにします。では!」
アンゼルムは体を屈めて窓を破って行った
「さすがに壁は破れなかったか」
一息つくアルベルト
マッテオが
「しかしアイネス教に魔族の手が・・・」
アルベルトが
「これは一刻も早く公爵に会わせていただかないと!それと誰かその腕を持って来てくれ」
「かしこまりました!」
そうして1人の親衛隊がアンゼルム神父の不気味な腕を持ってきた
伯爵は
「では隠し部屋まで案内します」
こうして一同はアイゼンマン公爵と会うことになった
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