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【連載版】爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)  作者: naturalsoft


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大魔神が降臨した。シオンの兄登場!

街に戻ると冒険者ギルドに報告しました。


「なるほどな。ワイバーン同士の縄張り争いか。他の所でも起こってないか調べておこう。それより・・・」


ギルマスはシオンの横にいる子ワイバーンを見て深いため息を吐いた。


「ワイバーンの親と勘違いされるなんて、何をどうしたらこうなるんだ?」

「本当にねぇ~」


すでにシオンは全てを諦めた感じで遠くを見つめていた。


「とはいえ、フレイム公爵家ならワイバーンの一匹や二匹は育てられるだろう。しっかりと人間を襲わないように躾けてくれよな。母さん」


!?


すでに母親認定されてる!?

シオンはアウアウと反論しようにも言葉が出なかった。


「あ、ワイバーンの素材の代金は倒したシオンちゃんが7割で、解体した紅き炎が2割、買取のギルドが1割もらうが大丈夫か?」


「それで大丈夫ですよー」


プクーとふくれるシオンにみんな笑うのだった。






と、和やかな空気は家に帰るまででした。

フレイム公爵家に戻ると、もの凄い殺気でシオンを含めて、紅き炎のメンバーも震え上がった。


「・・・・おかえりなさい。それで、私の可愛いシオンちゃんが『子持ち』になったって聞いたのだけど?」


ぴぇぇぇぇん!!!!!

あのおっとりしたお母様が本気で怒っておられる!?


「誰が大切なシオンちゃんをキズものにしてくれたのかしら?それよりBランクパーティーの、護衛の冒険者の皆さんはなにをしていたのかしら?こんなことが起こらないように高いお金を払っているのだけれど?」


ガタガタ・・・

ガタガタ・・・



レッド『だから、からかうのはほどほどにしろって言ったんだ!』

ムラサメ『そんなこと言ってないだろうがっ!リーダーなんだからなんとかしろよ!』

レッド『バカッ!僕に死ねっていうのか!?』

ムラサメ『そうだ!ここは同じ女性ってことで弁明を頼む!』

マリア『無理無理ムリムリむりむり!!!!!!!』

エリー『ごめなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!!!』


紅き炎のメンバーはにこやかに笑っている(目は笑っていない)お母さんを前に戦意を失っていた。


「あ、あの、シオンちゃんが子持ちになったというのは、そ、その・・・・」


レッドは冷や汗をかきまくって言葉が続かなかった。

すると後ろから猛スピードで突っ込んでくる馬車があった。


ほぇっ?


馬車は急停止するとバンっとドアが開いた。


「・・・・俺の可愛い娘のシオンが子持ちになったとは・・・どういうことだーーーーーー!!!!!!!!!」


頭にツノを生やした(比喩的表現)お父さんまで参戦してきたーーー!!!!

前門の虎、後門の狼!?

いやそんな生優しいものじゃない!


怒れる女神様と大魔神が退路を塞いでいるのよ!


万事休すかっ!?

シオンを含め、紅き炎達はみんなで抱き合いながら死を覚悟して震えるのでした。


???「シオン、取り合えず説明をお願いできるかな?

「お、お兄ちゃん!」


初登場のシオンの兄もやってきた。名前は『シリウス』

シオンの兄は一歳年上であり、次期公爵である。すでに社交界の立ち振る舞いや、領地経営の勉強も初めている努力家である。


そして───


「僕の愛する妹を守れなかったクズ冒険者は死んだ方が世の中のためだよね?」


!?


アウアウと涙を流しながら震える紅き炎の皆さんは絶望に染まっていた。

そう!シリウスは重度の『シスコン』だったのだ。普通は自分より魔法の才能がある妹を妬んだりするだろうが、シオンの発明、開発した料理や発明品を見て、うちの妹は天才では?と斜め上の感情を抱くことになり、将来自分が受け継ぐ領地を豊かにしてくれるシオンを溺愛するようになったのだ。


しかも料理は試作品と言って味見をねだってくるシオンに、妹の手料理・・・ジーン!と脳内変換されるほどのシスコンになっていたのである!


そんな大魔神一家が溺愛するシオンを傷つけられたと知ったら、世界を滅ぼすほどに激怒するのは当然であった。

シオンはなんとか、子ワイバーンを見せながら、カクカクシカジカと説明して、なんとか生き延びることができました。


生きてるって素晴らしい!

いやマジで!


それからしばらくの間は、冒険に出かけず、自宅で魔法の訓練に勤しみました。紅き炎のメンバーも、絶対的な大魔神たちに立ち向かえるように、自主訓練を、それはもう死に物狂いで鍛錬に励んでいます。


「はっ!!!!!」


ガギンッ!


「まだまだ!!!!」


レッドとムラサメさんが模擬戦をしています。


「そうよ。もっと杖に魔力を溜めなさい」

「はい!」


エリーさんとマリアさんも、なんとお母さんに修行を着けてもらっています。


「ねぇ、お母さんって強いの?」

「はい、シオンお嬢様のご両親は、二人とも火属性の適性があります。冒険者ランクはAクラスと伺っております」


メイドに教えてもらって、両親が強かったことに驚いた。


そうそう、子ワイバーンに名前を付けました。

産まれたばかりで身体が白かったので『ハクア』と名付けました。

アルビノっぽかったしね。


最近はハクアを私の背中にくっつけて、空を飛ぶのが日課です。


「シオンちゃんは自分で空飛べるのに、カッコいいからってハクアを背中に着けて飛ぶのはアリなのか?」

「でも、あの体格だと似合っているかも♪」

「万が一落ちても、すぐ自分で飛べるし大丈夫だろう」


シルビアは本能で強者がわかるのか、お父さんとお母さんには頭を下げて逆らいません。

私にも甘えてくるのか、ワガママ言うけどね!


「ふはははは!!!!我が漆黒の翼にて空を支配せん!」


今日もシオンのフレイムマスターごっこの声が響き渡ります。


シルビアは白色なんですけどね。

そしてシオンはプ◯キュアのピンクのような格好なんですが、どこに漆黒の要素があるのでしょうか?


「これは登場のシーンのポーズも練習しなければ」



最近では普段は猫をかぶり、魔法などを使う時にフレイムマスターの人格が出てくる設定にしているのです。その隠れた人格が現れる設定の方がカッコいいからと、どこまでも無駄なことに追求するシオンなのでした。








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