↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)  作者: naturalsoft


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
30/34

友達って素晴らしい!

シオンはトボトボと教室に戻るとギランッとまだ残っていたレオとレアに目をつけました。


「レア!あなた知っていたんでしょ!ダンジョンにはパーティじゃないと潜れないって!」

「うん、知ってたよ」


ムキー!

私一人じゃ無理じゃん!


「だから待っていたんでしょ?」

「えっ?」


シオンは何を言われたのかわからず呆然としました。


「俺たちが一緒に着いてっているって言っているだ」

「本当に?いいの?」


レオとレアは顔を合わせて笑った。


「いつもシオンにはお世話になっているし、それに、シオンといると退屈しないからね♪」

「二人とも・・・」


シオンは後を向いて涙を拭いました。

泣いてないもん!


「それにハクアちゃんを入れると4人になるし、ちょうどいいんじゃない?」


ハクアは名目上は私の使い魔として登録されている。

人数に入れてもいいのかな?


「それでどうするんだ?」

「ありがたくご厚意に甘えさせてもらいます!」


よし!いくぞー!と、意気込みましたが、申請してからその日は無理で、数日後に許可が下りるそうでして、再度落ち込むシオンでした。


早くダンジョンに潜りた~い!


そして数日後──


「まさか学園の裏にこんな建物があったなんて・・・」


学園の建物の裏に続く道を歩いて行くと、闘技場のような場所に出ました。窪地になっていて、階段を降りて行くと闘技場の中央に地下へと続く階段がありました。厳重に鋼鉄の扉で閉じられています。


「いらっしゃい。初めてくる生徒は大抵驚くんだよ。万が一、魔物の氾濫(スタンピード)が起きた時、ここで迎え撃てる様にこんな場所になっているんだ」


門番の方が説明してくれました。


「それじゃ、扉を開くが、先に【転移の首飾り】を着けているな?」

「はい。みんな着けています」


「うん、大丈夫だね。それじゃ・・・あれ?」


門番さんは開ける前に私たちの後を見て首を傾げました。


「校長先生、どうしたのですか?」


うん?

後を見るとたまに見かけるヒゲの長いお爺ちゃんがいました。


「間に合ってよかったわい。今日は初めてダンジョンに潜る生徒達がいると聞いてのぅ。日頃の成果も兼ねて同行しようと思ってのぅ」


「ええっ~私たちだけで大丈夫だよ~?」

「まぁ、そう言わんでくれ。ワシは後ろから着いていくだけじゃ。邪魔はせぬよ」

「それならいいか」


シオンは何も考えず許可した。

レオとレアは──


コソッ

「校長先生が直々に着いてくるって、絶対に何かあるだろう?」

「だよね?万が一の時はシオンを救うためじゃない?今のシオンは王国の重要人物だし。本人にはそんな自覚はないだろうけど」


この二人の予想は当たっていた。

シオンの開発するものは、王国中を沸かせて莫大なお金が動くと一部の者に認知されていた。故に、事故でも起こってシオンに何かあれば、魔導学園自体がなくなるかもしれないほどに、気を使わないといけなくなったのである。


「それじゃ、レッツゴー!」


重たい鋼鉄の扉を潜っていざダンジョンです!

中に入ると舗装された階段があり降りていきます。

けっこう歩いて一番下にたどり着くと、少し広い部屋にでました。


「おおっ、ダンジョンっぽくなってきましたね」


ワクワクが止まらないシオンはスキップでもしそうなくらい足が軽かった。


「あんまり急ぐなよ?」

「わかっているって♪」


余り信用できないシオンを見てため息をつくレオだったが、シオンを追って先へ進んだ。


道は一本道になっており今の所、迷路にはなっていなかった。


「一本道か………フレイム・サーチ!」


シオンが魔法を唱えると小さな炎の壁が前に進んでいった。


「シオン、今のは?」

「罠がないか探索魔法を使ったの」


本来は風魔法で落し穴などないか空気の流れで調べる魔法だ。シオンはそこに火種を入れて使ったに過ぎない。


「へぇ~火属性の魔法ってそんな魔法もあるんだね」

「うん、私のオリジナルだよ。さぁ、行くよ~」


!?


『お、今、サラッとオリジナル魔法って言いやがったぞ!』


レアは気付かなかったが、レオと校長は気付いて驚愕した。自分のオリジナル魔法を開発するには長い研究と才能が必要だからだ。特に校長は火属性魔法に探索魔法が存在しないことを知っているため、より驚いた。


『本当に出だしでこれとは、この探索中にいったい何度驚くことになるのだろうか?』


シオン達はそのままダンジョンを歩いて行った。

一階層ともあり、スライムばかり出た。


「あれ?倒したら消滅した?」

「ダンジョンでは死骸は残らないんだよ。ドロップ品は落ちるけどね」


なるほど。素材の永久機関は無理ということか。

しばらく進むとようやく別かれ道が出てきた。

またサーチの魔法です。エコー効果で距離もわかる優れもの♪

風魔法はこういう雑事には便利なんだよね~


「こっちの方が奥が続いているみたい」

「2階層の階段があるかも知れないし距離のある道を行きますか」


こうしてシオン達は順調に先に進んで行った。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。