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【連載版】爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)  作者: naturalsoft


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私の子供ですが、なにか?(開き直り)

それから急に忙しくなりました。

スライムパックの方は少し効果が強かったので割合比率を替えて少し弱くしたり改良しました。

1時間以上していると、痒くなったり、肌が赤くなったからです。

販売時には個人差もありますが30分で外すよう厳命して、それ以上すると逆効果になると販売時に説明するよう伝えました。


学校が始まってもその改良に時間を取られて、私が学園に通う事ができたのは夏休みが終わって一ヶ月後になりました。


ザワザワ

ザワザワ


「なぁ、聞いたか?ようやくシオンが復学するらしいぞ」

「うん、聞いた。聞いた。なんか凄いことをやっていたらしいね」


生徒達の噂話は止まりません。


「凄いこと?」

「うん!女性の間で噂になっているよ。女性を美しくする画期的な化粧品を開発したとか」


「俺の聞いた話だと妊娠したとか。まっ、それはシオンに嫉妬したヤツラのデマだろうがな」


家族の裏工作で一部ではそんな噂が流れているのです。そしてガラッと教室のドアが開いてシオンがやって来ました。


「やっほー!みんな久し振り」


ザワッとみんなシオンに集まりました。


「お帰り!この一ヶ月何していたの?」


みんなの聞きたいことを人懐っこいレアが聞きました。


「あ~、化粧品の開発をしていたら夏休みの間で終わらなくてね~お母様から早く完成させるようせっつかれてね~」


そこでクラスメイト達は気づいた。

シオンの腕にしがみ付いている少女に。


「シオン、その子は誰なんだ?」

「あ、そうだった。みんなに紹介するわ。さっ、自己紹介してね」


その銀髪の少女はオズオズっと顔を上げて挨拶した。


「シオンママの娘でハクアです」


!?


ピキッとクラスの空気が凍ったのがわかった。


「えっと、聞き間違いかな?」

「ママって言った?」


ハクアは再度言った。


「聞き間違いじゃないよ?ハクアはシオンママの娘なの!」


!?


クラスメイト達は交互にシオンとハクアを見比べた。


「よく挨拶できたね~♪えらいよ~」

「えへへっ」


完全に親子の会話である。

教室はパニクった。

当然であろう。


『どうなっているんだ!?』

『ってか相手は誰よ!』

『何歳の時の子供なんだ!?』

『でも、ハクアちゃん可愛い・・・』


「さっ、机に行くよ」

「うんっ!」


あらためて言うがシオンはまだ12歳である。ハクアは外見年齢は10歳(実年齢5歳)なのだ。


「待て待てまてーーーー!!!!!!」


1番耐久力のあるレオが呼び止めた。


「俺たちにもわかるように説明しろよ!お前、絶対にわかっててやっているだろう?顔がニヤけているぞ」


あら?バレちゃった?


「テヘッ、バレたか。実は───」


カクカクシカジカとシオンは説明した。


「あのワイバーンがハクアちゃん!?」

「あの綺麗な白雪様なの!」


ハクアは大人気でみんなに囲まれてアワアワしていた。

すでに教師達には話を通してあるので、私の使い魔として登録してあります。

特別に授業の参加も許可がおりました。


「あらあら?話は聞いていたけど、本当に可愛いわね♪」


担任の先生もやってきて抱きつきました。

なんかこの教室のクラスメイトも理解がある人達で助かりますなぁ~

しかし魔物をバシバシと倒したり丸呑みしたりするハクアが、こんな人見知りだなんて知りませんでしたよ。


そんなこんなでハクアも交えて学校が始まりました。

ハクアは頭がよく、自宅で勉強を教えるとみるみるうちに覚えていきました。


「できた」

「さすが私の娘だよ♪」


チート能力のあるシオンには及びませんが頭が良いだけではなく、ハクアはとっても努力しています。

シオンは目が横線になって、うちの子は可愛いのぉ~と完全に籠絡している状態だった。


お昼休みも、お弁当を持ち寄って、多くの女子に囲まれていました。


「ハクアちゃん♪あーん!」

パクリッ


「美味しい・・・」


きゃー!可愛い!!!!

男性よりも女子に人気がありました。

そして餌付けされている状態です。


「シオンさん、朝の話なんだけど、その化粧品っていつから買えるのかな?」

「今、生産体制に入ったから王都で最短で1ヶ月以内には販売される予定だよ。ただ、それなりの値段になるかなぁ~」


日焼け止めと手荒れクリームは安く売り出すけどね。


チラッと視線を逸らすと──


「お願い!クラスメイトのよしみで安く売ってくれない?」

「うん、いいよ」

「そうだよね。やっぱりダメ・・・えっ?いいの!?」

「そのかわりモニターやってもらうけどいいかな?」


モニターと聞き慣れない言葉に首を傾げる。


「ああ、モニターってその利用感や副作用がないか教えてもらう仕事だよ。今回はお母様の命令でモニターの時間が短かったから少し心配でね。このアンケートに使った後のコメントを書いてもらえれば、1ヶ月分は無料であげるよ」


やります!!!!!!


一緒にいた全ての女子が手を挙げました。


「いい?もし肌に異常が生じたらすぐにやめて報告すること!相性もあるからね」


みんな元気よく答えました。

ふふふっ、さて、1ヶ月後にはどうなっていることやら。

シオンは密かに微笑むのでした。








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