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【連載版】爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)  作者: naturalsoft


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説明が難しい

かくかくしかじかと帰宅したお父様とお兄様に事情を話しました。


「うん、それは寂しかったね。ごめんね。気付いてあげられなくて」

「そうだな。ハクアは我々の家族だ」


お兄様とお父様がハクアを家族と認めてくれました。今更ながら、うちの家族って理解が良すぎじゃないかしら?


「ただなぁ~この事実をどう公開すべきか………」

「流石に5歳の時の子供ですは、見聞が悪過ぎますしね~」


えっ、ちょっと待って。

なんでみんな私の子供の事を公開する話になっているのよ?


「あの~?別に公開しなくてもよいのでは?家族の内だけでよくないですかね?」


「「シオンが隠せる訳ないだろう(でしょう)?」」


流石は家族です。

見事にハモりながら言いました。


「シオンがバラす前に裏工作をしておかないとね」

「期限は夏休みが終わるまでですね」

「さっそく明日のお茶会で──」


ワイノ

ワイノ


シオンを蚊帳の外にして家族で話し合っています。

別にいいもん!

シオンはいじけて地面に『の』文字を書いて黄昏ました。


「あ、そうだ。ハクア、いつでもワイバーンの姿に戻れるんだよね?」

「うん!」

「ならワイバーンの姿を子供の頃の様に小さく変化できないの?」

「う~と、わかんない」


ふむふむ?

可能性はあると言うことね。


「ハクア、人間には変化できると言うことは、本来の姿の大きさも変えられるはずよ。いつもはその姿でいいけど、明日から子ワイバーンの姿に変化できるように練習するのよ?」


「わかった!」

「うむ、元気があってよろしい」


そう言って頭を撫でる姿は、親子と言うより妹を可愛がる姉の姿であった。

クククッ、これでまた背中にくっつけて、ドラゴンウィング!って遊べるわ♪


いつも通りのシオンでした。


「私の子供より妹って方がしっくりと来るんだけどなぁ~」

「あら?シオンちゃんは、お母さんが浮気をしたと言うのかしら?」


ギランッ!

ビクッ!?


「ち、違います!年齢的というか、外見がそう見えるってだけで誰お母様を疑っていません!」


ヤバすぎる!

心臓に悪いよ!


「まぁ、そうねぇ~」


ホッ、納得してくれてよかった。

こうしてハクアはフレイム公爵家の子供として扱われる事になるのでした。




その後の夏休みは充実した毎日を送りました。

そして研究していた美容製品の完成です!


商品はこれだ!


・美容スライムパック

※肌の油やゴミを吸着して肌を綺麗にし、肌に保温効果と血行を良くしてシワを改善する効果あり。お肌にツヤを出す。化粧品のノリを良くする効果もあり。


・日焼け止めクリーム

※その名の通り日焼けを防いで、肌荒れを防ぐ効果あり。暑い季節のお供に最適。塗ると冷却効果もありスーと気持ちいい。


・手荒れクリーム

※アロエを主成分として、手のあかぎれや肌荒れを改善する。水仕事のメイドにピッタリな薬用クリーム。



「なんか思っていたのと違うものが出来ちゃった」


当初は肌を白くする化粧品を考えていたのだが、研究の途中で、別の効果が確認されたために、そちらの効果を高めた商品を開発したのだ。


取り合えずメイドさんに試して貰って効果を確認です。研究室から出ると、屋敷の使用人さんを集めて、商品の説明をしました。


するとメイド達は我先にとシオンは揉みくちゃにされる事に。


「うぎゃー!みんな待って!?」


まるでバーゲンセールのおばちゃん連中の様に、物凄い気迫に巻き込まれたシオンは、ボロボロになりながら生還を果たした。


「ううぅ、酷い目にあった………」


我に返ったメイド達は土下座して謝りました。


「「申し訳ありません!!!!」」


いや、いいけどね。


「前にも言ったけど試作品だからどんな副作用があるかわかりません。少しでも肌に違和感が出たら使用を止めること。後、毎日使用感の記録を取ってね。それが条件なんだから」


「「はい!」」


メイド達は嬉しそうに持っていった。


「私、水洗い系の仕事だから手荒れのクリームは助かるわ♪」

「私は外仕事だから日焼け止めが嬉しいわ」


「ううぅ、私はソバカス酷いから改善すると嬉しいです」


うんうん、わかるよ~

女の子だもんね。

効果があればいいなぁ~


シオンは他人ごとの様に思っていました。

ええ、思っていましたとも。


後日、お母様に呼び出されました。

何やらお母様の後ろから、ゴゴゴゴゴッッッと黒いオーラが見えるのは気のせいでしょうか?


「ええっと?私、なにかやっちゃいましたかね?」

(これも異世界に行ったら言ってみたいセリフなんだけど、今は命の方が大事!)


恐る恐る尋ねると………


「シオンちゃんがメイド達に渡している化粧品について、私に報告がないのだけれど?」


「えっ、だってあれは試作品で、まだどんな副作用があるかわからないものですよ?まだ試して1週間ほどですし、せめて一ヶ月ほど試して貰って問題が無ければ製品化したいと──」


お母様がガシッとシオンの両肩を掴んだ為に最後まで言えませんでした。


「シオンちゃん、女性の『美』を甘く見てはいけないわ。今すぐ生産する工場の建設を始めなさい。今のうちに材料の確保と材料の生産も始めます」


「えっ、あ、はい?」


「それと、これが副作用がないと確認できて商品が完成するまで学園を休学させます。これは決定事項です!」


ズモモモッと顔を近づけながら言われたシオンは頷く事しか出来ないのでした。




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