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【連載版】爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)  作者: naturalsoft


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16/23

学校の始まり

家に帰ると腕を組んで待っていた三人がいた。


ゴゴゴゴゴッッッッッッッ!!!!!!

ひっ!なにごとですか!?


「わ、私、学校に忘れ物しちゃったかも・・・」


シオンは逃げようとしたが、ラスボスからは逃げられない!が発動して捕まった。


「シオンちゃーん?今日は初日から大活躍だったじゃない?」


うん!私、頑張ったよね?それなのになんでー!?

お母様は怖い笑顔で言いました。


「万が一にでも、負けたら身体を差し出すって言ったそうじゃない?私はシオンちゃんをそんなふしだらに育てたつもりはありませんよ?」


シオンはまだ12歳だが発育がよく、すでに出ている所は出ているのである。


「それはみんなにやる気を出す為に──」

「言い訳しない!」


「はいっ!すみません!!!!」


シオンは周りに助けを求めたが、父、母、兄の全てが敵となった時点で詰んでいた。


あれ?

私、死んだ?


こんな時こそフレイムマスターの力を見せる時ではないだろうか?

無理!私に100回死ねというの!?

だそうである。


シオンは家族に3時間の説教を受けたのでした。

そして三時間後───


「一人一時間の説教だなんて・・・グスンッ」


あの殺気にはハクアも近づけずシオンに寄り添い慰めている最中です。

シオンの家族は───


「少し怒りすぎたかしら?」

「いや、シオンの貞操の危機だったんだ。もう安易にそんなことを言わないように懲りさせないと」

「心が痛むな・・・」


怒った家族も罪悪感に苛まれている状態でした。



「もうしませんので許して下さい。家族に冷たくされるのは辛いの・・・グスン」


!?



前世では中二病を理解してもらえず疎遠となった家族のトラウマがあったのだ。

しおらしいシオンの弱った姿を見た家族は・・・・


「うわぁぁぁん!シオンちゃん、厳しくし過ぎたわ!こちらこそごめんなさい!」

「シオン!泣かないで!誰もシオンを嫌いになんてなってないから!」

「強く怒り過ぎた。すまない」


フレイム一家は家族で抱きしめながら共に泣いたのでした。

シオンのたった一言で起こった出来事は家族の結束を強めることに繋がったのでした。


「でも、二度と自分の身体をかけちゃダメだからね?」

「はい。もうしません」


シオンは久しぶりに子供のように母に甘えて抱きしめて離しません。


「今日はお母さんと一緒に寝ましょうか?」

「うん・・・お母さん大好き」


最近は淑女教育でお母様と呼んでいるが、久々に童心に返ったシオンは母に甘えるのでした。

そして次の日になりました。


シオンは久しぶりに甘えた影響で気恥ずかしく、まともに視線を合わせれません。


「あらあら♪」

「母上はいいなぁ~僕もシオンに甘えて欲しいのに」

「ふふふっ、これはお母さんの特権よ~」


シオンを独り占めできたお母さんは誇らし気に言った。


「コホンッ、シオンはもう大丈夫かな?」

「はい、申し訳ありませんでした」

「もう謝らなくていい。それより自分を大切にするように」


父親に言われて素直に頷く。


「今日から授業だろ?準備はいいのか?」

「うん、だいたいの準備はできているよ」


「でも、面白いことを考えるよな。決闘に勝った褒美で、新入生達に魔法講座の指導をする権利を貰うって」

「実際になってなかったですからねぇ~」


魔力の練り込みが甘く、ただ教本通りの魔法を放っているだけでしたし。

『結界魔法』は無属性の一種で、自分自身を守るため、全ての人が使えますが、自分以外に他人を広範囲に守れる、魔法は光魔法や水魔法に該当します。


つまり派手に地面が破壊される魔法でも、自分自身に結界魔法を張っておけばダメージは少ないのです。


「これからの授業が楽しみです」


クククッッ!本当に楽しみだ。

ようやく調子の戻ってきたシオンだった。


そして学園にて───

午前は普通の一般的な授業でした。

そして午後から魔法の授業です!


「さて、決闘ジュエルの勝利特典にて、シオン君には新入生の魔法指導の権利が与えられた。期間は1ヶ月。ただし、無意味な実りのない指導を行った場合はすぐに廃止となる。ここは才能を伸ばす場ということを忘れないで欲しい」

「はい。心得ております」


グランドにて2つのクラスの合同授業である。


「まず、みなさんに覚えてもらうのは、『結界魔法』ですわ」


ザワザワ

ザワザワ


生徒達はお互いの顔を見ながら思っていたのと違うなと話した。


「あら?理解していないようですね。そこのあなた、それでは結界魔法を使って見て下さい」


1番生意気そうな男子を選びました。


「どんな授業と思えば、誰でも覚えている結界魔法かよ」


悪態を吐きながら結界魔法を展開しました。


「・・・・あなた、それで本気ですか?」

「ああ?ちゃんと魔法展開できているだろうが!」


キャンキャン吠える駄犬ですね。


「それでいいなら行きますよ」

「なにを───」


シオンはその男子に向けてストレートパンチを放ちました。

バリッーーーン!!!!!


一瞬で結界は破壊され男子の顔にシオンのパンチが炸裂しました!


「ぶべらっっっ!!!?」


その男子は面白いほど吹き飛んで行きました。


「だから言ったでしょう?それで本気なのかと?」


他の生徒は唖然として動きを止めてました。


「皆さん、今のは悪い例です。こんな女性のパンチで破壊される結界なんて意味ありません。皆さんに怪我をして欲しくないので結界魔法を極めてもらおうということです。・・・よろしいかしら?」



生徒の皆さんは首を縦に振って何度も頷きました。

ふふふっ、素直が1番ですよね!














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