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【連載版】爆炎の大魔導士は世界を救う。(でも本当の属性は不遇属性の風属性なんです)ドヤ顔( ・`ω・´)  作者: naturalsoft


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いきなりバトルです!

挿絵(By みてみん)


校長に無茶振りされてみんなの前に立ってから頭を悩ませるシオンでしたが、何とか言葉を出しました。


「皆様、ごきげんよう。シオン・フレイムです。まずは皆様、入学おめでとうございます。これから私達は約6年間もの間、この学園で学びます。やるからにはそれぞれの分野で実りのある勉強をして将来に役立てましょう」


無難な抱負に一言間を置いてから言った。


「さて、この学園には面白いルールがあるそうですね。対立した時に、学園内で『決闘』(ジュエル)が認められているとか。勝った方が相手に要求を呑ませることができると」

(まぁ、人道にそった要求までだけどね。流石に命のやり取りなどは認められていない)


ザワザワ

ザワザワ


「私、すっごく楽しみにしていたんです。強者と戦えるのが」


ざわめきが大きくなっていった。


「だから、この後ですぐにしましょう!決闘を!」


!?


流石の校長も困った顔をして───なかった。


「面白い。もし他の生徒が良ければ許可しよう」


おおっ!話のわかるお爺ちゃんだね。


「ああ、何か報酬がないとやりたくないですよね?私に勝てたら1億Gの賞金を出します。もしそれでも足りないなら、私の身体でもいいですわ」

(まだ12歳のお子ちゃまだけど)


!!!!???



オオオオオォォォォォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!


「俺が1番にやってやる!」

「馬鹿野郎!俺が先だ!!!!!」

「バカな男子は黙ってなさい!私が先に決闘するのよ!」


大騒ぎになりました。

しかしみなさん勘違いしていますね。

シオンはファイヤーボールを上にあげて軽く爆発させました。


注目が集まったところで再度言いました。


「皆様、何か勘違いされています。誰が一対一でと言いましたか?それでは勝負になりません。新入生の皆様全員と私一人が戦うのです。これでようやく勝負になるでしょう」


ピキッと空気が変わった。

ここにいる新入生は約50人。少数精鋭の魔導学園の生徒は少ないですが、様々な機関から支援金があるので学園の運営は問題ありません。


つまり50人対シオンという構造ということなのです。


「それは余りにも俺たちを舐めてないか?」

「いくら天才でもワイバーンも居ないのに全員を相手にできる訳ないでしょう」

「少し痛い目見ないとわからないじゃないか?」


おお、良い感じに殺気が向けられてきましたね。


「皆さんもやる気が出たみたいですね。それなら今からグラウンドでやりましょうか」


シオンは素早く外に出るとみんなの準備ができるのを待った。


「まったくシオン君はイレギュラーじゃな」


急遽、教師陣も結界の準備をして前代未聞の50対1の決闘を見守ることになった。


「皆さん、私が攻撃をすると皆さんを骨も残らず『消滅』させてしまうのでハンデを与えましょう。私は『結界魔法』しか使いません。私の結界を破壊したら皆様の勝ちでいいですよ」


どこまでもシオンの不遜な態度に新入生の生徒もカチンッときて本気で魔力を練り始めた。


「さて、せめて私の結界にヒビぐらいは入れてくださいね♪」


ブチッと生徒たちはキレた。

生徒達は一斉に魔法を放ち始めた。

ゴゴゴゴゴッッッッッッッ!!!!!!!!!


炎や水、岩など様々な魔法がシオンに襲いかかった。


「ほらほら、せっかく攻撃しているんだから、着弾時を合わせないと個別で撃っているようなもんですよ?」


時間にしてわずか5分ほどだった。

魔力を使い果たして、ハァハァと息切れを起こしている生徒達がいた。


「もう終わりですか?まったくなってないです。確かに煽ったのはありますが、せめて無駄玉を撃たずに、生徒達全員が魔力を練って、自分の放てる最高の一撃を一斉に放てば、私の結界にヒビぐらいは入れられたでしょうに」


まだまだですね~と、やれやれと言ったポーズで言った。


「先生、今回の決闘は私の勝ちでいいでしょうか?」

「あ、ああ、今回の決闘はシオン・フレイム君の勝利だ!」


教師も戸惑いながらシオンの勝利を認めた。


「さて、親睦を深める為に私も魔法をお見せしましょう」


ゴゴゴゴゴッッッッッッッ!!!!!!!


シオンの魔力に大地が振動した。


「ひっ、なんて魔力なの!?」


多くの生徒が及び腰になり、シオンを見つめるしかできなかった。


「これが魔力を練るということです。力を、魔力を溜めれば下級魔法だって強力になるんですよ?」


シオンは両手を上に掲げるとそこには10メートルもある炎の球体が現れた。


「あ、あああ・・・・・」

「あれは火属性の最上級魔法・・・なのか?」


シオンはモブである新入生の聞きたかった言葉を聞いて満足気だった。


「これは上級魔法ではない。下級魔法のファイヤーボールよ」

(きゃー!異世界に行ったら、言ってみたい言葉のベスト10に入る名言が言えたわ!!!!!)


内心でどうでも良いことで超喜んでいたシオンがいました。


そしてその巨大な球体を・・・生徒のいない方へ落としました。

ドーーーーーーンッッッッッ!!!!!!!!!

物凄い爆発音と共に衝撃波が周囲を襲いました。


結界である程度防いでいるとはいえ、新入生達は爆風で吹き飛ばされました。

『あれ、一部は岩壁を出して爆風から身を守っているわね。後は地面に穴を作って隠れたり見どころあるかも知れないわね』


そしてしばらくして爆風が収まると新入生達は絶句しました。

グラウンドに巨大な穴ができていたからです。


「嘘だろ・・・?」

「なんて威力だ・・・」

「マジで消滅するレベルだ・・・」


呆然としている中で、シオンは笑顔で言いました。


「私の『フレイムマスター』としての力を出すまでもありませんでしたね。せめて上級生達はその力を使わせるぐらいはして欲しいです」


生徒達は膝をついてシオンをみる事しかできなかった。

そして怪物を見るような目でみていた。


「ま、まだ力を出し切ってないなんて・・・」

「なんてヤツだ・・・」



『新入生なんてこんなもんか。まだまだ披露したい魔法がいっぱいあるのに』

今回シオンはお嬢様設定のままで戦った。シオンが本気を出す時は、中二病設定のフレイムマスターモードの時である!


こうして新入生での格付けを決めたシオンは校長先生に叱られて幕を閉じるのでした。


グラウンドに大きな穴を作ったのだから当然である。


ひーん!(泣)








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