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第二十話 政府の防諜機関として
「実際にそういう事があったんですか?」と僕が声を張り上げながら聞いた。が、すぐ声が大きかったなと思い、
「すみません。声を張り上げてしまって。」と言った。カレンさんは、
「別に大丈夫だよ。ちょっとびっくりしたけどね。」と言ってくださり、僕は、優しいなと感じた。
「それで、実際にそういう事があったのかっていう質問だったね。答えとしては、YES。実際、私がこの目で見たの。帝国と王国の戦争については知ってるね。その戦争が始まってから大体4カ月くらい経った頃、私とファインは、戦線に出ることになった。まだ訓練生時代だったんだけれどね。その戦争で、ファインは、力を覚醒させて、『光雷の騎士』と呼ばれるまで成長した。だけど私は、ギリギリで生還したっていう感じかな。で、その戦争が終わった後、ファインは、師団長に任命されていたんだけれど、私は、人員が足りなくて、人を増やしたかった軍の防諜機関に配属された。その軍の防諜機関で優秀な成績を収めたからか、政府の防諜機関に引き抜かれたのよね。で、その政府の防諜機関として初めての任務がここのライエルトの街だったんだ。」




