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第2話再始動の咆哮

ついに動き出す!!!

「やたらとでけぇ門だな」

獅子の前に数トンは余裕である巨大な門が聳え立つ。

「おいお前、開けろ」

「ん?ハンターか?どんな能力か知らんが1人とはだいぶ‥」

 バッコーーン ギィィ

獅子が蹴りで門を開ける。兵隊が目を丸める。


「魔物はどこだ?」

「す、少し進んだところにはいるかと」

門を出ると不気味な森へと一本の道が続いていた。

「久しぶりだしアップ(筋トレ)から始めるか」

何か出来ないかと辺りを見回す。

「お、いいバーベルあるじゃねぇか」

そう言うと獅子は巨木を掴む

フンッン゙ メキメキメキ

大地が悲鳴を上げ、数トンはあろうかという巨木が、まるで庭の雑草を抜くかの

ように容易く引き抜かれた。


「いい重さじゃねぇか」

獅子はバーベル(巨木)をバーベルがわりにスクワットしながら奥へ進む。

「二万、チッ。どこにもいねぇじゃねぇか。」

数キロ進んでも魔物の気配がない。

「何が魔物がうじゃうじゃだ、クソ女神」

獅子は気づいていなかった。その凄まじい足音と振動にビビった魔物たちが、全力で逃げ出していることに。

ポイ、ドッゴーーン

用済みのバーベル(巨木)を投げ捨てたその時、視界の端でピロンッ、と音が鳴った。

「あ?なんだこれ」

宙に浮く❗️を軽く指で弾く。文字が浮かび上がる。

《警告:規格外の負荷を検知。大腿四頭筋の数値が異常上昇しています》

その文字を見て獅子は再び笑う。

「フッ、おもしれぇ。もっと重いバーベルを持ってこいってことか」

そういうとさっきの数倍でかいバーベル(巨木)を掴み進むこと数キロ。

辺りの木が不自然になぎ倒されている開けた場所に出た。

「バーベル切れか?」

周囲に手頃な木がなくなったことに不満を漏らしていると前方から武装した人影が現れた。

獅子は獣のように叫ぶ。

「魔物見つけたぜぇ」

すぐに殴りかかる。

「ちょ待って、僕もハン‥」

返事を聞かず殴りかかる。

ヒュッ

拳が空をきる。

「待ってってば! 僕もハンターだって。ほらバッジ!」

興奮した獅子の耳に言葉は届かない。

バッコン

再びかわされた拳が、背後の大樹を粉砕する。

「も、もう! 知らないからね!」

そういうとハンターは獅子に向かって片手を突き出す。

獅子は構わず殴りかかる

拳がハンターの目の前に迫る。その時、獅子の周りの重力が数倍になる。

バコッ

地面が凹む。並のハンターなら耐えられない衝撃だ。

「こりた?だから言ったのに」

勝負あった。少年がそう確信した時、うつ伏せの獅子が低く笑った。

「フッ、腕立て伏せにいいじゃねぇか」

平然とカウントを刻み、腕立て伏せを始める獅子。

ハンターは2度驚いた。まずは意識があることに。そして平然と筋トレを始めた事に

「ちょ、き、君!まじで何なの?」

「お前魔物のくせに喋れるんだな、四ッ」

腕立て伏せをしながら獅子がこちらに視線を向ける。

「だから、違うって!ほら見て、バッジ!」

「チェッ、ちげぇのかよ」

獅子は少し悔しそうな顔をした後筋トレを再開する。

「じゃあ、能力解くからちょっと待ってね」

「おい、まだ腕立て伏せ中だ、邪魔したら殺す」

「はぁ?いつ魔物くるかわかんないし、」

ギロッ

獅子に睨みつけられ、ハンターは固まる。

2時間後。

「……よし、いいセットだった」

「やっとぉ?遅いよぉ」

獅子は己の上腕三頭筋を見て言う。

「ちゃんとデカくなったな」

「君、ここに魔物狩りに来たの?」

ハンターが聞く。

「あぁ、一匹残らずぶっ殺すー」

「言っとくけどここから先は僕たちが行くには危険だから‥」

「行かねぇわけねぇだろ、」

獅子はどけと言わんばかりにハンターの肩を軽く叩く。

ドーーン

ハンターは数百メートル先の崖にめりこむ。

「じゃぁな」

そう言うと獅子は奥へ入って行く。

「へぇ、やるじゃん」

ハンターはそう呟き不気味に笑う。その首筋には不吉なキノコ雲のタトゥーが刻まれていた

少し歩くと狼型の魔物がいた。全長は数十メートル程だ。

獅子は地面を思いっきり蹴り、飛び上がる。地面が3メートルほど沈む。

顔面目掛けて丸太のような腕を振る

バンッ

狼は吹き飛ぶ暇すら与えられず、頭部から霧散するように消滅した。

コロンッ

核が落ちる。獅子は核を拾い更に奥へと進む。

似た魔物に数十匹出会った。難なく倒して行く。

日が暮れだす。

グゥ

獅子の腹がなる。筋肉が栄養を求めて悲鳴を上げている。

何もなさそうなので更に進んだ。

「おい、お前飯持ってねぇか?」

ハンターらしき人と出会った。

「ん?あるで。でも君見ない顔やな」

「今日なったからな」

「強いんやなぁ、初日でこことは。どんな能力か聞いてもええか?」

「能力?ふざけんじゃねぇ、筋肉。それだけだ」

「面白いな、君」

そう言いながら獅子に現代で言うおにぎりのようなものを渡す

「じゃ、ありがとな」

そういうと立ち去ろうとする。

「待ってや、一緒行かへん?」

「あ?嫌だな」

「そんな事言わんといてや、ハンター狩りが出てるらしいねん」

「ハンター狩り?ぶっ飛ばすだけだな」

「ちゃうねん、ランクがスコーチ級やねん」

「スコーチ?なんやそれ」

「はぁ?知らへんと?ランクがあるねんよ、相手にも」

そういうと説明し出す。

1番下がイグニッション(着火)級や、これは下っ端やな

2番目がエピセンター(震源)級や、これは小隊長レベルやな

3番目がクリティカル(臨界)級や、これは中隊長レベルやな

4番目がスコーチ(焦土)級や、幹部やな

5番目がグラウンドゼロ(虚無)級や、TOP3レベルやな

「わかったか?幹部やで?勝てへん」

「どうでもいい、俺は進む」

「わかったわ。飯、飯や、毎日腹一杯食わせたる。」

獅子は少し迷った。だが胃袋の要求にが勝てなかった。

「飯か、仕方ねぇ。だが、俺についてこい」

「わかったで」

そういうと2人は荷物をまとめて歩き出す。

「名前なんて言うんや?俺はニケや」

「獅子だ」

「お前はなんか能力持ってんのか?」

「当たり前やろ、爆破やで」

「小規模しかできへんけどな」

ニケは得意げに指先で小さな火花を散らした。

「ちなみにもう最深部はすぎたで、ここから少し行くと村があるはずやで」

「進むほど強ぇのがいんじゃねぇのか?」

 期待外れだと言いたげに獅子が眉をひそめる。

「この森は大型狼が一番上や」

「村ついて換金したらもっと強ぇとこ案内しろ」

「しゃーないな」

その時だった。

バゴーーーン

 空気を震わせる爆発音と、それにかき消されるような微かな悲鳴。

「おい、なんか聞こえねぇか?」

「まさか、」

遠くにキノコ雲の旗が上がっている。

「祭りでもあってんのか?派手な旗だな」

「どう考えても襲撃や、キノコ雲が見えへんとか?」

「キノコ雲がなんや」

「説明は後や、走れ」

そういうとニケは走り出す

「トロいな。急いでんなら掴まれ」

「え? うわっ!?」

獅子はニケの首根っこをラットプルダウンの要領で鷲掴みにすると、そのまま垂直に地面を蹴り上げた。

バコォ

大地を砕く反動。二人の体は空を舞う

「早ッ」

「村に着くぞ、着地は頑張れ」

「え?」

タンッ バダッ

獅子は綺麗に着地。ニケは‥

「いって、優しくせんかい」

地面を転がったニケが毒づく。だが、獅子はすでに前を見ていた。

そこには、キノコ雲の旗を掲げ、村を蹂躙する武装集団が溢れかえっていた。

「ぶっ飛ばすだけだよな?」

「そうや」

「ここにいるやつ全員ぶっ殺していいんだな?」

「キノコ雲のマークがあるやつだけや」

「終わったら集合やで」

ニケの顔が引き締まる


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