魔王の兄達はアル達と合流する
今日も1話だけです。
キィン。
「くっこいつは強いな」
さっきみたいに魔獣が現れたと思ったら、こいつはさっきの奴らよりも全然強かった。
「おい、ここは戻った方がいいんじゃないか?」
「いいえ、私はここを進むべきだと思います、こんなに魔獣が強くなるのだとしたら、この先に何かあると思います」
「だから私は戻って皆と合流しようって言ってるじゃないか、この先に何かあるんだったら二人じゃ危険だろ」
「確かにそうですねだったらこの魔獣を倒したら戻りましょう」
私はシルミさんに言って魔獣を倒そうと剣を構えると魔獣が先に私の方へと向かってきた。
私はそれを受けて魔獣を止めると私は氷魔法を使って魔獣の足を固めた。
魔獣は暴れて足の氷魔法を壊した私は魔獣が暴れている間に、魔獣の頭の上に何本もの氷の槍をそれを魔獣の頭に落としたが、間一髪避けられた。
魔獣は今度は冷静に考えて襲ってはこなかったが逃げもしなかった。
今度は私が攻撃をした。
私は魔獣に向けて氷の槍を作り風魔法で飛ばし魔獣が避けたが、私はすぐに魔獣の距離を詰めて炎魔法を纏わせた剣で攻撃した。
魔獣に攻撃が当たり魔獣が倒れるのを見ると、私はシルミさんに近づいた。
「あんたすごいなあの魔獣を倒すなんて」
「いえ、私なんかまだまだです、さあ一旦戻りましょうか」
すると魔獣は倒れただけでまだ余力が残っていた魔獣はアル達に攻撃しようと後ろから襲った。
「アルさん危ない」
アル達が前を向くとユメ達が走って近づきユメが魔獣の攻撃を受け止めた。
「ユメ様どうしてここに?」
アルが聞くと。
「いや、アルさん達が戻ってくる気配がなかったので進んできたんです」
「そうですか助かりましたユメ様」
「お礼を言うならこいつを倒してからにしましょう」
「それなら私に任せて下さい」
アルが飛び出して今度こそ氷の槍を魔獣の身体に突き刺した。
「ユメ様ご無事でなによりです」
アルはユメに近づき頭を下げた。
「俺の事はいいからアルさん達も無事でよかったよ」
「おいそれはいいけどその女魔族誰だよ?」
シルミさんがユメ様に聞いていると確かに私達が知らない人物が居た。
「それは説明しますけどこれからどうしますか?」
「それなんですがユメ様、私達はこの先に何かあると思います」
「アルさんが言うのならこの先に進みましょう」
「ですが気を付けて下さい、魔獣達も強くなっているので、この先に何が待ち構えているのか私達にもわかりません」
「そうですね俺達が進んだ所でも強い魔獣が居たんです」
「そういえばユメ様あの人間はどこに行ったんですか?」
私はユメ様の近くに人間の姿が居ないことに気付きユメ様に聞いた。
「それは進みながら言いますけどミルならここに居ますよ」
ユメ様は私達の知らない人物を連れてきた。
「いや、あんた嘘言うなよあの人間の女の子が、魔族になったわけないだろ」
シルミさんは嘘だと思っているが私は気付いたそいつには頭に髪飾りを着けているのだ。
「まさかユメ様あの髪飾りを使ったんですか?」
私はユメ様に聞いた。
「そうですアルさん俺はミルに魔族の髪飾りを使ったんです」
思った通り人間の勇者だったこいつは今は魔族になっていた。
「そうですかユメ様が使うなら絶対に理由がありますよね」
「はい、アルさんが言った通りです、それも言いますけど、今は疲れているでしょうが先に進みましょう、俺がアルさん達の代わりに戦うのでアルさん達は休んでいて下さい」
ユメ様が言ったので私達は先に進んで行く。
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