ミルは髪飾りの声と話す
今日は1話だけです。
私はどこか知らない場所で目を覚ました。
「あれ、ここは」
私が起き上がるとそこは真っ暗闇に包まれていた。
「確か私はお兄さんを庇って身体を突き刺されたはずだけど」
「貴様は今死んでしまった」
するとどこからか声がした、声がした方を探すがどこにも姿は見えなかった。
「探しても無駄だ、貴様には我の姿は見えない」
「貴方は誰なんですか?」
私は聞いてみた。
「我の事を説明してもわからないが、あえて言うのなら我は髪飾りに宿る者だ」
「髪飾りってまさか魔族の髪飾りの事ですか?」
「そうだ貴様が我を見つけた時から気になっていたが、まさか死んでしまうとはな」
「やっぱり私は死んじゃったんですか」
私は死んじゃったんだ、だがお兄さんの役に立てた事に後悔はしてない、お兄さんは助かったのだから。
「貴様が死んでしまって我と話せるようになったんだ」
「それじゃあ私は今からどうなるんですか?」
私は死んでしまったがどうなるのか聞いてみた。
「普通なら貴様には上に行ってもらうが我は貴様に死んでもらったら困る」
「だから貴様に提案する生き返りたいか?」
「えっ」
私は髪飾りの声の人から提案された事に驚いた。
「だがそれを選んでしまったら貴様は後悔するかもしれない」
「私は生き返るのなら後悔なんてしません、ですがいいのですか私なんかを生き返らしても」
「我は貴様が気に入っているのだ、それに貴様を心配している奴もいるからな」
すると暗闇が急に明るくなるとお兄さんが涙を流して私の名前を言っていた。
「こいつは魔獣に貴様を殺されて涙を流しているんだ」
「それでどうする生き返りたいか?」
髪飾りの声の人はまた私に聞いてきたが今度ははっきりと答えた。
「私は生き返りたいです」
「それなら我に任せろ、だが後悔するなよ」
すると明かりは消えてまた真っ暗闇になったが今度は私の身体が光出した。
「何ですかこれ」
私は自分の身体に驚いた。
「落ち着け貴様を今から生き返らせるための準備をしているだけだ」
「そうなんですか」
「よしこれで大丈夫だ」
すると私の身体の光が消えた。
「これでお前は生き返るが気を付けろ、貴様は今度からは違う人生を生きていくんだからな」
「それ、どうゆうことですか」
私が聞くと。
「もう時間だそれではまた会う機会があると思うがその時に話すとしよう」
すると私の身体が消えかかっていた。
「ありがとうございます、私を生き返らせてくれて」
私はお礼を言うと真っ暗闇からどこか別の場所にいった。
私が目を開けるとそこにはお兄さんが居た。
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