魔王の兄は魔獣を許さない
俺がミルをキューに任せると魔獣に向かって言った。
「さて、お前を今から殺すが文句ないよな」
俺は今怒っていた全てはこの魔獣のせいだ。
俺は魔獣に向かってまずは氷魔法で魔獣の身体を凍らして、炎の弓矢を作ってそれを魔獣に刺したが、魔獣には効かずに身体を覆っていた氷まで溶けてしまった。
魔獣は俺に反撃してくるが俺はそれをかわさずにそれを受け止めた、魔獣は驚いた顔をしていたが俺はすぐに反撃の為の魔法を魔獣に使った。
魔獣は何をされたのかわからずにすぐに俺から飛び退いた。
魔獣は俺を見ていつ攻撃してきてもいいが、全然攻撃してこなく魔獣は俺の動きだけを観察していた。
俺は魔獣が油断してると思い炎と氷を合わせての魔法を使って、魔獣に投げつけるとどうやら魔獣には少し効いたみたいだ。
だが魔獣はすぐに反撃の体勢に入って俺に攻撃してきた、俺は今度は目の前に自分位の大きさの氷を作って守っただが、それは破られて魔獣は俺を倒すやいなやすぐに爪で斬りかかったが、急に魔獣が苦しみ出した。
「やっと効いてきたか」
俺は起き上がると苦しみ出した魔獣に言っていた。
魔獣は何も言えなかったが何故苦しみ出したのか気になるのだろう俺を見てきた。
「説明するとさっき俺がお前を受け止めた時に少し毒の魔法を使ったんだよ」
「さっさと死ぬんだな俺はお前を絶対に許さないからな」
俺はミルの仇をうち苦しみ出した魔獣から背を向けてキュー達の方に走り出した。
「ユメさんすごいですねあの魔獣を倒すなんて」
「えっなにがすごいんだキュー」
キューが何か聞いてきたが俺は何もわからなかった。
「それよりミルだキュー、ミルは生きてるか?」
俺はキューに聞くがキューは首を横に振った。
「残念ながら彼女はもう息をしていません、傷を治癒魔法で治しても息をしなければ死んでいるんです」
「そんな」
俺はキューが治癒魔法で治してくれた、ミルの身体を見るがそこは完全に塞がっていたが、ミルからは息がしなかった。
「ユメさん彼女はもうここに置いていくしか」
確かにキューが言いたい事はわかるが、俺はミルの身体をこんな所なんかに置いていきたくはなかった。
俺は涙を流した俺がミルを守ると、約束したはずなのに俺が殺したも同然だった。
「ミルはこんな所に置いてはいかないキュー、アルさん達と合流しよう」
俺はキューに言ってミルの身体を持ち上げようとした瞬間ミルの身体が光った。
「な、何ですかこれ」
キューが言うと俺はミルの身体に触れてミルの服の中に光ったものの正体がわかった。
「ユメさんこれは?」
「確かミルがアルさんから貰った物だって言ってたな」
もしかしてこれをミルに着ければ生き返るのか、俺はそんな事を考えていた。
「もしかしたらこれでミルが生き返るかも」
俺はそんな事を言ってミルに着けようとするとキューが止めてきた。
「ユメさん危険です止めて下さい」
「ごめんなキュー、もしかしたらこれでミルが生き返るかもしれないんだ、俺は止める事が出来ないよ」
俺はキューに言ってミルの髪に髪飾りを着けた。
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