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今のままで…いい…。 vol.044 「みんな…、クック・ル・ポットの商品、好きでね~~。」

奈都美と伸永もスーパーに着いて…。


奈都美、

「店長、今回は、大変申し訳ありませんでした。」


店長の村瀬一樹(むらせかずき)、

「あ~~。七瀬さん。いやいや、参りました。久々にガツンですよ。」

頭を掻きながら。


「申し訳ありません。何てお詫びしていいか。」

「あ~~。いえ。でも…、さっき、瀧澤部長も来て頂いて。徹底的に調査しますって。」


奈都美、

「はい。」


「それにしても、クック・ル・ポットの商品、全て回収ってなると…、困っちゃうね~~。」


その声に奈都美、

「はい…???」


そんな奈都美に、

「いえね。うちのスーパーの店員、みんな…、クック・ル・ポットの商品、好きでね~~。なんせ、瀧澤部長のファンが多いもんですから…。しかも、売り上げすら、ダントツですから。」


奈都美、その瞬間、

「うわっ。嬉しい~~。部長に、伝えておきま~~す。」


そして村瀬、

「…で、こちらの…方は…???」


奈都美、伸永を見て、

「あ~~。すみません。私どもの新人で…。今回は…。その…なにで…。」


村瀬、

「ほぉ~~。新人さん…???…で、何で…???」

頭をキョトンと傾けて…。


奈都美、

「あの…、すみません。店長…。その…、電話してくれ…た~~。」


「あ~~。はいはい。」

そして胸ポケットの中からメモを取り出して奈都美に差し出し…。


奈都美、

「すみません。」

渡されたメモを見て…。


「七瀬さん、そのメモ、お持ちください。」

村瀬。

「部長にも、同じメモ、既に渡しましたから。」


奈都美、

「あ~~。すみません。では…。」


「これから…、そちらに…???」

「えぇ……。」


伸永、商品の置いてあるスペースを見て、

「この…空いてるスペースが…。」


奈都美、

「うん。ウチの…スペース。」


村瀬、

「なんせ、反響大きいですから…。」


奈都美、

「尾田君、行こう。」

そして、

「店長、ありがとうございました。そして、大変申し訳ございませんでした。」


「あぁ。でも…頑張って、早期解決。…じゃないと、こっちも困りますから。部長に、是非、よろしく。」

「はい。ありがとうございます。」





フルレットで瀧澤、美緒と話をしながら、

「とにかく、スーパー、ムラコシの店長に連絡が入った以上、スーパー側ではすぐに保健所に。そして調査が入るはず。」

そして、

「結果が…出るまでは…。」


美緒、

「そうです…よね~~。もう…既に、製造は…停止しているので…。」


その時、一番若い職員ふたりが、

「え~~。なんで~~???」


いきなり大きな声で。


その声に一同、

「どうしたの~~???」


見ていたスマホの画面を出して…。


一同、

「えっ!!!」


SNSの投稿サイトである。


美緒、

「えっ!!!そんな~~。瀧澤部長~~。」


瀧澤、

「えぇ…、私も社を出る前に、それ…既に見てるけど…。まだ…なんとも…。」


「美緒さん、これ…拡散されると…お店…。」

パティシエの都築邦子(つづきくにこ)。






タクシーをゆっくりと走らせて奈都美、伸永、

「この…辺…。」

「ですよね~~。あ~~、あった。」


奈都美、

「おっと~~。ありがと、運転手さん。」

そしてお金を出して、

「領収書、お願い。」


一足先にタクシーを降りて伸永、

「ここかぁ~~。」


その後ろに奈都美、

「行くよ。」


「はい。」






翔、パソコンを見ながら躍起になっている。

内海も同じく。


その時勇喜雄、

「ん~~~。」


靖子、


「なに…???」


内海、

「ん~~~???」


勇喜雄、

「なんとか…、このままで…維持して…もらえねぇかな~~。」


「どした~~???」

「確かに。ドーナッツとホッチキスの針。画像はその通り。」


靖子、

「うん。」


「なんだ…けど~~。」






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