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今のままで…いい…。 vol.012 「女の私…どうすりゃいいのよ。」

瀧澤、

「じゃ、ナッちゃん、私…こっちだから…。」


奈都美、

「あ~~。はい。お疲れさまでした~~。ごちそうさまでした~~。」


地下鉄入口前で。

「じゃ、明日ね~~。」



そして地下鉄の入り口階段を降りようと…した途端にライン。

「おっと。翔~~。…尾田、どうだった…???」

階段を下りて、前を見ながら、画面を見ながら文字打ち、

「…ん~~。良く、分かんない。なんなの…あの子…???」

そして送信。


すぐにまた送られてきて、

「…や~~っぱりな~~。俺も…正直な話、どうすっか~~…ってな~~。」

「…そんな…、翔がどうすっか~~なんて。じゃ、女の私…どうすりゃいいのよ。」

送信した途端に、

「あっ、電車来た。」

すかさずスマホの画面に、

「…電車、来たから。」




カウンターに置いたスマホを見て翔、

「おっと~~。ナツ…電車、乗ったか…。」


「んじゃ…、まっすぐ家…帰ったね~~。」

隣で葉月、ペペロンチーノを食べて、酎ハイを一口。


「うん。…てか…、おま…、どんだけ喰うんだよ。それ…、大盛…。」

葉月の食べているペペロンチーノを見て。


その声に葉月、にっこりと…、

「ふふん。お得意様、掛け持ちで、歩いて、お腹ぺっこぺこ状態~~。…んで、帰ったら、ナツ…いないんだも~~ん。」


「でも…、それだけ食べても…太らないんだから、カンちゃん、凄いよな~~。」

コーヒーを淹れながら剛輔。


「私は羨ましいよ、こんなカンちゃん。…って、マスター、それ…セクハラ~~。」

美玖。


剛輔、

「えっ…???」


「ぶっ。かかかか。」

葉月、

「もぅ~~。美玖ちゃ~~ん、笑わせないでよ~~。」


剛輔、

「おぃ、翔…、今の…俺の…。セクハラ…???」


そんな剛輔に翔、美玖と葉月を見て…、

「いや…。あ~~。そうなの…か…な…???」


それでも、しっかりとペペロンチーノを食べている葉月、

「うんうん。おいし。」

ニコニコと。


剛輔、

「お褒めに預かり…。」


その時、葉月のスマホにライン。

「おっと、今度は私~~。はいはい、ユッコ~~。」

そしてメールを見て、

「ふん。ナツはまっすぐ、家、帰ったみた~~い。…っと。ユッコ…。あぁ…、今の時間…、講座…終わったな。」


翔、

「講座って…???」


葉月、

「ふん。ユッコ…、野菜ソムリエの講座…、今日なの。野菜ソムリエの資格取って、仕事に役立てたいんだって。」


剛輔、

「へぇ~~。いよいよユッコちゃんも…。か。」


「うん。」

「んじゃ、これで、都とカッちゃん、そんで、ユッコちゃん、揃って、野菜ソムリエ資格保持者と…。」


「うん。まっ、ナツは、その他にも食品衛生管理者の資格も持ってるんだけどね~~。」


「3人とも、凄いよね~~。仕事に役立つ…資格…。」

腕組みをしながら美玖。


「何仰います、美玖ちゃん。しっかりと…ワインソムリエの資格…持っているくせに~~。しかも、26歳でだよ~~。私らより凄~~い。すんごい難しいんでしょ、ワインソムリエって…。」


剛輔、葉月のその声に、

「ぷっ。まぁまぁ…、カッちゃん。」


美玖、

「ま~ね~~。…まっ、でも、紆余曲折がありまして…。私は、ここで満足。」


葉月、

「…ですって~~。剛ちゃん。どする~~???」


剛輔、

「へへ~~ぃ。ありがたき、しあわせ~~。」


翔、そんな剛輔の顔に、

「かかかかか。」


自分のスマホを見ながら葉月、

「…と~~。ところで、ナツ…、例の話…、どうなったんだろ…???」


翔、

「ふん。気になるよな~~。」








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