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魔法使い?になりたくて

魔法というものは、いろんな小説、漫画、アニメに登場します。

精霊魔法、白魔法、暗黒魔法などなど多岐にわたり、設定もいろいろ。

精霊や悪魔など、未知の存在とコンタクトして力を発揮するという形が多い気がします。


未知の存在との接触と未知の力の獲得


いろんな物語で語られるということは、それが人類の昔からの夢…ということなのでしょう

さて、各種問題の解決にある程度の目途がついたら、今度は俺が暇になってきた。

なんと言ってもメーダ達が有能だし、乗組員も獣人はじめ、みんな勤勉だから、下手に口を出したら怒られそうだし。


で、始めたのが魔法の訓練。

獣人には魔法を使えるものがいないので、魔法を使える者の数が少ない。

艦の運用には今のところ問題はないが、将来の拠点や新造艦作りのことを考えるとまだまだ足りないのだ。

指導はメーダの助手兼自分の給仕であるカーツにお願いすることにした。


まぁ、魔物などいないので訓練をどうするかが問題だった。

いろいろ話し合った結果、魔法訓練として闘魚のと殺やスライムの間引きを行うことにした。


さて、そもそも魔法というのは何なのか?


「まだまだ分かってないことが多いんじゃがの」


カーツの説明によると、精霊との契約の後、精霊語で対話、説明をし、精霊の力によってさまざまな事象を起こしてもらう。それが魔法だそうだ。


魔法陣もある。

魔法陣は精霊語の標識と思えばいい。それに沿って精霊は魔法を出す。


術者のレベルが上がり、魔法力(これは未解明の力)が強くなり、精霊も強い上級精霊になると無詠唱でも魔法が使えるようになる。

簡単に言うと精霊と術者が以心伝心で魔法を使えるようになったということだ。 


さて、魔法初心者の自分には無詠唱はまだ無理だ。


で、考えたのが「印」である。

印を結ぶことを魔法の合図として精霊に理解してもらった。(やってくれたのはカーツだが。)

忍者の使うような手先だけの印を考えていたのだが、精霊たちに分かりにくいということで却下された。


印を組みわせることにより呪文を省略できるようになった。

結果、魔法発動は格段に速くなった。

脳波が強く、精霊との対話力が強い俺は掛け声はナシで大丈夫だったが、他のみんなはそうもいかず…。


「ファイヤーボ~~ル!」

「サンッッダ~~ブレェ~~ク!」

「エクスプロ~~~ジョン!」


掛け声+ダイナミックなポーズ(印)! まるで魔法少女か仮〇ラ〇ダーだ。


魔法練習場は、毎日ヒーローショーのようなポーズを決める魔法使いたちの声が響き渡る。


「で、なんでみんなコスチュームまで決めてるんだ?」


ドヤ顔でポーズを決めながら


「知りたいですか?ならば、答えましょう!」

「あ、やっぱいいです。」


いや、ポーズ決められても聞かないから。もうお腹いっぱいです!


今はドラゴン族とキツネ族だけだが、今後獣人の解呪が進んで魔法が使えるようになってきたら…。

艦内が日〇橋フェスタみたいになりそうでこわいな…。


さて、獣人の身体能力の高さだが、魔法力が影響していることが分かった。


「魔法力が身体機能に作用して強力な力を出しているようです。」


そうなると、下手に今獣人の魔法を封じているものを解くと、彼らの体に悪い影響が出ないだろうか?


「特に問題はありませんわ。」


治癒魔法のように魔法が身体に作用するものも多いので、封印が解かれても大きな影響はなく、あっても魔法制御を少し学べば問題ないだろうとのことだ。


「すでに封印の解呪法は見つけております。」


なんか、うれしそうだ。魔法運用の負担が減るためかと思ったが…解呪後に始まった訓練にはドラゴン娘たちも参加しだしたのだが…


「だめ!指先までしっかり伸ばして!」

「魔法陣の展開が遅い…」

「そんなことでは、レン〇ャースーツは着られませんわよ」

「気合いが足りない!もっと声を出して!」


どう見ても、彼女たちの趣味(スポコン)の世界である。


よく見ると、訓練に使っている農場の照明(人口太陽風にしている)がいつの間にか夕日になっている。

さらに、農場の人工湖のほとりは砂地に…。なんと人工の波まで!


で、みんなで夕日に向かって走っている。


何やってんだよオマエらは!



いよいよ地球に近づいてきた。


地球に降下、潜入し拠点を制作するのは容易い。

しかし、整形済みのメーダたちや魔法で姿を変えられるドラゴン娘やカーツはとにかく、獣人たちやサーカ、トークォの人はそのまま地球に入るのはまずい。


たとえ魔法による変装術を使っても本人が魔法に熟達していない以上、不測の事態に対応できないから。


とりあえずは月かどこかの小惑星に拠点を作ってそこに居住させるしかない。


早くから艦内で農場等の各種施設を作ったのは人工的な疑似自然の環境下でも俺たちや獣人やストレスなく暮らせるかを早めに確かめておく必要があったからだ。


どこに拠点を作るにしても物資がいる。

小惑星などから自分たちで調達してもいいが、時間がかかりすぎる。

商人から加工された物資を買うにしても金が要る。

まぁ、金がないし、サーカから遠く離れている以上、自分たちで小惑星などから物資を調達するしかない。


「燃料となる水素やメタンなどのガス、資源となる小惑星が多い宙域に拠点を作る!」

いよいよ太陽系に帰還した矢上たち。

自分たちの拠点を建設することになった。

まだまだ少ないクルーたちでどのような拠点を作っていくのか?


次回「拠点を作ろう」


お楽しみに!

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