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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第10章 ー神ノ夢見物語 劇場版ー
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視点R 初夢

(ごめんね・・・)


 僕は消えゆくトナカイのツクモを見ながらそう言った。


(ハッ!)


 そこで目が覚めた。なんとも嫌な初夢だ。


「潔君・・・」


 あの日のことは今でもくっきりと覚えている。僕は1つの命をこの手で奪ってしまった。仕方ない、とはいえ罪悪感は決して拭えない。


(もう朝か、うん?)


 朦朧とした意識が違和感によってすぐハッキリとする。

  

「ここ、どこだ?」


 見慣れない天井だ。畳の上でごろ寝していたことになるが、そもそも僕が住んでいるデパートには畳の部屋なんてない。確か昨日は近くの神社に初詣に行って、その後は普通に帰って寝ただけだ。あたりを見回す。壁にくっついている机。全身が映るほど大きな鏡。


(なんか待合室みたいな?)


 用意されていた(?)靴を履き部屋の扉を開ける。そっと顔を覗くと長い無機質な廊下だった。


(この建物、かなり大きいな・・・)


 その時だった。


「あ!いたー!」


 どこかで聞いたことがある大声が聞こえた。振り向くとそこにはこちらに向かって走ってくる風也君の姿があった。朝からハイテンションだな・・・。


「どこにいってたの、林堂くん!みんな探してたよ!」


 ゑ?林堂くん?誰の事?みんなって?ていうかこの人ホントに風也君なの?


「ほら速く、本番までもう1分切ってるから!」


 こうして僕は風也君(?)から「林堂くん」と呼ばれ引っ張られながら部屋を後にした。

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