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神ノ夢見物語 日木ノ国編  作者: カイトーチ
第9章 ーオクレンボウ編-
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視点R 張リ込ミ、ソノ2

 ちなみに何故僕たちが戸中宅に行くかというと、先生に頼まれたからだ。最近電話が通じないらしく、化け物騒動の連絡ができていないらしい。まあ、こんなに連日被害者が出ればそんな連絡しなくても知ってると思うが。

 結局何の成果も得られないまま夜になった。昨日と同じく街をパトロールする。案の定、とは言いたくないが悲鳴が聞こえる。


(言っとくが今回の件、俺はもう戦いたくねえ。)

(え、なんで?)

(あいつは弱すぎる。弱いヤツとは戦いたくない。お前が倒せ。)

(ええ・・・)


 夕方の時の裏さんとの会話を思い出す。今回は独りで戦え、と。この辺は流石に抵抗できない。裏さんのことはまだ周りは疑いの目で見られている感じがある。


 今回は距離が近い。瞬間移動を使わずとも直ぐに追いつく。白い斧ですかさず攻撃する。相手はかなり弱い。攻撃は直ぐに通る。しかし逃げ足は速くツクモは戦わずして遠ざかろうとする。


「待て!」


 僕は迷わずツクモに抱きつき逃さまいとする。ツクモがもがく中で斧を投げてしまう。力が強く振り払われてしまうが、咄嗟に拳でツクモを殴る。一発、二発。ツクモは次第に弱まっていく。


(よし、このまま・・・)


 白い斧は投げてしまい遠くにあるため、今度は黒い斧を取り出す。今回は比較的楽だった・・・。トドメを刺そうとしたそのとき、あるものが目に入る。


(え?)


 ツクモの右前足に、昼に男の子にあげたはずのマフラーが巻かれていた。

 振り下ろそうとした斧が止まってしまった。

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