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21 元アギでしょ どう?

「タァーレル、サスケイ、それとヴェルファーかな」

 サリが、キャンティを取り巻く男たちの名を挙げた。

「へえ」


 聞いたところで、話が弾むほどでもない。

 それでも話題が繋がったことに、チョットマはホッとした。

 それに、三人とも知らない男ではない。


「タァーレルやサスケイはまだしも、ヴェルファーねえ」



 彼らの風貌を思い浮かべてみる。

 ヴェルファーはイコマと同じように、元はアギ。

 パリサイドの身体を経て、誰かの身体を手に入れた男。

 本来の顔は誰も知らないが、今は髭もじゃらの巨漢で大酒飲み。ヘルシードの常連だ。


 対してサスケイは、優雅な身のこなしで食料局に通勤していく姿を何度か見かけている。

 こちらはパリサイドで、美男の部類に入るだろう。



「ヴェルファーって、元アギでしょ。どう?」


 もはや、アギもマトもない、誰もがユーペリオンの市民だということにはなっている。

 しかし、元アギというのはなかなか厄介な人物が多いことは誰もが感じていること。

 チョットマも例外ではない。


「どうって?」

「お店で、楽しく飲んでる?」

「まあねえ」


 言葉を濁すところを見ると、難しいことを言っては、周りの人を困惑させているのだろう。アギにありがちなこと。

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