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メニュー10 メープルか、それとも蜂蜜か



 ホットケーキ♪ ホットケーキ♬


 ホカホカフワフワ美味しいあなた♪


 黄色くま~るいお肌にたっぷり蜂蜜つける?


 それともキラキラ、キラキラ輝くメープルシロップ?


 アナタはどっち♪




*決して頭が湧いたわけではありません。

 本編に関係(……多分)あります!






 ホカホカ出来立てのホットケーキの周りには色とりどりの数多の果物達。その果物も切ったものをそのまま出すのではなく、果物の原形を留めたままでソースのようになっていたり、コンポートにしたもの、食べやすいように葡萄などはすでに皮が剥かれていた。


 お好みでということなのかメープルと蜂蜜の入った陶器も用意されている。



 …………素晴らしい!!



 内心興奮しながらも、実来の一部は冷静であった。



(即ち、先にメープルから食べるか蜂蜜で食べるかということ!!!)



 アホな部分で冷静に考えている実来である。

 好きに食べろや。


 出来立てホヤホヤの内に頬張りたい。しかし……だとすると先にどっちをつけて食べるべきか?



(ここはメープル………いや、いやいや。やっぱり蜂蜜………。でもでもぉ!! はっ!? いっそ両方で……ってバカバカ!! そんなのただ単に味が混じるだけじゃない! 出来立ての内に決めなくては!!)



 しばらく悩んでいた実来はクワッと目を見開いて決意した! ………何処からか吹き出した音が聞こえた気がしたが気のせいだろう。



 フォークとナイフを掴みホットケーキにナイフを入れた!


 ふんわりとした弾力とフワッと香るバニラエッセンスの仄かな甘さ。出てきた断面はきめ細やかであり確かな存在感を発していた。



 メープルか、蜂蜜か?

 答は………これだ!!!!




 実来が選んだ結論はラズベリーで作ったソース!!




 それはホットケーキに供えてあるラズベリーであった。


 カウンターの下で笑いを堪えている店員の姿があったそうだが………それに気付く人は残念ながらいなかった………。



 モフモフモグモグモフモフモグモグモフモフモグモグモフモフモグモグ…………うむ、美味♡






●○●○●○●○






 意気揚々と出て行く実来の姿を、それまでに何とか回復した宮部は笑顔で見送っていたのだが……。



(おや……?)



 実来の背後に忍び寄る陰が目に入った瞬間、その顔から優しい雰囲気は水が流れるように引いていった。



(──ようやく動いたと思ったら彼女に手を出すつもりですか。いやはや良い根性です。私も友人・・の妹に手を出されるのは大変不愉快。………いいでしょう。精一杯おもてなしして差し上げますよ………)



 ふっと浮かび上がったのは──────獲物を見つけた獣の如く、鋭く、爛々と輝くひじょーに物騒極まりない。そんな笑顔であった。












ホットケーキ美味しいですよね~~。

皆さんはホットケーキに浸けるソース(? ソースって表現でいいのか?)は何ですかね?


ちなみに丹下はバターとメープル!!


マーガリンは駄目です。バターでないと!!

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