【日常の42】夏バテ
疲れた。
「おつかれ。」
疲れたよう。
「わかったから。」
◇
先週は川の現場があってね。
「川の現場。」
暑いし薮が凄いしで、大変だったんですよ。
「お疲れ。」
この薮がまた棘だらけで。
「うわ。」
作業着がね、薮を掻き分けるときにつく草の汁と、棘が刺さった時の血と、あと地面に座り込んだ時に付く土ですごい汚れ方をしてしまって、これが洗っても落ちないもんだから、もう着られない状態に。
「ちなみに、着られるかどうかの判断基準とかあるの?」
それ着て新幹線に乗れるかどうか。
「なんて分かりやすいの(笑)。」
で、服だけじゃなくて人間の方もダメージを負ってしまって。
「それで夏バテなのね。」
そう。夏バテかも知れないなと。
◇
というわけで、今日のテーマは夏バテです。
「夏バテかー。私はあんまり経験ないわね。」
そうなんだ。グラナダとか暑そうだけど?
「あそこは日陰に入れば涼しいのよ。あと陽が落ちれば涼しくなるから、日本みたいに逃げ場なし、みたいな感じにはなりにくいのよ。」
いいなー。
「でも、私も最近の日本の暑さにはびっくりしてるけど。」
それな。私も夏には強い方だったんだけど、最近の暑さはちょっときついなー。
「ちゃんと食べてる?」
食べてる食べてる。取り敢えず今はトマトとピーマンが生命線かな。
「野菜大事よね。あとゴーヤとか。」
そう言えばゴーヤ最近食べてないな。
「今日食べちゃえ。」
そうする。
◇
「ショウキ的には何か定番の夏バテ対策食とかないの?」
味噌炒めかなー。とにかく何でもいいから夏野菜と鶏ももの細切れを麦味噌で炒める。
「あ、私も一度食べたやつね。あの時はナスとピーマンだったっけ。」
それな。蜂の子ご飯と食べたやつ。
「蜂の子はまだ早いか。」
あれは11月だね。またヘボ祭りに行って買わなきゃね。蜂の子。
「近所のスーパーでは売ってないもんね。」
それとね、サバ味噌うどん。
「どんなの?」
簡単だよ。茹でて冷水で締めたうどんの上から、サバ味噌の缶詰を汁ごと掛けてほぐして混ぜるだけ。
「すごい簡単。でも美味しそう。」
蕎麦でもいけるよ。
「いい事聞いた。それやってみるわ。」
あとはあれだね、車で涼しい所まで出掛ける。
「避暑だ。上流階級みたい。」
いや別荘とかないから。ても出掛けるだけなら庶民でも出来るでしょ。
「因みに関東で一番涼しいのってどの辺?」
日光戦場ヶ原。
「即答ね。あそこかー。」
あそこは標高の割に涼しいよ。
「でも人多そう。」
うん、多いね。みんな考える事は一緒。あと、一旦夏バテしてからだと、行くための気力が残ってなかったりして。
「それはそうかも。予防的に行くしかないぞと。」
そんな感じかな。
「今のショウキ的にはちょっと手遅れかな。」
…………。
◇
そんな訳で、最近連載ものの更新が滞ってるんですよ。
「言い訳だね。」
う。
「まあでも、『あてどない植物記』はなんとか更新したじゃない。」
ヒツジグサの話ね。
「あれ涼しそうで良かったわ。で、他は?」
滞ってる。でも、あれが2話程書けた。
「あれって?」
ベルタ・ベンツの話。
「あれかー!でも『秋の文芸展』用だから、投稿するのはまだ先ね。」
そだね。
「他も頑張って何とか更新して。」
うん。
「特に『オカマバー〜』。私、撃たれたまんま放置されてて気持ち悪いんだけど。」
あれね。いまストーリーの詳細を検討してる所。次が割と大事な話になるから。
「ちゃんと書いてよ。あのままエタるのだけは勘弁してね。」
……鋭意努力します。
◇
「じゃあ。」
じゃあ?
「今日の所はこの辺で勘弁してあげるわ。」
はいはい。
「夏バテ中だしね。」
…………。
ではまた。
「またね。」




