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一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー  作者: 蘭鍾馗


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39/39

【日常の38】リサイクル

「ちょっと。」


 何?

「大丈夫なの?」

 何が?

「また連載増えてきてるわよ。」

 ほんとだ。

「……他人事かよ。」


 ◇


「数えてみようか、今連載中のやつ。」


①あてどない植物記

②一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー

③だるまさんは転ばない 〜蜜柑山 博のリトプス1施工日誌〜

④黒部川殺人事件 ー白い花がそれを見ていたー

⑤オカマバー「アコーリス」の事件簿(1)おかえり、カイラ


 

 5つかー。

「あ、もう一つあったわ。」


⑥レオノーラの聲


 うわあ。

「うわあ、じゃないわよ。全部で6つ。これ本当に全部回せるの?」

 ……前向きに努力します。

「ていうか、既にひとつ回せてないけどね。」

 ………。


 ◇


「それにしても、ショウキはリサイクル多いよね。」

 リサイクルって何の?

「キャラクターの。」

 あー。

「数えてみようか、リサイクルしたキャラ。」


 ・ダンタリオン(8作品)

 ・蜜柑山 博(4作品)

 ・宮本 雄一郎(2作品)


 ばばさま8作品も使い回してたかー。

「こき使われてるよねー。」

 ジャンルも幅広いなー。

「歴史もの3つ、SF2つ、推理2つ、それとエッセイ1つ。」

 訳わかんないね(笑)。


「ミッキーこと蜜柑山技師も結構こき使われてるよね。」

 童話1つ、SF3つ。

「童話とSFに出演って、どう言うキャラなの(笑)。」

 しかも童話が初出(笑)。

「『ひろしのだるまさん魔改造記』ね。」


「宮本さんはちょっと説明必要よね。」

 そう、彼はじつは『丹沢の紫蘇屋敷』の主人公の『僕』と同一人物なんだよね。

「なんかリサイクルしすぎじゃない?」

 うん。

「認めるんかい。」


 ◇


 キャラクターの使い回しと言うよりは、話が繋がってる関係で出て来るんだよね。

「パターンとしてはそうね。」

 で、ダンタリオンの場合、不老不死設定だから、結果的に色んな物語に顔を出しちゃう。

「アルハンブラ宮殿から飛び去って、そのまま行方不明でも良かったんじゃない?」

 それはそう。でも一度使って出番が終わったキャラって、その後どうなったのか気になるじゃない?

「でもさ、そこでさらっと終わりにするから物語の余韻を生むんじゃない?」

 それもそう。でも、よく出来たキャラはまた登場させたくなるんですよ。

「私、良くできてたの?」

 まあまあ。

「まあまあかい。」

 でも、お陰で作品の世界はだいぶ膨らんだかな。


 ◇


「ところでショウキ、今日はお茶しか飲まないのね。ハイカカオチョコレート食べないんだ。」

 実は明日、大腸の内視鏡検査なんですよ。手術後1年経過の節目の検査。チョコレートはダメなんだよ。

「そうなんだ。じゃあ、次回は『経過報告』ね。」

 そうだね。


 ではまた。


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