【日常の28】経過報告5 薬、減りませんでした。
「減らなかったんだ、薬。」
うん。
「残念。」
まあでも、心臓も大腸がんも、診察結果は『うん、大丈夫ですね』でお終いだったから。
「そっか。」
肝臓も問題なし。
「じゃ、前回のあれはやっぱ正月の飲みすぎが良くなかったんだ。」
あと、餅もじゃないかな。
「餅も?」
あれ血糖値が上がるスピード速いんだって。
「そうなんだ。おいしいのにね。」
おいしいから余計危険。
◇
で、次が7月で、いよいよ術後1年の節目の検査。
「節目の。」
内視鏡検査とCTがある。
「大一番ね。千秋楽はまだ遠いけど。」
で、次の内視鏡検査で使う一升下剤とかも、早くも出されてしまった。
「一升下剤(笑)」
今この場で命名しました(笑)。
「でもさ、今まだ4月よね。」
早いと思うんだけど、でもまあ次の診察の時に使うわけだから。
「渡すチャンスは実は今日しかないと。」
そういうこと。
「ショウキ。」
何?
「今日出た薬失くすなよ。」
うん。
「ちょっと心配なんだけど。」
…………。
◇
あとね、車もこの間車検通した。
「手放さなかったんだ。」
うん、もうちょっと頑張ってみようかなと思って。
「そっか。」
あれ手放すと、旅行とか行かなくなりそうな気がするし。
「引きこもりになっちゃう?」
そこまではいかないと思うけど、でも絶対そうならない自信もちょっとないかな。
「引きこもったらボケるからね。」
うん、多分ボケるね。
「ボケんなよ。」
このエッセイではボケ役だけどね。
「車もボケ防止に役立ちそうなやつだしね。」
MTだし、低速弱いから丁寧に扱わないといけないし。
「最近の車に比べると、やっぱ扱いづらい?」
慣れればどうということはないけど、でも、この間ディーラーで整備待ちの時間に試乗させてもらったやつは、MTだけどすごく扱いやすかった。
「やっぱ最近のは違うんだ。」
なんていうか、自転車みたいだった。
「………よくわかんないけど、余計なこと考えずに乗れた、ってことね。」
そういうことです。
◇
「ところでさ。」
何?
「小説はまだ書けないの?」
((((;゜Д゜))))
「そっか。」
エッセイならこうやって書けるのにね。
「ほんとよ。ベルタの話とか楽しみにしてるのに。」
もうしばらくお待ち下さい。
「あと、あれね。」
何?
「レオノーラ。」
(◎_◎;)
「宿題たまってるからね。」
うん。
「まあ、今日のところはこれくらいで勘弁してあげるわ。」
へいへい。
「じゃ、またね。」
またね。




