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一丁目のほとり ー悪魔との対話形式による日常記ー  作者: 蘭鍾馗


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【日常の27】書けないPART2

「山〇百恵か!」


 いやネタ古くてわかんない人沢山いるから。

「そうね。てゆうかネタ振ったのショウキだし。」


 ◇


 なんか、また書けなくなっちゃった。


「またかよ。どうせそのうちすぐに『書けた』とか言い出すんでしょ?」

 かも知れないけど。

「てことは、ベルタの話もレオノーラの続きも進んでないのね。」

 進んでないのよ。

「でもなんかエッセイは書きはじめたじゃない。」

 あれね。『現場の昼飯時、近寄ってくる動物達』。

「それな。あの奈良公園のシカの話、結構可笑しかったけど?」

 あれ、ほぼ脚色なしだよ。

「そのネタ小説にして書けば良かったのよ。」

 無茶いわんといて。


 ◇


「ショウキの作品って、なんかエッセイ優位だよね。」


 何それ?

「例えば評価点。エッセイで一番もらったの何点だっけ?」

 212。『フランスパンに明日はない』だね。あれはびっくりした。

「小説では?」

『Vermilion noon,indigo sunset 火星コロニー『リトプス1』の日常』の114。

「ダブルスコア近いじゃん。」

 ダブルスコアとかゆーなあれすごい嬉しかったんだぞ。

「それじゃアクセス数は?」

 一番は『あてどない植物記』で、11,413PV。

「小説では?」

『Vermilion noon,indigo sunset 火星コロニー『リトプス1』の日常』の6,187PV。

「……ダブルスコア近いじゃん。」

 ……うん。


「……なんかごめん。でもさ、なんてゆうか、ショウキの場合の問題はね……。」

 問題は?

「ショウキの実体験の方が、ショウキが書く小説のストーリーより面白いってことなのよ。」




             ((((;゜Д゜)))))))



「ショックなんかい!」

 うん。

「だってさ、『還暦厄災記』とかそうでしょ?」

 あれ、ほぼ脚色ナシなんだけど。

「『いっそオーバーホールしたい~』も。」

 あれも入院前後の出来事を淡々と書いただけ。

「それであれだけ面白いなんて、ショウキ何か持ってるわよ。」

 うわーうれしくないなーそれ。

「まあ、ショウキの小説がつまらないまでは言わないけどさ。」

 けどさ?

「今の所ショウキの実体験の方が小説を上回ってるわね。」

 …………。


 ◇


「まあでも、ショウキの小説も面白いわよ。」

 ここまで落としといてから持ち上げるの大変だそ。

「ひねくれた言い方しないの(笑)。リトプス1もヘボもちゃんと面白かったわよ。」

 ………そう。

「だからさ、そのうち降りて来るわよ。」

 何が?

「何だろ?何かが。」

 まあ、そういうことにしときますか。

「ショウキ、書ける時はぺらっと書いちゃうからねえ。」

 ぺらっとかい。

「すぐまた書けるようになるって。」

 本当かなー。


 ◇


「じゃ、今日はこの辺で。」

 この辺で勘弁してください。

「へこむなー!」



 ではまた。

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― 新着の感想 ―
書けない時ってありますよね……。でも、これだけネタにできる?体験をされているということは、すごく魅力的な登場人物もすぐに出来上がりそうです♪ ただ、現実は小説より奇なり……なんですよね。 事実を抑えな…
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