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それでも、関わる

作者:あめとおと
最新エピソード掲載日:2026/02/11
名前を呼ばれた瞬間、
人は「役割」を背負わされる。

主人公は、
怪異が“見えてしまう”人間だった。
そして同時に、
誰かに頼られ、
誰かを救う位置に
立たされやすい人間でもある。

助ければ、感謝される。
応えれば、期待される。
それは善意であり、
同時に――逃げ場を奪う呪いでもあった。

怪異は問いかけてくる。
世界は状況を用意してくる。
「それでも、お前がやるんだろう?」

主人公は逃げる。
距離を取る。
見届けるだけで済ませようとする。
だが、逃げきれたと思ったその瞬間こそが、
いちばん危ない。

救えたと思ってしまう。
役割を終えたと、勘違いしてしまう。

第三章までで描かれるのは、
怪異との戦いではない。
世界を変える物語でもない。

――自分を、
“使われる人”にしないための、
小さくて、静かな抵抗。

名前を呼ばれないまま、
立っていられるかどうか。
この物語は、
そこから始まる。
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