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第二話 告白
ここは、とある地方に建立する公立高等学校。刻は放課後、ごく普通の黒髪短髪の17才男子高校生と、ポニーテールの髪型をした、同じ歳の女子高校生が、夕日差し込む屋上で、少し距離を取り、向かい合うように立っていました。
頬を染め、秘めた想いを打ち明けられず、沈黙し合うふたり⋯⋯。
1分が、10分にも1時間にも感じた事でしょう⋯⋯。
静寂流れる中、自分の胸に右手を当て、先に切り出したのは男子高校生は、でした。
「あのっ! ずっと前から、あなたの事が好きでした!!」
一世一代の告白⋯⋯。それを聞いた女子高校生は口に両手を添え、驚き、しかし嬉しさが入り混じったような「えっ!?」という声を出します。
なぜなら、女子高校生は震えた声で「実は、私もあなたの事がす⋯⋯好きだったの!!」と返したからです。
相思相愛だったと知ったふたりは、嬉しさのあまり抱き合うのでした⋯⋯やがて⋯⋯
ふたりは、我にかえったように抱き合うのをやめると、すっと離れ、最初にいた位置に戻っていくではないですか。
そして、元いた位置に戻ったふたりは、再びお互いに向かい合うと「良し、練習終わり」「次、告白本番ね!」と言い出したのです。
それを、はたから一部始終見ていたオタクくんな男子高校生は一言、こう言うのでした。
「なにあれ⋯⋯?」




