4.オドロキダヨリから
「それでは。」
校長は教卓の上へ置かれた冊子を静かに閉じた。
「皆さんにはこれから、自分が興味を持った学科について考えていただきます。」
教室には再び紙をめくる音が広がる。冊子を最初から読み返す者もいれば、一つのページだけをじっと見つめ続ける者もいる。付箋を貼る音があちらこちらから聞こえ、蛍光灯の光だけが机の上を白く照らしていた。
「なお、先ほども言った通り、希望する学科は一つに絞る必要はありません。」
校長は教卓の前をゆっくり歩く。
「少しでも興味を持った学科があれば、遠慮なく付箋を貼ってください。皆さんがどの学科を選んだのかで合否が変わることはありません。」
その言葉に、何人かの肩が僅かに下がる。
「本校は、皆さんの希望だけでなく、適性も含めて総合的に判断します。ですから、気負わず選んでください。」
再び冊子へ視線を落とす。
『心理・精神学科』
『自然・文化保管科』
『幸福設計・探究科』
ページをめくる。
『現実構築科』
指先が止まる。説明文は短い。
《現実そのものを構築・修復・管理するための専門学科。》
管理。
その二文字だけが妙に目へ残る。現実を管理する。現実とは何を指しているのか。世界か、人か、それとも別の何かか。
ページを閉じても、その言葉だけは紙へ残っているようだった。
「気になる学科はありましたか?」
校長の声が教室へ響く。誰へ向けた問いでもない。しかし返事をする者はいなかった。校長はそれ以上求めることなく、小さく笑う。
「それで構いません。」
教卓の上へ一枚の紙を置く。
「本校では、分からないということも一つの答えです。」
その言葉を聞いて、教室の空気がほんの少しだけ柔らかくなる。
「知らないことを知ろうとすること。それが学ぶということですから。」
窓のない教室には時計の秒針だけが規則正しく時を刻んでいた。
校長は腕時計へ一度だけ視線を落とす。
「さて。」
教室の後方で待機していた教員達が前へ並ぶ。
一人、二人、三人。
面接の時に見た顔も混じっている。
「これより皆さんには簡単な適性確認を受けていただきます。」
教室がざわつく。
「難しいことではありません。」
校長は穏やかな笑みを浮かべたまま続ける。
「皆さんが希望した学科について、少しお話を伺うだけです。」
黒髪の女性教員が一歩前へ出る。
「受験番号順にご案内します。」
教室前方の扉が開かれる。その先には細い廊下が続いていた。
「一人数分程度ですので、順番が来るまで席でお待ちください。」
最初の番号が呼ばれる。一人の男子生徒が立ち上がり、小さく礼をして部屋を出て行く。
扉が閉まる。静かになる。また一人。また一人。
番号が進むたび、教室の人数が少しずつ減っていく。
呼ばれた者は皆、冊子だけを持って部屋を出ていった。戻ってくる人はいない。チミナは時計へ目を向ける。十時二十七分。秒針だけが一定の速さで円を描いている。
「ねぇ。」
小さな声。隣を見る。
『049』の女子生徒だった。
「……なに。」
「緊張してる?」
「別に。」
「そっか。」
それだけ言って彼女は前を向く。膝の上で冊子の端を何度も撫でている。
「私はちょっとしてる。」
返事はしない。静かな時間だけが流れる。
廊下の向こうから誰かの足音が近付いてきた。扉が開く。
再び番号が呼ばれる。教室は同じ流れを繰り返していく。誰も騒がない。誰も立ち歩かない。ただ、自分の番号が呼ばれるのを待っている。やがて。
「受験番号197番。」
名前ではなく番号だけが呼ばれる。チミナは冊子を閉じ、椅子を静かに引いた。教室の扉へ向かって歩く。廊下へ出ると、先ほどより空気が少し冷たかった。
白い壁。白い床。等間隔に並ぶ扉。一番奥の部屋の前で、黒髪の女性教員が足を止める。
「どうぞ。」
ノックを二回。
「失礼します。」
扉を開ける。そこは面接室よりずっと狭い部屋だった。
机は一つ。椅子は二脚。窓はなく、白い照明だけが部屋を照らしている。机の向こうには、校長が一人だけ座っていた。
「どうぞ。」
穏やかな笑みは面接の日と変わらない。チミナは静かに椅子へ腰掛けた。机の上には、自分の受験番号が書かれた一枚のファイルが置かれていた。
「改めまして。」
校長はファイルを閉じたまま、小さく会釈をする。
「合格、おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
それだけ答える。部屋は静かだった。
エアコンの送風音だけが天井からゆっくり降りてくる。
校長はすぐに話し始めることはせず、一度だけ机の上へ置かれた冊子へ視線を落とした。
「学科案内はご覧になりましたか。」
「はい。」
「何か気になった学科はありましたか。」
冊子を机へ置く。
「いくつか。」
「差し支えなければ教えていただけますか。」
「心理・精神学科と、幸福設計・探究科です。…あと、現実構築科。」
校長は静かに頷く。
「現実構築科。」
その名前だけを繰り返した。
「珍しいですね。」
「そうなんですか。」
「ええ。」
校長は穏やかに笑う。
「説明文だけを見ると、一番分かりづらい学科ですから。」
沈黙が流れる。机の上に置かれた透明なカードへ照明の光が反射した。
「どうして興味を持ったのですか。」
「管理という言葉が気になりました。」
「なるほど。」
校長は指先で机を一度だけ軽く叩く。
「現実とは何だと思いますか。」
質問は静かだった。責めるようでもなく、試すようでもない。
「分かりません。」
「分からない。」
「はい。」
「では。」
校長は続ける。
「目の前に机があります。」
「はい。」
「それは現実ですか。」
「そう思います。」
「なぜ。」
「触れられるからです。」
「夢の中でも触れられます。」
「そうですね。」
「では、夢と現実の違いは何でしょう。」
チミナは答えない。校長も急かさない。数秒だけ時計の音が部屋を満たした。
「分かりません。」
「それで構いません。」
校長は笑う。
「先ほどもも申し上げましたが、本校では分からないことを否定しません。」
ファイルを開く。そこには面接時の記録が何枚も綴じられていた。
「では質問を変えます。」
ページを一枚めくる。
「あなたは、人は変われると思いますか。」
「思います。」
「何によって。」
「環境です。」
「才能ではなく。」
「環境です。」
即答だった。校長は何も書かない。ただ小さく頷く。
「面白い考え方ですね。」
再びページをめくる。
「あなたは中学校で吹奏楽部の部長を務めていましたね。」
「はい。」
「全国大会でも結果を残している。」
「はい。」
「ですが、推薦は受けなかった。」
「受けませんでした。」
「理由を聞いても。」
「必要なかったので。」
校長は静かに笑う。
「必要なかった。」
「はい。」
「惜しいとは思いませんでしたか。」
「別に。」
答えは短い。部屋の空気は変わらない。校長はファイルを閉じる。
「ありがとうございます。」
それだけ言って椅子へ深く座り直した。
「最後に一つだけ。」
「はい。」
「森桐高校へ入学したら、何をしたいですか。」
質問はそれだけだった。冊子へ目を落とす。表紙には校章だけが印刷されている。
「知りたいです。」
「何を。」
「この学校のことを。」
校長はゆっくり瞬きをした。
「それだけですか。」
「はい。」
「友達を作りたい、とか。」
「特には。」
「部活動は。」
「入ります。」
「恋愛は。」
「考えてません。」
校長は声を立てずに笑う。
「実にあなたらしい。」
その言葉と同時に、机の上へ一枚の白い封筒が置かれた。
封はまだ閉じられている。表には何も書かれていない。
「これは。」
「まだ開けないでください。」
校長は封筒を指先で軽く押す。
「今日、この説明会が終わったあとで開封してください。」
「分かりました。」
封筒を受け取り、鞄へ入れる。厚みはほとんどない。紙が数枚入っているだけのようだった。
「以上です。」
校長は立ち上がる。
「ご協力ありがとうございました。」
チミナも椅子から立ち上がる。一礼する。
「失礼しました。」
扉を開ける。廊下の空気は部屋より少しだけ暖かかった。扉が閉まる音を背中で聞きながら、封筒の角が鞄の中で小さく指先へ当たっていた。
***
「それでは。」
しばらくして校長は教卓の前へ戻り、机の上に置かれていた一枚の書類へ目を落とした。教室には冊子を閉じる音がゆっくりと広がり、それまで続いていた紙をめくる音は自然と止んでいく。誰もがそれぞれのページへ付箋を貼り終えたらしく、机の上には厚い冊子と透明なカードだけが静かに並んでいた。
「皆さん、お疲れ様でした。」
穏やかな声が教室全体へ広がる。
「学科については、本日中に決定していただく必要はありません。本校では、皆さんの希望だけではなく、面接内容、提出書類、適性、そして今後行ういくつかの確認を踏まえた上で所属学科を決定いたします。」
教卓の端に置かれていた小さなリモコンを手に取る。スクリーンへ新しい文字が映し出された。
『入学前適性確認』
「この言葉だけを見ると難しそうに感じるかもしれませんが、ご安心ください。」
校長は微笑んだまま続ける。
「試験ではありません。」
教室の空気が少しだけ緩む。
「皆さんがどういう人なのかを、私たちがもう少し知るための時間です。」
スクリーンには数枚の写真が映し出される。図書館で本を読む生徒。研究棟で実験を行う生徒。体育館で剣道着を着て向かい合う生徒。舞台の上で照明を浴びる生徒。それぞれ違う制服を身に着けていることへ気付く者もいたようで、教室のあちらこちらから小さな声が漏れた。
「制服も違うんだ……。」
「学科ごとかな。」
囁く声はすぐ静まる。
「本校では所属学科によって制服の仕様が異なります。」
スクリーンが切り替わる。男女合わせて十種類以上の制服が横一列へ並んだ。
「もちろん基本デザインは共通です。しかし実習内容に合わせ、生地や装飾、安全性などが細かく調整されています。」
映像は一着ずつ拡大される。胸元の校章、袖口の刺繍、ネクタイやリボンの色。それぞれ微妙に異なっている。
「制服は所属決定後、採寸を行います。」
校長が映像を消すと、再び教室は蛍光灯だけの白い明るさへ戻った。
「さて。」
教卓の横へ控えていた女性教員が前へ出る。手には黒い箱が抱えられていた。箱は決して大きくない。靴箱ほどの大きさしかないにもかかわらず、両腕で抱えなければならないほど重そうだった。
教卓へ置かれる。金属が机へ触れる低い音が響いた。
「それでは。」
校長は教卓の前へ戻り、机の上に置かれていた一枚の書類へ目を落とした。教室には冊子を閉じる音がゆっくりと広がり、それまで続いていた紙をめくる音は自然と止んでいく。誰もがそれぞれのページへ付箋を貼り終えたらしく、机の上には厚い冊子と透明なカードだけが静かに並んでいた。
「皆さん、お疲れ様でした。」
穏やかな声が教室全体へ広がる。
「学科については、本日中に決定していただく必要はありません。本校では、皆さんの希望だけではなく、面接内容、提出書類、適性、そして今後行ういくつかの確認を踏まえた上で所属学科を決定いたします。」
教卓の端に置かれていた小さなリモコンを手に取る。スクリーンへ新しい文字が映し出された。
『入学前適性確認』
「この言葉だけを見ると難しそうに感じるかもしれませんが、ご安心ください。」
校長は微笑んだまま続ける。
「試験ではありません。」
教室の空気が少しだけ緩む。
「皆さんがどういう人なのかを、私たちがもう少し知るための時間です。」
スクリーンには数枚の写真が映し出される。図書館で本を読む生徒。研究棟で実験を行う生徒。体育館で剣道着を着て向かい合う生徒。舞台の上で照明を浴びる生徒。それぞれ違う制服を身に着けていることへ気付く者もいたようで、教室のあちらこちらから小さな声が漏れた。
「制服も違うんだ……。」
「学科ごとかな。」
囁く声はすぐ静まる。
「先日、紹介映像でも少し触れましたが、本校では所属学科によって制服の仕様が異なります。」
スクリーンが切り替わる。男女合わせて十種類以上の制服が横一列へ並んだ。
「もちろん基本デザインは共通です。しかし実習内容に合わせ、生地や装飾、安全性などが細かく調整されています。」
映像は一着ずつ拡大される。胸元の校章、袖口の刺繍、ネクタイやリボンの色。それぞれ微妙に異なっている。
「制服は所属決定後、採寸を行います。」
校長が映像を消すと、再び教室は蛍光灯だけの白い明るさへ戻った。
「さて。」
教卓の横へ控えていた女性教員が前へ出る。
手には黒い箱が抱えられていた。
箱は決して大きくない。靴箱ほどの大きさしかないにもかかわらず、両腕で抱えなければならないほど重そうだった。
教卓へ置かれる。
金属が机へ触れる低い音が響いた。
校長は蓋へ手を掛ける。
ゆっくりと開く。
中には透明な球体が整然と並んでいた。
野球ボールより少し小さい。
ガラスにも水晶にも見える。
照明を受け、淡く白い光を返している。
「こちらは、本校独自の適性確認器具です。」
誰かが息を呑む。
「名前はありません。」
教室の何人かが顔を見合わせた。
「正確には、名前を付ける必要がありませんでした。」
校長は一つだけ球体を取り上げる。
手のひらへ乗せると、それは何も変化を見せない。
「これから皆さんには、この球体へ触れていただきます。」
ざわめきが広がる。
「痛みも危険もありません。」
そう言って校長自身が両手で包み込む。
数秒。
球体は淡く青白く光り始めた。
教室の空気が一瞬だけ止まる。
光はすぐ消えた。
校長は何事もなかったように机へ戻す。
「この器具は、生体反応を確認するだけです。」
誰も口を開かない。
「皆さんが緊張しているのか、落ち着いているのか、それとも眠いのか。」
小さな笑いが起こる。
「その程度の確認しか行いません。」
校長はそう言って微笑むが、教室全体の視線は球体へ集まったままだった。
「順番に前へお越しください。」
最前列の生徒が立ち上がる。
恐る恐る球体へ触れる。
淡い緑色。
三秒ほど光る。
「ありがとうございました。」
次。
黄色。
次。
赤。
次。
白。
色は皆違う。
教室後方からもよく見えた。
番号が一つずつ進んでいく。
教員は光った色を無言で紙へ書き込んでいる。
理由を説明する者はいない。
質問する者もいない。
静かな流れだけが続いていた。
「受験番号197番。」
チミナは席を立つ。
椅子の脚が床を擦る小さな音だけが教室へ残った。
前へ歩く。
教卓の前。
球体は校長の両手の間へ置かれている。
「どうぞ。」
言われるまま右手を伸ばす。
指先が触れる。
冷たい。
ガラスより少し柔らかい感触だった。
教室は静まり返る。
一秒。
二秒。
三秒。
球体は光らない。
誰かが小さく首を傾げる。
教員達も書こうとしたペンを止めていた。
四秒。
五秒。
突然。
球体の中心へ、小さな銀色の光が灯った。
それはこれまで誰の時にも見えなかった色だった。
青でも赤でも緑でもない。
まるで月明かりを閉じ込めたような静かな光。
強く輝くことはない。
しかし消えることもない。
校長は球体を見つめたまま動かなかった。
女性教員も紙へ何も書かない。
部屋の空気だけが、不自然なほど静かだった。
やがて校長が小さく息を吐く。
「……ありがとうございました。」
それだけだった。
チミナは手を離す。
球体は何事もなかったように透明へ戻っていた。
席へ戻る途中、何人かの視線が一瞬だけこちらへ向いたが、すぐ前へ戻る。
番号はそのまま進み始める。
教室では再び赤、青、黄、緑と様々な光が静かに生まれては消えていく。
教卓の上で、先ほどまで銀色に光っていた球体だけが、ほんの僅かに温もりを残しているように見えた。
校長は蓋へ手を掛ける。ゆっくりと開く。
中には透明な球体が整然と並んでいた。野球ボールより少し小さい。ガラスにも水晶にも見える。照明を受け、淡く白い光を返している。
「こちらは、本校独自の適性確認器具です。」
誰かが息を呑む。
「名前はありません。」
教室の何人かが顔を見合わせた。
「正確には、名前を付ける必要がありませんでした。」
校長は一つだけ球体を取り上げる。手のひらへ乗せると、それは何も変化を見せない。
「これから皆さんには、この球体へ触れていただきます。」
ざわめきが広がる。
「痛みも危険もありません。」
そう言って校長自身が両手で包み込む。数秒。球体は淡く青白く光り始めた。教室の空気が一瞬だけ止まる。光はすぐ消えた。校長は何事もなかったように机へ戻す。
「この器具は、生体反応を確認するだけです。」
誰も口を開かない。
「皆さんが緊張しているのか、落ち着いているのか、それとも眠いのか。」
小さな笑いが起こる。
「その程度の確認しか行いません。」
校長はそう言って微笑むが、教室全体の視線は球体へ集まったままだった。
「順番に前へお越しください。」
最前列の生徒が立ち上がる。恐る恐る球体へ触れる。淡い緑色。三秒ほど光る。
「ありがとうございました。」
黄色。
赤。
白。
色は皆違う。教室後方からもよく見えた。
番号が一つずつ進んでいく。教員は光った色を無言で紙へ書き込んでいる。
理由を説明する者はいない。質問する者もいない。静かな流れだけが続いていた。
「受験番号197番。」
チミナは席を立つ。椅子の脚が床を擦る小さな音だけが教室へ残った。前へ歩く。教卓の前。球体は校長の両手の間へ置かれている。
「どうぞ。」
言われるまま右手を伸ばす。指先が触れる。冷たい。ガラスより少し柔らかい感触だった。教室は静まり返る。
一秒。
二秒。
三秒。
球体は光らない。誰かが小さく首を傾げる。教員達も書こうとしたペンを止めていた。
四秒。
五秒。
突然、球体の中心へ、小さな銀色の光が灯った。それはこれまで誰の時にも見えなかった色だった。青でも赤でも緑でもない。まるで月明かりを閉じ込めたような静かな光。強く輝くことはない。しかし消えることもない。
校長は球体を見つめたまま動かなかった。女性教員も紙へ何も書かない。部屋の空気だけが、不自然なほど静かだった。
やがて校長が小さく息を吐く。
「……ありがとうございました。」
それだけだった。チミナは手を離す。球体は何事もなかったように透明へ戻っていた。席へ戻る途中、何人かの視線が一瞬だけこちらへ向いたが、すぐ前へ戻る。番号はそのまま進み始める。
教室では再び赤、青、黄、緑と様々な光が静かに生まれては消えていく。
教卓の上で、先ほどまで銀色に光っていた球体だけが、ほんの僅かに温もりを残しているように見えた。




